6石ラジオが鳴らなくなった
2023.02.07
最初の頃は未熟で、何も知らなかったものでした。

ペーストは使ってはいけないのだけど、ハンダがきれいに流れるから最高!と思っていて、当時はとにかくベタベタ塗りたくっていました。

それがいけなかった。銅箔を腐食したり、絶縁が悪くなります。(ハンダ付け後に完全に洗い流すならまだマシだったが)

頑張って作った6石スーパーラジオ、一発で鳴ったと喜んでいたら、まもなく鳴らなくなりました。何が悪いのか最初まったくわからず。一度は鳴っていたものなのに。

親戚のおじさんが詳しそうなので聞いてみたけど、トランスが切れてるんじゃないの?って、あまり助けにならず。(話を聞いただけ。そりゃあ、調べてみないとわからないでしょう)

結局どうしたっけな。ハンダを一通り融かし直してみたり、ペーストを拭き取ろうとしたけどベタベタしていてきれいに落ちない。

最終的にどうしたのかは記憶に無く、現物も残っていません。ホーマーのSP-6000だったと思う。
海賊放送局ごっこ
2023.02.07
さらに興味をそそられて、欲しくてたまらなかったのは、何の懸賞だったか忘れたけど、スパイのカバンのようなFMミニ放送局セット。
めちゃくちゃ格好いいよな、欲しいよな、って・・・
当時はミニFM局ブームがあったので、それで企画された賞品だったのでしょう。
結局、手に入ることはなく、不完全燃焼&欲求不満のままで終わり。

あと、ホーマーのWL-303で遊びました。盗聴器と銘打って売られていたのだから大したものです。デパートのおもちゃ売り場でガラスショーケースに陳列されていました。
買う時は店員さんに言って開けてもらわないといけない。
これは単5電池で結構長い時間使えて、けっこう遠くまで飛ぶので気に入っていた。
よくあんな小さい基板に詰め込まれていたものです。
コイルをグリグリ回していじっていたら壊してしまい、同じように真似して作ろうとしても、当時は細かいものが作れなくて挫折。それっきり。

光波無線のFB2-500というキット。これはAM/FM対応のトランスミッタで、法的には微妙な感じだったが・・・
初めてのキット組み立て・・・、当時は経験が浅く、最初からうまくいかなくて、動くようになるまでずいぶんかかりました。それでもAMは動かず、わからないままで終わりました。
いまでも時々AMトランスミッタを思い出して愚痴るのは、この時の失敗が原因。
ずいぶん年齢を重ねてから、2種類作ってみたけど、出力が強すぎてヤパイ感じがしたのでお蔵入りしました。昔だったら良かったんだろうけど。(ご注意:あくまでも夢の中の出来事です)
部屋の中で、ゲルマラジオを直接鳴らす事ができました。(ご注意:あくまでも妄想です)
何でもラジオを組み込みたくなった頃
2023.02.07
何を思ったか、目覚まし時計の中にラジオを組み込んだ事がありました。中学生の頃。

中学2年生の頃はロクでもない事を思いつくものです。

そもそもの発想は、時報で正時にピッタリ合わせられれば良いなと。当時は電波時計がなかった。
JJYは有ったけど、短波放送だったし、音のパターンも色々あって、時刻合わせを自動化するには当時の知識では対応できなかった

中波の放送でよく聞くように、単純な時報のパターンだったら何とかやれる方法がないかと。

だけど、その制御回路を動かす為の電源は乾電池では不足でした。すぐ消耗するでしょう。外部電源が必要だった。それ以前に、制御回路を作る実力がなかった。

やっぱり当時の未熟さでは何もできなくて、ただ、ラジオを組み込んだだけで終わった次第です。

時報は短音440Hzが3回と最後に長音880Hzで、これをトーンディテクタで判定させれば良いが、普通の音声や音楽で近い周波数を拾って誤作動する可能性がある。
それで、時計の誤差も考慮して、正時の前後何分の間に限って検知させるとかの工夫が必要。

あと、スヌーズボタンは使わないから、これを押すと豆電球が一定時間点灯するようにしたら便利だなと思って簡単なトランジスタのタイマー回路を組み込んだ。

タイマー回路を入れず、押している間だけ点灯する方が簡単だろうとか言わないで。

ラジオは、イヤホンジャックにイヤホンを差し込むと電源が入るようにしていた。

こんなふうに色々ゴチャゴチャくっつけていたら、電池の消耗も激しく、秒針が足踏みして進まなくなったりとか。

この目覚まし時計は、さんざんいじくり回してボロボロになっていたっけ。なんとなく分解していたらICの基板を割ってしまい、再起不能に。
その後、ジャンク屋の通販で時計ユニットを手に入れ、そのIC基板を移植して復活させた。

「また壊したのか」と親にバレるのが怖くて、当時は電池の液漏れ補償があったので、なんとか故意に液漏れを起こさせて、それで壊れた事にして時計を良品に換えてもらおうと企んでいた。幼稚だった。
半年ぐらい放置したけど全然液漏れせず、それで交換はあきらめて、修理にチャレンジしたんだっけ。
ヘッドホン型ラジオ
2023.02.07
これは中学生の頃に妄想していた物で、ヘッドホン型にしたら格好いいかと、ただそれだけでした。
LA1050を使えば単純な回路で、限られたスペースに組み込めるだろうと。

イメージしていたヘッドホンは、本格的な大きいもの、ごつい物ではなくて、当時のウォークマン等で良く見かけたやつといったら良いだろうか?
オレンジ色のスポンジが付いていて・・・

回路や電池は片方に全ておさまらないだろうから、両側に分散して組み込めないかと。
両耳の間をリード線が何本も走ると格好悪いから、最低限にするには。

結局、当時はうまくおさめる事ができなくて挫折したような記憶があります。

なんといっても電池。それなりに大きくなる。
鳴ったという満足だけならボタン電池でも、短時間でも鳴れば良いのだろうけど。
いまのような小型で容量の大きいリチウムイオン電池なんか無かった、当時は。
カード型ラジオ
2023.02.07
これは電子工作じゃないけど、昔、カード型ラジオを拾った事があります。
「使い捨て」と銘打って売られていたものです。
個人的には、非常にもったいない、罰当たりだと思いました。

名刺ぐらいの大きさ?厚みは4mmぐらいだったか、記憶は確かではありません。
よく薄く作れるなあと驚きながらも、その中身には非常に興味をそそられました。

大雑把に言うと、基板に穴をあけて、部品を沈めるような実装方法にすれば、厚みを減らす事ができます。チップ部品じゃなくて、普通のTO-92のトランジスタやアキシャル抵抗でも。

その発想は、さらに昔、ラジオの製作に掲載されていた電子オルガンの応用でも考えた事です。
当時はダンボールぐらいしか手頃に加工できる物はなかったので、ダンボールを切り抜いて穴をあけ、そこに部品を埋め込もうとしました。
紙に鉛筆で三角形を描いて塗りつぶし、それを抵抗体として使うオルガンでした。
これを薄く作って、カード型にできないかと思いついた次第。

いずれにしても、薄く作るというのは電卓戦争の頃にもあったことです。どこまで薄くできるかという競争があり、極限まで到達しました。

こうやって書いていたら、また何か薄い物を作りたくなってきました。今はレーザーカットもできるので、昔よりきれいにできそうです。
枠を作り、その両面に薄い板を貼り付ければ良いでしょう。

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