移動する局と移動しない局
2023.02.06
50W以下か、50Wを超えるかで「移動する局」、「移動しない局」になるという話の続き。

Youtubeの宮甚商店( https://www.youtube.com/watch?v=GCgLGtdVu-w )で以前この話題が出ていました。

局の免許が2つになる不便さ(コールサインはひとつ)。更新時期など管理も厄介。そして同じ無線機の共用ができない。電波利用料が2倍になる。単純にひとつにできないのかという話です。


移動するつもりがないなら、ハンディ機でも「移動しない局」として開局すれば、局免はひとつで済むわけです。しかし常置場所から一歩でも出て運用したら違反ですよね、法律上は。ハンディを持って自宅の玄関から出て、庭などで送信したらダメ。
まあ、ハンディで移動しない局だなんて、申請・開局できるだろうけど、変です。移動しない使い方も有りだけれど。

100Wの無線機を買ったら、移動しない局として開局するしかない。
たとえば5Wのハンディと、100Wの据置型を持っていたら、ハンディで移動する局、据置型で移動しない局、それぞれ申請して開局。

100Wの無線機を車に取り付けるのもダメです。100Wは移動しない局になるから。常置場所以外では使えない。

100Wではなく50Wの無線機を買えば移動する局として、ひとつの局免で済む。

同じ機種でも4アマ、3アマ、2アマに対応した出力でそれぞれ型番があります。自分の免許に合わせて買うことになります。
無線機自体に出力調整があり、それで100W機であっても10Wに下げる事はできるけど、それで4アマ資格の人は開局できません。
2アマ免許届いた
2023.02.06


2アマ免許が本日届きました。

個人情報に関係するところは塗りつぶした上で縮小して掲載しましたので、誰のだか分かりませんが、私の免許であることは確かです。
例のハガキ
2023.02.01
総務省からアマ無線家へ向けて、「アマチュア無線は仕事に使えません」のハガキが送られているようです。

(アマチュア無線局全免許人に対して、注意喚起のはがきを作成・発送/総務省の資料より)

あちこちで、ハガキが届きましたという報告がありました。(YoutubeやTwitter等)

うちは、まだなんですよ。きっと忘れられているのでしょう。(2/1現在)

しかし、仕事に使えないのは分かりきっているし(試験にも出る)、当たり前のことだし、なんでわざわざお金をかけて送ってくるのでしょう。悪いことしてないのに、警告されているみたいで気分が悪いという人もいるかもしれません。

それに、本当に悪いことをしている人には届かないでしょう。

調べてみると、契約情報が載っていました。調べている人がいるんでしょうね。検索の上位に上がっていました。(契約した外部業者に\22,906,400で)

個人的には、やっぱりお役所仕事で予算の消化なのかなと。注意喚起したよ、ちゃんと仕事してるよという実績作りかと。
time.png 2023.02.01 19:55 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 無線
無線と終活
2023.01.27
この前、Youtubeチャンネルの宮甚商店で見ましたが、JARLの会報に終活ノートと生命保険でしたっけ・・・現実問題でしょうけれど、あまり考えたくないですね。

JARLのサイトへ
https://www.jarl.org/Japanese/5_Nyukai/Hoken/Shukatsu/Shukatsu.html

あのでっかいタワーと無線機はどうするんだ、と。

うちは今のところそんな心配はありませんが、終活以前に、居住空間が狭いために色々整理する必要は有り、以前から切実であるため、片付けに取り組んでいます。

蔵書は、100サイズの箱に10箱以上は古本屋に売りました。これだけでも相当片付きました。

専門性の高い本は、なかなか地元の図書館などには無いものです。そして、仕事が忙しかったりして通販で買ったほうが早い、と。それで次々に買っていたら、相当な量になっていたわけです。
これからは、買うのは極力やめて、図書館を利用するように心がけます。以前、新しい図書館用の利用者カードを作ってきました。

それから、
子供の頃はゴミ捨て場からTVやら色々拾ってきて、大人になってからは古道具屋とかハードオフからジャンクを買い集めてきて・・・といった感じでしたが、もう余計なものは買わないように心がけています。

