昔のカセット(MSX用など)
2025.01.03
気づいてみれば30年以上も経過していました。
昔のカセットテープ・・・
1本のカセットにいくつもプログラムをセーブしてあったりして、何が入っているやらさっぱりわかりません。一種の福袋状態です。見てみるのも楽しみかもしれません。
10分テープに片面1本ずつプログラムをセーブするようになったのは後の事で、最初からそうすれば管理が楽だったのに、思いつかなかったのでした。
1本の60分か90分テープに、ごちゃまぜに、最初から最後まで詰めてある。
カウンタの数字とタイトルをインデックスカードに書いておけばいいじゃないかというのは分かっていたが、途中でテレコが変わったので無意味になり、面倒くさくてやめた。
昔のカセットテープ(タイトルは何も書いてない)を
いま改めてテレコで聞いてみると、ああ、これはMSXだなって音でわかった。なんでわかるかって説明しようがないけど、これはMSXの音だと。
ほかにポケコンやMZ-2000、ひょっとしたらPC-6001もあったかもしれない。
MSXの場合は1200bpsでセーブしていた。2400bpsだと失敗してエラーになる事が多かった為。
2400なら時間の節約にはなっただろうけど、ずいぶん待たされた後に「Device I/O Error」ではガッカリでしょう。
PIOという雑誌にはソノシート(薄いレコード)が付属していて、各機種の投稿プログラムが入っていたけど、一度もロードに成功したことがない。当時何度も条件を変えたりしてトライしたけど結局ギブアップ。
何度も再生すると摩耗してくるのかもしれない。それと、ターンテーブルに載せる時に敷物を工夫したほうが良いとか、色々言われていた。
ペラペラしているから変形しやすく、ターンテーブルの表面の状態にも左右される可能性がある。
いろいろと手を尽くしてみたけど結局だめだった、という話。
昔のカセットテープ・・・
1本のカセットにいくつもプログラムをセーブしてあったりして、何が入っているやらさっぱりわかりません。一種の福袋状態です。見てみるのも楽しみかもしれません。
10分テープに片面1本ずつプログラムをセーブするようになったのは後の事で、最初からそうすれば管理が楽だったのに、思いつかなかったのでした。
1本の60分か90分テープに、ごちゃまぜに、最初から最後まで詰めてある。
カウンタの数字とタイトルをインデックスカードに書いておけばいいじゃないかというのは分かっていたが、途中でテレコが変わったので無意味になり、面倒くさくてやめた。
昔のカセットテープ(タイトルは何も書いてない)を
いま改めてテレコで聞いてみると、ああ、これはMSXだなって音でわかった。なんでわかるかって説明しようがないけど、これはMSXの音だと。
ほかにポケコンやMZ-2000、ひょっとしたらPC-6001もあったかもしれない。
MSXの場合は1200bpsでセーブしていた。2400bpsだと失敗してエラーになる事が多かった為。
2400なら時間の節約にはなっただろうけど、ずいぶん待たされた後に「Device I/O Error」ではガッカリでしょう。
PIOという雑誌にはソノシート(薄いレコード)が付属していて、各機種の投稿プログラムが入っていたけど、一度もロードに成功したことがない。当時何度も条件を変えたりしてトライしたけど結局ギブアップ。
何度も再生すると摩耗してくるのかもしれない。それと、ターンテーブルに載せる時に敷物を工夫したほうが良いとか、色々言われていた。
ペラペラしているから変形しやすく、ターンテーブルの表面の状態にも左右される可能性がある。
いろいろと手を尽くしてみたけど結局だめだった、という話。
98ノートの修理
2024.12.02
久しぶりにいじったPC98で何かが覚醒してしまって、にわかに勢いづいていたが、ここへきて98ノートの修理にひっかかって萎え萎え中。
仕事の分も含めてデスクトップを何台も直して勢いが出すぎたぐらいだったのだが。
98ノートの厄介なところはニッカドの液漏れ。これで腐食してしまう。

基板のパターンが消えて無くなったような場所もあった。
さらに電解コンデンサの液漏れ。
今の時代は積層セラミックでも当時より大容量のものがあるので、電解の代わりに試してみたらどうかと思う。

この98ノートは'90年代前半の物・・・そういえば、当時の勤務先では一人1台のPCは無かった。
作業場に数台あって、みんなで共用していた。
私なんか当時下っ端だから、誰かが使っていたら使えない。
特にワークステーションのCAD(1~2台しかなかった)を使っていると「早くしろよ」と先輩方から圧力をかけられたものだった。
