惑わせる色分け
2024.11.16
PC-9801用RS-232Cボード
2024.11.15
そういえば自作しようとしていた。当時(1992年頃)
PC-9801用RS-232Cボード
パソコン通信のホストを運営していて、PC-9801本体のRS-232Cだけじゃ1個しかないから不便。回線増やせだの色々と圧力がかかっており、そして自分が利用する時にもコンソールじゃなくてRS-232Cからつなぎたかった。
NEC純正のPC-9801-XX(忘れた) 相当品の回路を自分で想像しながら設計して、まだその頃は未熟者だったが・・・
サンハヤトのPC-9801用ユニバーサル基板にピンヘッダを立ててワイヤーラッピング
しかし配線がごちゃごちゃしすぎておさまらなくなり、失敗作となった。
もう現物は残ってないけど、作ったのは確かで・・・回路図は昔のファイルに残っていると思う。
その後、MC16550IIを購入したのは正解だった。
PC-9801用RS-232Cボード
パソコン通信のホストを運営していて、PC-9801本体のRS-232Cだけじゃ1個しかないから不便。回線増やせだの色々と圧力がかかっており、そして自分が利用する時にもコンソールじゃなくてRS-232Cからつなぎたかった。
NEC純正のPC-9801-XX(忘れた) 相当品の回路を自分で想像しながら設計して、まだその頃は未熟者だったが・・・
サンハヤトのPC-9801用ユニバーサル基板にピンヘッダを立ててワイヤーラッピング
しかし配線がごちゃごちゃしすぎておさまらなくなり、失敗作となった。
もう現物は残ってないけど、作ったのは確かで・・・回路図は昔のファイルに残っていると思う。
その後、MC16550IIを購入したのは正解だった。
RS-232C切替器
2024.10.18
RS-232C切替器
プリンタ切替器と同様、忘れられた存在
例えば1台のモデムを複数台のPCで切り替えて使ったり、草の根ネットをやっていた時にはホストとの直結クロスケーブルとの切り替えも。
'90年代前半、まだ家庭内LANは無かった。まだ普及し始めたばかりの頃。通信の主力はRS-232C・・・
PC-9801全盛の頃は、Dサブ25Pが標準だった。
切替器が無いと、その都度、コネクタを抜いたり差し替えたりと面倒くさかった。
切替器との接続にもそれぞれケーブルを買い揃える(または自作する)必要があった。その際、やはりオス・メスの区別には気をつけなければならなかった。
RS-232Cだけでもストレート、クロスがある。(イーサネット10BASE-Tも初期の頃はストレートとクロスがあったのだ。今ではMDI-Xだっけ、意識せず自動的に認識してくれる。)
さらに、接続相手との関係でオスなのかメスなのか。頭が混乱しそうになる。つながり関係を紙に書き出して整理して、確認していた。
切り替えスイッチは、ボタンを押す方式の物もあったが、自分が使っていたのはロータリー式のスイッチ。
中身はどうなってるんだろう、と開けてみたら、なんとまあ、リード線を1本ずつ接続してあった。リード線の束。
自動化できる作業ではなく、当時は台湾だったと思うが、よく作るなあと感心したのであった。
さて現代はUSB切替器がある。あまり使われてないかもしれないけど。USBハブが有れば、とりあえずそれに何でもつないでしまえば切り替える必要もなく・・・
気をつけなければいけないのはHDDなどの記憶装置で、取り外しの操作をしないでいきなり切り替えると、データが壊れてしまう事がある。単純に切り替えと考えたら駄目。
プリンタ切替器と同様、忘れられた存在
例えば1台のモデムを複数台のPCで切り替えて使ったり、草の根ネットをやっていた時にはホストとの直結クロスケーブルとの切り替えも。
'90年代前半、まだ家庭内LANは無かった。まだ普及し始めたばかりの頃。通信の主力はRS-232C・・・
PC-9801全盛の頃は、Dサブ25Pが標準だった。
切替器が無いと、その都度、コネクタを抜いたり差し替えたりと面倒くさかった。
切替器との接続にもそれぞれケーブルを買い揃える(または自作する)必要があった。その際、やはりオス・メスの区別には気をつけなければならなかった。
