感光基板
2022.10.18
昔は、こうやって透明シートにレタリングを貼って、ペンで塗りつぶしていったものだよと・・・・・・(遠い目)


仕事でも'90年代前半までは、手貼りと言って、こうやって作っていました。
但し2倍寸で作図していたものです。
最初は下書きから始まって、青焼き(普通の複写機だと対応できない大きいサイズ)
マイラーシートといって半透明のシートにテープを貼っていって・・・
色鉛筆の赤・青があるじゃないですか。あれで表面・裏面パターンを塗り分けていました。
最終的には原図を作り、基板メーカーへ送るわけです。
基板メーカーでは、その原図を撮影し、縮小してフィルムを作っていました。(今もあるのかな?)
整理整頓してみよう
2022.08.12
昔から、何でもかんでも(面倒だから)ひとつの箱に混ぜ混ぜでブチ込んでいたが、せっかく有るのにまた同じ物を買ってしまったり、存在を把握してないから結局ムダになっていた。

急に思いつき、ごちゃまぜ箱の中身を全部出して整理してみた。種類別に箱をわけてみたところ、思ったより時間かからず、すっきりした。



そもそも、最初から箱を分けておいて、箱に入れる段階で分別できていれば後から片付ける必要はないんだ。それはわかっているのだが・・・・・・
スイッチング電源の自作
2022.07.15


スイッチング電源なんかは自作するものではなく既製品を買うものだという認識です。コスト的にも、性能的にも、安全性とか保証の面でも専門メーカーにはかないません。
もちろん電源を設計製作するのが目的ではなく、本来作らなければならない物を作る事がメインなので電源は脇役のようなものです。(でも電気なければただの箱だから、電源は主役とか心臓部とも言える)

以前、一応勉強という事で作ってみたものがあります。(→写真)

USB端子付きでスマホの充電にも使えるようにしました。

だけど一発でまともに動くようにはならず、ここがアナログの面白いところ(苦労するところ)でしょう。

デジタルだったら、動くか動かないかしかないけれど、アナログは「いまいち不安定」、「微妙」な場合があります。

通電してテストを始めた当初は全く動きませんでした。巻線の方向を間違えただけでもダメなのです。非常に重要で、動作に関係があるからです。

巻線のつなぎ方を直したら、動作し始めました。しかし、なんか変です。電圧がふらふらしました。

とてもこんな物をスマホの充電には使えません。吹っ飛ぶかもしれません。おそろしくて接続していませんがね。

とにかく最初は、こんな調子でした。
広大過ぎる64メガバイト
2022.07.05
90年代前半に64メガバイトといったら、なんというか、地平線が見えるような広大さだった。

当時いた某社で、自社製品の64メガバイトメモリボードのテストをしている部署があった。VMEボード(B5サイズぐらい)にDRAMがギッシリ載っていた。とんでもないシロモノだ。何に使うんだろうと思った。

近くで見ていたら、担当者が「お前絶対さわるなよ」

釘をさされた。

どんだけ時間がかかるんだろう。メモリテストは・・・・・・気が遠くなりそうだ。
一日以上かかるんだって。

メモリテストってのは意外と難しい。
えっ簡単でしょう。データを書いて読めば。

じつはそんなに簡単ではない。

たとえば、アドレスが変化しない状態でも(ショート・断線などで)、書いて読めばデータが一致する。

色々細かい話は省略するが、意外と難しく、そのために様々な手法が考えられている。マーチングパターンテストとか。

それはともかく・・・何となくキーを押してみたくなった。いや、たぶん、何かの時にあたってしまったんだろうな。意図せず。大事なことなのでもう一度言います。意図せず。

何かエラーが出て止まった。たぶんメモリエラーでしょう。たぶん。

手があたってしまったんですよ。

何もしてないですよ。

(ひどく怒られました)
MC68000
2022.07.05
高校生の頃、ゲームセンターの機械やX68000が話題になり、MC68000への関心が高まっていた。これを2個だか3個だか積んで動かしてる「スゲエ」とか言うわけ。

こんな田舎の古本屋に、なぜかPC関係の技術書が充実していた。
その中に「MC68000ユーザーズマニュアル」を見つけた。当時はX68000どころかMZとMSXしか持ってなかったが、なんとなく将来必要になると思ったので、その本を買った。

まさか後年、もう1冊手に入れるとは思わなかっただろう。

初めてMC68000に触れたのは就職後。1992年だった。

この写真の通りの基板ではないが、こんなボードを使って初めてプログラムを作った。実際にはMC68020だったと思う。


モニタープログラムが有り、機能的にはだいたい昔のマイコンのモニタと同じ。プログラムのアップロード、ダウンロードもできた。
別のPCでアセンブルしたHEXファイルを、RS-232C経由でボードのRAM空間へ送り込んで実行していた。(最初は何も知らなくて、ROMに毎回書いたり消したり繰り返していた)

それまで知っていたCPUは主にZ80のみ。はじめてのMC68000のアセンブラは・・・自由すぎてかえって使いにくい(ぜいたくな悩み)。
どうしてもZ80の癖か、特定のレジスタを偏って使ってしまった。Z80だったらアキュムレータを中心にして転送するが、MC68000は任意に指定できた。

上司はいわゆるオタクで、何か聞きにいくと話が5分では終わらない。そのわりに、結局なんだっけ?と、わかったようなわからなかったような気分になった。聞くだけ無駄というのだけはわかった。

その上司が書いたプログラムのプリントアウトがゴミ箱に突っ込んであったので、それを拾ってきて、実際の作り方のお手本にした。手取り足取り教えてくれる人はいなかった。「見て盗め」とか本当に言われたぐらい。

これで最初の仕事は製品検査用のプログラムを作れ、と。

メモリボードのテストをするもので、最終的にはROMに焼いて検査部門へ渡す。

そのメモリのマニュアルは英文しかなく、辞書をめくりながら解読するのが非常に大変だった。よくわからないから、たぶんこうだろうと思って実際に動かしてみて、やはりそうなんだと確かめながら進めた。

特殊なメモリで、いまでは誰も知らないだろうがCAMというもの。MACアドレスを高速で検索する為に使うのだそうだ。
そのボードの設計も初めての仕事の一つだった。

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