みんな本当に忙しくて切羽詰まっていた時期、とうとう夕方からの出勤でCAD作業をする方まであらわれた。
とにかくPCは共用だった。
たまたま1台空いているPCを見つけて使っていたら、「それ、オレの私物」とおっしゃる先輩。なんと私物だったとは。道理で空いていたわけだ。
みんなで共有していると効率が悪いので、自分で買ってきて会社に置いているという。
「使ってていいよ」と、じつにありがたかった。
これには笑い話があって、ある日いきなり総務部にスイッチが入り、社内の備品の総点検が始まった。ひとつひとつ確認してノートに記録し、ラベルを貼っていく。
なんと、
その私物PCにも備品ラベルが貼られてしまった(笑)
持ち主は総務部に連絡して、あれは私物だからと説明していたが、置いてあるものは備品と単純に決めていたほうもどうかと思う。購入記録まで調べなかったか。でも会社にある物は普通、備品だよなあ。無理もないか。
ほかにも私物PCを持ち込んで使っていた方が数名おられて、そのうちに係長以上にはノートPCが配布された。いいなあ・・・
但し、係長と課長は白黒液晶、部長だけカラー液晶。(当時は高価だった)
私も負けじとジャンク屋から買ったPC-98LT(ローテクと呼んでいた)を持ち込んで使っていた。
それゴミだろ、互換性ないだろ、と周囲からボロクソに言われても負けなかった。
チクショウ、これが今の自分の精一杯だった。
後に、なんとか頑張ってPC-486NAS2を20万も出して買った。
今回修理していたのは、あの時代の98ノートだった。あの頃を懐かしく思い出しながらいじっていた。
仕事の分も含めてデスクトップを何台も直して勢いが出すぎたぐらいだったのだが。
98ノートの厄介なところはニッカドの液漏れ。これで腐食してしまう。
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基板のパターンが消えて無くなったような場所もあった。
さらに電解コンデンサの液漏れ。
今の時代は積層セラミックでも当時より大容量のものがあるので、電解の代わりに試してみたらどうかと思う。
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この98ノートは'90年代前半の物・・・そういえば、当時の勤務先では一人1台のPCは無かった。
作業場に数台あって、みんなで共用していた。
私なんか当時下っ端だから、誰かが使っていたら使えない。
特にワークステーションのCAD(1~2台しかなかった)を使っていると「早くしろよ」と先輩方から圧力をかけられたものだった。
みんな本当に忙しくて切羽詰まっていた時期、とうとう夕方からの出勤でCAD作業をする方まであらわれた。
とにかくPCは共用だった。
たまたま1台空いているPCを見つけて使っていたら、「それ、オレの私物」とおっしゃる先輩。なんと私物だったとは。道理で空いていたわけだ。
みんなで共有していると効率が悪いので、自分で買ってきて会社に置いているという。
「使ってていいよ」と、じつにありがたかった。
これには笑い話があって、ある日いきなり総務部にスイッチが入り、社内の備品の総点検が始まった。ひとつひとつ確認してノートに記録し、ラベルを貼っていく。
なんと、
その私物PCにも備品ラベルが貼られてしまった(笑)
持ち主は総務部に連絡して、あれは私物だからと説明していたが、置いてあるものは備品と単純に決めていたほうもどうかと思う。購入記録まで調べなかったか。でも会社にある物は普通、備品だよなあ。無理もないか。
ほかにも私物PCを持ち込んで使っていた方が数名おられて、そのうちに係長以上にはノートPCが配布された。いいなあ・・・
但し、係長と課長は白黒液晶、部長だけカラー液晶。(当時は高価だった)
私も負けじとジャンク屋から買ったPC-98LT(ローテクと呼んでいた)を持ち込んで使っていた。
それゴミだろ、互換性ないだろ、と周囲からボロクソに言われても負けなかった。
チクショウ、これが今の自分の精一杯だった。
後に、なんとか頑張ってPC-486NAS2を20万も出して買った。
今回修理していたのは、あの時代の98ノートだった。あの頃を懐かしく思い出しながらいじっていた。
PC-9861K
2024.12.02
PC-9801用RS-232Cボードを作ろうとしていた話
2024.12.01
1994年2月のファイルより。

当時、自分の草の根ネットは「回線を増やせ」圧力がかけられていた頃だったと思う。
それでRS-232C拡張ボードをなんとかしようとしていた。
どういうわけか当時は「自作」が最も安上がりであろう、と考えていて・・・(いま思えば、手間のほうがかかるだろうと)