RS-232Cだけでもストレート、クロスがある。(イーサネット10BASE-Tも初期の頃はストレートとクロスがあったのだ。今ではMDI-Xだっけ、意識せず自動的に認識してくれる。)
さらに、接続相手との関係でオスなのかメスなのか。頭が混乱しそうになる。つながり関係を紙に書き出して整理して、確認していた。
切り替えスイッチは、ボタンを押す方式の物もあったが、自分が使っていたのはロータリー式のスイッチ。
中身はどうなってるんだろう、と開けてみたら、なんとまあ、リード線を1本ずつ接続してあった。リード線の束。
自動化できる作業ではなく、当時は台湾だったと思うが、よく作るなあと感心したのであった。
さて現代はUSB切替器がある。あまり使われてないかもしれないけど。USBハブが有れば、とりあえずそれに何でもつないでしまえば切り替える必要もなく・・・
気をつけなければいけないのはHDDなどの記憶装置で、取り外しの操作をしないでいきなり切り替えると、データが壊れてしまう事がある。単純に切り替えと考えたら駄目。
プリンタバッファ
2024.10.18
プリンタバッファ
これもとっくの昔に*語となった。
MS-DOS時代は基本的にシングルタスクだったから、印刷が終わるまではPCとプリンタがお互いのやりとりに集中してしまい、PCの操作ができなかった。
バックグラウンドで印刷する方法は無いこともなかった。だけど使った記憶はない。試した事ぐらいはある。
しかもプリンタは今のように印刷が速くなかった。多かったのはドットプリンタか。今でも伝票用(カーボン複写)では使われていて、ジャージャーと音を立てて印刷しているのがそれ。
印刷が終わるまでは、喫煙者だったら一服するとか、お茶を飲んで待つか、トイレに行くか他の用事をするか、というふうに対応していた。
プロッターなんか、今の若い人にはかえって新鮮で面白い物に見えているようだが、自分の経験では遅くてイライラするだけだった。
基板パターンを2倍寸でトレーシングペーパーに出力して、図面チェックをしていたのだけど、ペンが動いて描くからその遅いこと。
同じようなプロッタでも、あとで出てきた機種は、ある一定幅をインクジェットでまとめて印刷する仕組みで、基板設計会社にいた時には使っていた。これで出力が大幅に速くなった。
さて、バッファローという会社があるけど、もともとはプリンタバッファの製造販売をしていた。バッファが由来らしい。昔のトラ技に広告があった。
実際にその製品も持っていた事があるけど、内部にDRAMがぎっしり並んでいた。もっとも、その頃にはWindowsを使うようになり、プリンタバッファの出番無しになった。
プリンタバッファの働きは、PCからプリンタへの印刷データを、記憶容量の限り引き受けてくれる。そしてPCに代わって印刷を進めてくれる。
その容量におさまるぐらいの印刷データであれば、PC側の出力は短時間で終わる。こうして、PC上での次の操作ができるようになる。
一方、プリンタバッファは記憶した出力データをプリンタとのやりとりをしながら送り出し、印刷を続行してくれる。
もちろん、キャンセルしたくなった時のためにクリアのボタンが付いていた。
今では意味不明な機械、プリンタバッファでした。
これもとっくの昔に*語となった。
MS-DOS時代は基本的にシングルタスクだったから、印刷が終わるまではPCとプリンタがお互いのやりとりに集中してしまい、PCの操作ができなかった。
バックグラウンドで印刷する方法は無いこともなかった。だけど使った記憶はない。試した事ぐらいはある。
しかもプリンタは今のように印刷が速くなかった。多かったのはドットプリンタか。今でも伝票用(カーボン複写)では使われていて、ジャージャーと音を立てて印刷しているのがそれ。
印刷が終わるまでは、喫煙者だったら一服するとか、お茶を飲んで待つか、トイレに行くか他の用事をするか、というふうに対応していた。
プロッターなんか、今の若い人にはかえって新鮮で面白い物に見えているようだが、自分の経験では遅くてイライラするだけだった。
