ラムネ
2025.12.14
今のラムネはキャップ部分が取り外しできるものがあって、玉が取り出せるようだけど、
昔はガラス瓶の中に入っていて、割らない限りは取り出せなかった。

同級生はビー玉ほしさに、自宅のそばの側溝に瓶を投げ込んで割っていたから、そこはガラスの破片だらけになっていた。
いつも店のおばさんに「空き瓶かえしにきなさいよ!」って言われていたのに。

同級生は、そのビー玉で遊んでいた。地面に小さな穴を掘ったりして、そこでビー玉をはじいて時には数名で遊んでいた。
はっきり言って私はその面白さが全然わからず、参加したことは一度もない。何が面白いのか、そこにどんな楽しみを見いだせたのだろうかと。

子どもの頃は手が小さいし、力がないから、ラムネをあけるのは難しかった。
ツルッと滑って瓶を倒したりひっくり返したり、こぼしたりして、ろくなことがなかった。

そうやって悪戦苦闘して瓶を動かすから、開けた時に吹き出してしまう。(その分、損した)

大人は何の造作もなく、ポンと叩いて開けていた。
飲み口を包んでいるビニールをとらないで、そのまま叩けばキャップが逃げにくいと言われていた。
そんなこと、あとから言われたって・・・もう破っちゃったよ。

飲み方も面倒で、方向が決まっている。
玉が中の突起にひっかかるようにしないとうまく飲めないよって大人に言われて、メンドクサーと思っていた。

パチンコ台(手動)
2025.12.14
我々はその店を、おもちゃ屋とか言っていたような記憶。

今でも建物は有るけど空き家みたい。シャッターだけ。

ガラスのショーウィンドウ、というほど格好良くはないが見えているところにはプラモが陳列されていた。
直射日光にさらされ、箱の印刷が色褪せていた。

子どもの遊びに必要なものはほとんど置いてあったと思う。
虫取りの網とか、虫かごとか。ボールとかオモチャ。

そこに手動式のパチンコ台が有り、幼い頃、祖母に連れられてそれで遊んだことがある。

何か景品が出たのかどうか知らないけど、パチンコ玉をもらってきて手元にあった記憶だけ。
レイメイとか刻印があったことだけ覚えている。

そもそもパチンコのことは当然何も知らなくて、
玉をはじくのはわかったけど、あの一番下の穴に入れば良いのかな、ぐらいの認識だった。

ホントに、なんにも知りませんでした。

あと覚えているのは、
翌日に学校の行事で、川の近くに行くので虫取り網を準備してこいという話だったのに、
ダラダラして昼間に買いに行ききれず、夜になってから「どうしよう」となり、
無理を言って夜に店をあけてもらい、なんで昼間に言わないんだとか親父に怒鳴られながら網を買って帰ったこと。

これははっきり覚えてないけど、虫取り網をもってこいという話ではなかったような? 何か聞き違いをしていたかも。
なんか今でもモヤモヤして、こんなつまらない事ばかり覚えているものです。
新幹線ゲーム
2025.12.14
新幹線ゲーム

駄菓子屋の片隅にあった。
それとデパートの屋上のゲームコーナーにも。

結局、一度も最後まで到達したことがない。

何十年越しにようやく最後まで到達できたのはWeb上で遊べるやつ。
わりと最近の事です。

要領ってやつを掴むのが全然ダメだったんですね、私は。


当時の駄菓子屋はバーサンがなくなってから、とっくの昔に更地
その影も形もない。
我々の記憶の中に生き続けている。

あの(いま思えば)カオスな空間・・・・・・

いろんな物がゴッチャに置いてあるというよりもそこに存在していた。

間違いなく衛生的にアウトだろうな。
お菓子などを並べてある上に汚い猫が寝ていても、誰も気にしない。

棚の上にあった串カツか何か、タレのかかったやつとか、なんか汚らしいやつ。
賞味期限なんて無かった。
まあ、合成保存料がタップリ入ってるだろうから腐らない(笑)

その駄菓子屋に入って右手の奥に、新幹線ゲームは有った。
新幹線ゲームの右隣にはピカデリーサーカスっていうんだっけ、あのルーレットのゲーム。あとから入ってきた。

新幹線ゲームは10円玉を飲み込むだけ。
意地になってやるから、また注ぎ込んでしまう。
見ているやつからバカにされ、さらにアツくなって注ぎ込んでしまう。

意外なのは電気を使わないからくりで作られていること。
電源コードは有ったと思うけど、ランプを光らせるだけで、メカ的には何も関係なかったはず。
景品の払い出しまで全てからくりだけ。

ピカデリーサーカス、というよりも本物だったかどうかわからない。類似品も色々有ったみたい。

確か、現金を賭けていたような気がする。10円玉を入れて、払い出しも10円玉だったような?
記憶がはっきりしない。コインだったっけ。
遊び方も何も知らずに、適当に10円玉を入れてボタンを押していただけ。
単なる運試しだと思っていた。

たまたま当たったのかな。たくさんの払い出しでビックリ。まわりで見ていた奴が、俺によこせとか何とか言っていたかもしれない。
インベーダー
2025.12.14
ちょうど小学校に入る前後あたりでインベーダーが流行していたのかなと思います。

小学生はゲームセンターに入ったり、ゲームをしてはいけません、ってお達しが学校から。
当時は不良のたまり場、悪の巣窟のように言われていました。

予備知識は「ゲームセンターあらし」だったか、やはりその作品中でも偽造100円玉とか不良のたまり場とかの問題は描かれていました。やっぱり悪いところなんだ、という印象しか持っていませんでした。

田舎だったから町内にはゲームセンターは無く、駄菓子屋に「新幹線ゲーム」とかパチンコ台があったぐらいか。
遠くの町まで出かけないと、インベーダーなんかありませんでした。

ところが、こども会の行事で遠くの遊園地に出かけた時、ゲーム場にインベーダーなどが並んでいました。
私はそれらを眺めていました。
先生に、ゲームはダメ!って言われたよなーって思いながら。

すると同級生が「やってみたら」って、100円を入れてくれました。おいおい勝手に。
「ダメって言われたじゃない、学校で」と言ったら、「先生いないし、いいんじゃない」って。

まあ、やり方もよく知らないからすぐやられてしまったんですけどね。

砲台から発射してインベーダーを狙うのはわかった。たまにUFOが出るのはわかった。
この砲台の前に有るのは何かいな、こんな程度でした。
撃ちまくると穴があくなあ。インベーダーが撃ってきても穴があくなあ。
ここに隠れていたらやられないだろうか?って、じっとしていたらドーンとやられて終わり。

100円を入れてもすぐ終わり、お金が飲み込まれるだけ。腹の足しにもなりゃしない。100円もあったら駄菓子がどれだけ買えたのか。

インベーダー(テーブル筐体)の基板(タイトー製の本物)は昔持っていて、
動作状態で外したから使えたのだろうけど、古くて汚いし、
使い途がないから捨ててしまいました。

筐体の中身を入れ替えて別のゲームにしようとしたんだっけ。

喫茶店のおばさん、
昔はね、インベーダー1台で従業員の給料は稼いでくれたのよって。(当時)

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