コンパイラの不思議(不思議じゃないかも)
2023.11.21
Arduino IDEで今までに気づいた事、こんな変な記述をしてもビルドでエラー無し、正常に完了するという物を紹介します。



1番目
コメントにした行が本来の正しい書き方
その次の行、意図は分からないでもないが文法的にはNG。
でも、通ってしまう。(動作はしないと思うけれど)

2番目
Z80のアセンブラとC言語を行ったり来たりしていると、やらかします。
C言語なのにコメントをうっかりセミコロンにしてしまう。(言うまでもないが、アセンブラのコメントはセミコロン)
でも、通ってしまう。セミコロンだけなら、いくつあっても。
(while文は無関係です)
C言語では末尾にセミコロンを書く決まりです。この場合、たぶん・・・命令文なしとみなされて、スルーされるので実害は無いのでしょう。

3番目
もはや意味不明です。これでも通ってしまう。
printfの後を消し忘れたのかもしれません。
昔、現場で苦労していた時に3日間ぐらいこの変な記述に気づかなかった事も。
これがコンパイル結果にどのように作用するのかは不明。
無通帳
2023.11.17
十数年前、まだネット銀行が少なかった頃にイーバンク銀行(当時)を使い始めましたが、当初は「通帳無し」に少々抵抗がありました。

でも、時間がたってみると通帳は無くても良いなと納得しました。記帳しなくて済むし、取引データはダウンロードできます。

現在では、ゆうちょも地銀も無通帳への切り換えが可能です。(いつから可能になったのかは不明)

近頃は、全く窓口へ行く用事がなくなりました。最後に行ったのはいつだろう?という具合です。
以前は納税などで納付書と現金を窓口へ持っていったりしましたが、現在は国民年金やそのほかの納税なども、ほぼスマホアプリからできるようになり、出かけずに済むようになりました。
番号札をとって、呼ばれるまで長い時間待たされるような事もなくなりました。
サポート(支え)
2023.11.14
造形する時の方向を適切にすれば、安全に造形できる場合が多いとは思いますが、どうしても悩むパターンがあります。

たとえばPCのファンの羽根のようなものを丸ごと作る事を考えてみましょう。

あの羽根の曲線部分を空中に築けるかというと、そのままでは無理でしょう。

一つの方法として、サポートを用います。支え、足場のようなものです。切り離しやすいように工夫して、造形完了後に切り離します。

サポートを積み上げてから、その上に本来の形を造形していきます。

機種などによって色々違うとは思いますが、私の経験の中では、昔のストラタシス社の3Dプリンタでは、別の素材でサポートを出力していました。
色も違っており、本来の造形部分とは容易に切り離せるようになっていました。
造形の方向
2023.11.14
これは参考書に載っていたモデルですが、



これを見た目そのままの状態で出力しようとしても、うまくいかない可能性が高いです。

接地面が小さくてズレやすいのと、空中にアーチをかけるような造形はかなり際どく、垂れてしまったり崩れたりというのが思い浮かびます。

そこで、これを横倒しにするとうまく造形できるはずです。空中にアーチをかけるような造形もなく、同じパターンを繰り返し積み上げていくだけですから。
3Dプリンタ 加工失敗例
2023.11.14
過去のサンプルデータの中に、空中で2つの輪っかが組み合わされるようなモデルがありましたので、実際にできるものかどうか、試しに出力してみました。

結果から先に書くと、しょっぱなで失敗、でした。



途中で外れてしまいました。
これは放置すると「そうめんの山」になるパターンです。

接地面が少ない為、固定がしっかりできていません。

空中で2つの輪っかの組み合わせというのも無茶でしたが、このように接地面が小さいモデルの場合、台座を付けてしっかり固定できるようにデータを工夫することです。最終的にその台座が不要ならば、完成後に切り離しても構いません。

出力するモデルの形状によって、出力の方向を選ぶのも基本的なことです。
空中にいきなり城を築くことはできないものです。
タテにしたりヨコにしたりして、出力に最適な方向でスライス、出力します。
場合によっては、パーツを分割して出力し、最終的に接着で組み合わせる事もあるでしょう。
なんでもかんでも万能とは考えない方がよいです。でも、ちょっとした工夫でできるようになることもあります。

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