基板パターンを2倍寸でトレーシングペーパーに出力して、図面チェックをしていたのだけど、ペンが動いて描くからその遅いこと。
同じようなプロッタでも、あとで出てきた機種は、ある一定幅をインクジェットでまとめて印刷する仕組みで、基板設計会社にいた時には使っていた。これで出力が大幅に速くなった。
さて、バッファローという会社があるけど、もともとはプリンタバッファの製造販売をしていた。バッファが由来らしい。昔のトラ技に広告があった。
実際にその製品も持っていた事があるけど、内部にDRAMがぎっしり並んでいた。もっとも、その頃にはWindowsを使うようになり、プリンタバッファの出番無しになった。
プリンタバッファの働きは、PCからプリンタへの印刷データを、記憶容量の限り引き受けてくれる。そしてPCに代わって印刷を進めてくれる。
その容量におさまるぐらいの印刷データであれば、PC側の出力は短時間で終わる。こうして、PC上での次の操作ができるようになる。
一方、プリンタバッファは記憶した出力データをプリンタとのやりとりをしながら送り出し、印刷を続行してくれる。
もちろん、キャンセルしたくなった時のためにクリアのボタンが付いていた。
今では意味不明な機械、プリンタバッファでした。
プリンタ切替器
2024.10.18
今ではLAN(有線、無線)接続が普通になってしまったプリンタ、あるいはUSB接続、昔はパラレルポートだった。セントロニクス準拠と言っていた。
学校のPC室などで複数のPCに対し、1台のプリンタを共有している場合、プリンタ切替器で切り替えて使っていた。
自分が通っていたコンピュータ学校では、長机の上にPCが2台あり、中央に1台のプリンタがあった。その台座にプリンタ切替器が組み込まれていた。
ちなみにそのプリンタ切替器は自作ぽい物で、トグルスイッチが付いていたけど、きっと内部はざるそば配線だったんだろう。
市販されていたプリンタ切替器は多接点の切り替えスイッチが使用されていた。多くの信号を一度に切り替える仕組み。
だが、印刷中だろうと関係なしに物理的に切り替えるスイッチだから、いま思えば乱暴なシロモノだった。
物理的なスイッチだと、コネクタを通電中に抜き差ししているのと同じようなもの。(USBと違って、通電中の抜き差しは推奨されていなかったし、故障の原因になる可能性もあった。現実的には通電中でもお構いなしに抜き差ししていたけどな。面倒くさいから)
印刷中に切り替えると文字が化けたりして困ったことになった。
同様に、RS-232C切替器もあった。1台のモデムに対して複数のPCとか、あるいはクロス接続とか、他のRS-232C機器との接続とか、色々ややこしい事をしていた。
いまではどちらもゴミで、たまにハードオフのジャンク箱に転がっているのを見かけることがある。
学校のPC室などで複数のPCに対し、1台のプリンタを共有している場合、プリンタ切替器で切り替えて使っていた。
自分が通っていたコンピュータ学校では、長机の上にPCが2台あり、中央に1台のプリンタがあった。その台座にプリンタ切替器が組み込まれていた。
ちなみにそのプリンタ切替器は自作ぽい物で、トグルスイッチが付いていたけど、きっと内部はざるそば配線だったんだろう。
市販されていたプリンタ切替器は多接点の切り替えスイッチが使用されていた。多くの信号を一度に切り替える仕組み。
だが、印刷中だろうと関係なしに物理的に切り替えるスイッチだから、いま思えば乱暴なシロモノだった。
物理的なスイッチだと、コネクタを通電中に抜き差ししているのと同じようなもの。(USBと違って、通電中の抜き差しは推奨されていなかったし、故障の原因になる可能性もあった。現実的には通電中でもお構いなしに抜き差ししていたけどな。面倒くさいから)
印刷中に切り替えると文字が化けたりして困ったことになった。
同様に、RS-232C切替器もあった。1台のモデムに対して複数のPCとか、あるいはクロス接続とか、他のRS-232C機器との接続とか、色々ややこしい事をしていた。
いまではどちらもゴミで、たまにハードオフのジャンク箱に転がっているのを見かけることがある。