ちょっとでも良さげだと思えば買っていた、あの頃ですねえ。

なんか使うだろうと思っても結局使わず、いじる暇もない、なんてのが現実です。結局、売ってしまっても何も変わらず、無くても困らない物は売ってしまえば良いと思います。

しかしですよ、あまり極端にそれを推進してしまうと、かえって楽しみがなくなってマイナスじゃないかと思うのです。
ほどほどにやったらいいと思います。

「絞り込み」というか、本当に大事な物を終生大切にしていくのが良いと思います。
受験記
2023.01.18
リクエストがありましたので受験記を・・・と思いますが、そんな大したものではありません。講習会のようなものだったので、基本的に誰でも取れると思います。

※詳細はJARDのサイトをご覧ください。

eラーニングで勉強する科目は、
法規 7章
工学 13章
と、その多さに最初は尻込みしたものです。うわっ、思ったより大変そうだと。

学校で電子工学を修めており、仕事では高周波とか無線はあまり取り組んでいませんが、それなりに知識と経験はあります。
法規は繰り返しやって覚えるしかないです。

eラーニングでは画面上にテキストが表示されます。スマホでもタブレットでも見られますから外出先でも便利です。
本も送ってきますので、どちらでも勉強できます。その本のでかさと分厚さに、またビックリしたものでした。

授業のビデオをYoutube(会員限定)で見る事もできますから、まるで教室で授業を受けているようです。このビデオを見るのは必須ではありませんけど、BGM代わりにずっと流して耳学問していました。

eラーニングではそれぞれの章ごとに「中間試験」があり、ここで全て100点取らなければなりません。
全部の章の「中間試験」で100点を取れれば、「判定試験」を受ける事ができます。
「判定試験」に通れば、次はCBT方式の「修了試験」を受けて、合格すれば2級の免許が頂けます。

中間試験は100点取れるまで何度でもトライできますが・・・最初に100点取れるまでは、一定の時間をあけないと受けられないように制限がかかっています。
どこで間違ったか、どの問題がわからなかったかをメモしておき、それを教科書で調べて勉強し、覚えるものは覚える努力をして、再度挑みました。

中間試験で100点とっても、復習の為に何度も繰り返しやりました。そこで100点にならなくても一旦100点になった章の中間試験は取り消されたりしません。

毎日ちょっとでもいい、10分でもいいし、とにかく毎日少しずつやることです。

受講は12月から開始されましたが、正式には1月スタートになっており、12月は予習期間という位置づけでした。
じつは自分は12月中に全部終わっていました。実質10日間ほどで判定試験が受けられる段階まで来ましたけど、判定試験は1月にならないと受けられません。ですので、とにかく毎日少しずつ中間試験を繰り返しやって復習しました。

1月になると判定試験が解禁され、受けられるようになりました。
でも、日程には十分余裕がありましたのでまずは落ち着いて、1週間ほど全章の中間試験を見直したり復習した上で、判定試験に挑みました。

内容的には、中間試験をしっかりやっていたので難なくクリアできました。
判定試験は100点でなくても大丈夫です。一応、工学と法規それぞれ100点、90点を取りました。

判定試験に合格し、修了試験の案内(CBTのチケット番号がメールで届く)が来て、いよいよ最終段階。
ネットで調べたところ、新問がいくつか出たとかいう経験者の話もあり、油断できんなと。

まあ大丈夫だろうと思いながらも、試験というと気が引き締まります。意外なところで失敗することがあるものです。腹が痛くなったりとか。
むしろ体調管理に気をつけながら、試験に挑みました。

試験の内容は、多くの問題が中間試験などに出てきた問題と同じか類似で、選択肢の順番を変えただけとか、計算問題の数字がちょっと違うだけ、あまり見たことがない問題も確かにいくつかありました。
時間はたっぷりありましたので、よく見直しをしました。誤っているものを選べ、を間違えて、正しいものを選べ、だったかもしれないからです。思わぬ落とし穴です。

意外と早く20分ほどで終わったのではないかと思います。普通の教室に集まって受ける試験と違い、CBTだと自分の好きな時に退出できるので便利です。
但し本人確認と持ち込み品に厳しく、身分証明書を複数回提示する必要がありました。(開始前と終了後) そして受験中、唯一手元に置いておく私物でもあります。
あとはマスクと眼鏡ぐらいで、そのほか腕時計やポケットの小銭に至るまで全部ロッカーにしまってから試験室に入ります。

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