NEC純正のPC-9861K互換品を作ろうとしていた。
PC-9861Kの回路図は無いので、仕様から回路設計をしていた。もちろん、こういうのは本職なので出来る。当時は、まだ未熟者だったけれど。
上記の写真は部品配置図だが、このあとに回路図が続き、そして実際に基板を組み立てていた。しかし製作途中で中断した。
中断した理由は複数あって、
(1)ラッピングで配線していたら配線が窮屈すぎて行き詰まった。
(2)PC-9861Kだと結局8251なので文字落ちの対策にならない。
(3)PC-9861Kだと通信速度も上げられない。高速モデムなら115,200bpsは必須だが、8251を使っている以上、不可。
(4)MC16550IIの発売を知った。買ったほうが早い。
それでMC16550IIを購入したら、これがベストだった。
次の圧力は「高速化しろ」だった。モデムの通信速度は速くても、パソコンがPC-9801UV11では処理が遅い。一気に、当時最新の486マシンへの飛躍である。
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当時、自分の草の根ネットは「回線を増やせ」圧力がかけられていた頃だったと思う。
それでRS-232C拡張ボードをなんとかしようとしていた。
どういうわけか当時は「自作」が最も安上がりであろう、と考えていて・・・(いま思えば、手間のほうがかかるだろうと)
NEC純正のPC-9861K互換品を作ろうとしていた。
PC-9861Kの回路図は無いので、仕様から回路設計をしていた。もちろん、こういうのは本職なので出来る。当時は、まだ未熟者だったけれど。
上記の写真は部品配置図だが、このあとに回路図が続き、そして実際に基板を組み立てていた。しかし製作途中で中断した。
中断した理由は複数あって、
(1)ラッピングで配線していたら配線が窮屈すぎて行き詰まった。
(2)PC-9861Kだと結局8251なので文字落ちの対策にならない。
(3)PC-9861Kだと通信速度も上げられない。高速モデムなら115,200bpsは必須だが、8251を使っている以上、不可。
(4)MC16550IIの発売を知った。買ったほうが早い。
それでMC16550IIを購入したら、これがベストだった。
次の圧力は「高速化しろ」だった。モデムの通信速度は速くても、パソコンがPC-9801UV11では処理が遅い。一気に、当時最新の486マシンへの飛躍である。
ハンドアセンブル
2024.11.27
昔、いまのような便利な開発環境は無かったから、紙にプログラムを書いて手作業でマシン語に変換していた。これをハンドアセンブルと呼んでいた。
Z80の命令表を下敷き(カードケース)に挟んで、いつも身近に置いて活用していた。8080と互換性のある命令だけなら1ページにおさまるし、十分足りる。
できればシフト命令の動きなど書いてあると便利。ややこしくて、今まで全然覚えきれなかった。
えーと、キャリーフラグを巻き込んでローテートシフトするのは何だっけ・・・ってな具合。
RLCAの動きは・・・とか。
マシン語は、自然に覚えてしまった。
特によく使う命令だけだが・・・いまでもJPとくればC3、LDIRはED B0で、LD A,nは3Eとか、OUT(E8H),AはD3 E8、HALTは76、LD B,nは06、とか。
プログラムのある番地から別の番地へ移動したい場合、
LD HL,元の番地
LD DE,先の番地
LD BC,バイト数
LDIR
RET
これを 21 00 80 11 00 90 01 00 01 ED B0 C9 と直接打ち込んだりしていた。
Z80の命令表を下敷き(カードケース)に挟んで、いつも身近に置いて活用していた。8080と互換性のある命令だけなら1ページにおさまるし、十分足りる。
できればシフト命令の動きなど書いてあると便利。ややこしくて、今まで全然覚えきれなかった。
えーと、キャリーフラグを巻き込んでローテートシフトするのは何だっけ・・・ってな具合。
RLCAの動きは・・・とか。
マシン語は、自然に覚えてしまった。
特によく使う命令だけだが・・・いまでもJPとくればC3、LDIRはED B0で、LD A,nは3Eとか、OUT(E8H),AはD3 E8、HALTは76、LD B,nは06、とか。
プログラムのある番地から別の番地へ移動したい場合、
LD HL,元の番地
LD DE,先の番地
LD BC,バイト数
LDIR
RET
これを 21 00 80 11 00 90 01 00 01 ED B0 C9 と直接打ち込んだりしていた。