単位(抵抗とかコンデンサ)
2025.12.13
確か中学生ぐらいまでは、抵抗やコンデンサの単位がイマイチ分からなくて困っていました。

カラーコードの読み方なんか、最初は表を見ながらおそらくこうだろう、って。
テスターの使い方にも慣れない頃で、抵抗値を測定しても自信がないわけです。

ゲーム&ウオッチの中に抵抗が1本入っていて、赤・赤・赤・金
これが一番最初に読んだカラーコードでした。小学校5年ぐらいだったと思う。
カラーコード表を頼りに調べてみると、どうやら2.2KΩで誤差5%のようでした。

どうしても自信がない時があり、ちょっと工夫をしました。
その抵抗値を通販で注文して、実際どんなふうになっているか確認したのです。
回りくどいやり方ですけど正解でしょう。
手元に無さそうな5.1MΩだったか、どっちみち注文しないと手に入らないので、そのついでに。
後日届いたものを見ると、緑、茶、緑、金、やはりそうなんだ、と。

コンデンサも最初よくわからなくて、
古い部品(真空管時代)だと容量値がそのまま書いてあったので楽でした。
100pFとか書いてある。
ところが、104Zとか223Kとか茶色の円板のセラミックとか、緑とかオレンジのマイラーコンデンサに書いてあるのが最初わからなくて。
これはとにかく、下記のように位取りを暗記してその都度、紙に書き出して数字をあてはめていました。いまでも覚えています。
0.000 m 000 μ 000 n 000 p
0.1μFは100nFとも書けますし、あまり書きませんが100000pFとも書けます。
104は10の後にゼロが4個ついて、単位はpFです。
223なら22の後にゼロが3個つきますから、22000pFとなります。あまりそんなふうには書かなくて、0.022μFと書くでしょう。

一番わからなかったのがインダクタで、あまり使わないから慣れなかったのかもしれません。
やはり102とか書いてあれば1mHとか、そんなところだったでしょう。
昔の部品ではカラーコードで示されている部品もありました。

就職してから製造部門に最初入って、おば・・・年上のお姉さんたちと一緒に基板に部品を差し込む作業をしていました。
コンベアに基板を流し、決められた場所に差し込んでいきます。まるでチャップリンのモダンタイムスみたいでした。
その時にカラーコードが一瞬で読めるようになりました。
ただ、金属皮膜抵抗は桁が多いから、ちょっとひっかかります。乗数は赤で、カーボンだったら何KΩだけど、金属皮膜だから一桁多い、何10KΩかと考えます。
顕微鏡セットの思い出
2025.12.13
幼い頃に親戚から顕微鏡セット(中古)をもらって大喜び。

早速、色んな物を見てみた。
窓際に持ってきて、反射鏡をうまく合わせてやらないと暗くてよく見えない。

このセットは木製ケースに入っていて、広げると両側にはウレタンの枠があって、
顕微鏡本体は勿論、
メスのような道具、ピンセットとか、
小さな瓶に入った薬品(バルサムとか染色剤か)、
サンプルのプレパラート、カバーガラスなど、盛りだくさん?

ある日、気がついてみるとそれらの付属品の大半がなくなっていた。
なんで無いのか? どこへ置いたのか。勝手に捨てられたのか。
必死になって探したり親に聞いてもわからず。捨ててないよ、って。

結局わからないまま、あきらめていた。

あとで分かったのは・・・同級生たちが勝手に持ち帰っていた!
要するに盗まれた。
何年もたってから、本人が自分で言ったのだから、怒りを通り越して呆れてしまった。
お前がボーッとしてるから悪いとか何とか言われたかもしれん。

たしか3人ぐらいで遊びに来た時じゃなかっただろうか? とられたのは。
こいつらは手クセが悪く、駄菓子屋で万引きしたりしていた。

こんなことを、たまたま某フリマで顕微鏡セットを目にしたら思い出した次第。

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