ヘッドホン型ラジオ
2023.02.07
これは中学生の頃に妄想していた物で、ヘッドホン型にしたら格好いいかと、ただそれだけでした。
LA1050を使えば単純な回路で、限られたスペースに組み込めるだろうと。

イメージしていたヘッドホンは、本格的な大きいもの、ごつい物ではなくて、当時のウォークマン等で良く見かけたやつといったら良いだろうか?
オレンジ色のスポンジが付いていて・・・

回路や電池は片方に全ておさまらないだろうから、両側に分散して組み込めないかと。
両耳の間をリード線が何本も走ると格好悪いから、最低限にするには。

結局、当時はうまくおさめる事ができなくて挫折したような記憶があります。

なんといっても電池。それなりに大きくなる。
鳴ったという満足だけならボタン電池でも、短時間でも鳴れば良いのだろうけど。
いまのような小型で容量の大きいリチウムイオン電池なんか無かった、当時は。
カード型ラジオ
2023.02.07
これは電子工作じゃないけど、昔、カード型ラジオを拾った事があります。
「使い捨て」と銘打って売られていたものです。
個人的には、非常にもったいない、罰当たりだと思いました。

名刺ぐらいの大きさ?厚みは4mmぐらいだったか、記憶は確かではありません。
よく薄く作れるなあと驚きながらも、その中身には非常に興味をそそられました。

大雑把に言うと、基板に穴をあけて、部品を沈めるような実装方法にすれば、厚みを減らす事ができます。チップ部品じゃなくて、普通のTO-92のトランジスタやアキシャル抵抗でも。

その発想は、さらに昔、ラジオの製作に掲載されていた電子オルガンの応用でも考えた事です。
当時はダンボールぐらいしか手頃に加工できる物はなかったので、ダンボールを切り抜いて穴をあけ、そこに部品を埋め込もうとしました。
紙に鉛筆で三角形を描いて塗りつぶし、それを抵抗体として使うオルガンでした。
これを薄く作って、カード型にできないかと思いついた次第。

いずれにしても、薄く作るというのは電卓戦争の頃にもあったことです。どこまで薄くできるかという競争があり、極限まで到達しました。

こうやって書いていたら、また何か薄い物を作りたくなってきました。今はレーザーカットもできるので、昔よりきれいにできそうです。
枠を作り、その両面に薄い板を貼り付ければ良いでしょう。
小型スピーカー式自作ラジオ(中波・短波)
2023.02.07
粗末なものですが、学生時代に徹夜して夢中になって作ったものです。



なんでホットボンドで固めたかな・・・修理できなくなるじゃないかと。
なんとなく、固めてみたくなったんでしょうね。

寸法は、7cm x 4.5cm x 厚2cmぐらい。超小型って書きたかったけど、ちょっと恥ずかしくなってタイトルは「小型」にした。

基本的にはLA1050を使ったストレート式のラジオで、コイルを切り替える事で中波と短波に対応しています。
電池は単5を1本、しかし最近ではあまり売っていませんね。
ちゃんとスピーカーが鳴ります。
小さいラジオといったら、イヤホン専用だったりするんですけど、スピーカーを鳴らしたくて。
そんな大きい音はしませんが、寝床で長時間聞いていても気になりません。

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