BCL
2025.12.05
いまの時代、BCLという趣味を知らない人は多いのだろうなと思う。

自分もそれほどのめり込んだわけではなく、ちょっとかじった程度だったが、BCLを通して初めて海外との接点ができたのは大きな進歩だった。

高校の無線部の先輩から、お前もBCLをやっているのかと聞かれ、はいと答えたら、
どの局を受信しているんだとか色々聞かれ、
主に海外放送を聞いています、と言ったら
「ナマイキだ」
「まず国内からだろうが!」 (心の声:そんなの知らんし。誰が決めたのですか)

「ナマイキだ!!」
「NHKでも何でもいいから放送を聞いてレポート書いて持ってこい!!!!」

またそれで何を言われるかわかったもんじゃないので、適当にごまかしながら、結局持っていきませんでした。

面倒なので、この趣味については人に話さないで自分だけで楽しむことにしました。

個人的には、国内のことにはそれほど興味がなかった。このへんの表現は難しいな。海外のほうが全く知らない世界という意味で興味があったと書いたほうが適切か。
電波で世界と直接つながっているような感覚といったらよいか・・・

北京放送(現:中国国際放送)、モスクワ放送(後にオ*ムに乗っ取られた)、ラジオ韓国、朝鮮中央放送、自由中国の声(現:台湾国際放送)などを聞いていた。
それとKYOIも当時ちょっと聞いたような。KTWRもちょっとだけ。

それぞれ主義主張、要するにプロパガンダが有りました。
北と南とか、大陸と島とか、そんな敵対関係。それぞれの主張を聞くことができました。

ラジオ韓国は国内放送みたいな感じで音質も良く、カジュアルな感じといったら良いでしょうか。そんな印象がありました。
ただし、北朝鮮のコーナーがあり、北韓(ほっかん)は・・・という言い方が耳に残っています。
朝鮮中央放送は、韓国のことを「南朝鮮」と呼んでいました。

そういえばタモリのインチキ外国語は、たしかBCLの経験から考えだしたのだろうと思います。
北京放送のフェーディングのマネなんかもそうです。(東方紅)

自分もラジオを聞きながら朝鮮語のマネをしていました。ニダニダとか言ったりして。

その昔、ラジオたんぱ(日本短波放送)でタモリのBCL番組があったのでした。あまり聞いた記憶はないんですけど、Youtubeか何かに載っていたようです。

深夜0時になると不思議な放送が聞こえました。いわゆる暗号放送です。

朝鮮中央放送の日本語番組を聞き終わった後、ラジオをそのままにしておくと、深夜0時ごろに音楽が流れ、そのあと、独特の声で数字を読み上げていました。

表向きは通信教育の問題の番号ということになっていたようです。

乱数表がないと解読はできず、その乱数表はクリームの瓶の底なんかに隠して持ち込むのだとか、何かの本に書いてありました。

それだけでも興味深かったが、短波は現在よりも不思議な放送や音が流れていて、とても興味をそそられる対象でした。

モールスなんか現役だった頃です。

不思議な電子音の正体はなんだろうって。気象FAXとか、特殊なレーダーの電波もあったようです。ソ連(ロシア)からのK信号とか、UVB-76もその当時から有りました。
アマ無線のイベント
2025.11.16
今日は年に一度のアマ無線のイベントが開催されるそうで、
ちょっとだけ会場をのぞいてみました。

会場に着いた頃ちょうど昼休みにかかって、皆さん、弁当を広げていた様子。
全体を見回すとご高齢の方ばかり、失礼ですが老人会のような印象もありました。
このままだと、この趣味の世界は後継者がいなくて、いずれ終わってしまいそうです。


私は高校時代、無線部に入りましたが、自分たちの後輩はいませんでした。

私が1年生のときは3年生の先輩方は多かったのですが、2年生の先輩は3人だけ。
そして私の同級生は自分も含めて確か5人ぐらいだったか。

新年度になると、
各クラブ(運動部、文化部)ごとに1年生の入部を迎える会がありました。
それぞれの部活の部屋かグラウンド、教室など集合場所が決められていて、そこに先輩たちが集まり、新しい後輩を迎えるのです。
後輩たちは入部希望の部活の集合場所へ行くようになっていました。

私が2年生の時でした。
新しく1年生の部員が増えるものと期待して、わくわくしながら教室で待っていました。
しかし集合の締め切り時間を過ぎても・・・・・・結局誰も来ませんでした。

3年生になっても後輩は入ってきませんでした。
こりゃあ、我々の世代で終わりだと。

私の同級生たちも、無線って何?って感じで、よくまあ、工業高校の電子科に入ったのにアマチュア無線も知らんとは。
顧問の先生も、我々のやる気のなさを知っていて、放課後にいきなり招集がかかりました。

波を(電波を)出せ。それにはまず免許をとれ。
近々、講習会が有るので受講しろ。申し込め。申し込む気はあるか?
誰も手を上げないのか。やる気はあるのか。お前らは何部だ。おいT橋、言ってみろ。
むせんぶです・・・

事実上の帰宅部になっていたのでした。

私がアマ無線の免許をとったのは高校を卒業してから、専門学校に通っていた時です。

高校生の頃は、諸手続きのやり方もよくわからなかった。図書室で本を調べたりとか。いまの時代のように調べものは楽ではなく、なかなか答えに辿り着けないこともあったのです。

学校のクラブ局に入っている形なので、これで自由に電波が出せるものと誤解していたのもその頃です。
クラブ局の免許は既に切れていたようです。それを誰が管理しているのかもサッパリわかりません。
もちろんクラブ局についても図書室で調べてみたが、よくわからなかった。
手続きの煩雑さや、費用をどうするか(部費でしょうけど)で、ひっかかっていました。
科学特捜隊の基地
2025.11.14
昔は電話局の屋上にパラボラアンテナみたいな物が付いていたり、
自分の田舎のほうだと、山の中に同様のアンテナが付いた塔が建っているのが見えました。

それを小学生だった頃に遠くから見て、「あれはウルトラマンの科学特捜隊の基地じゃないか」と噂したものでした。

なんだかわからないですからね。ぐぐって出てくるとかそんな時代じゃなかった。

誰だったか、あの近くまで行ってみたと主張するやつがいたような気がします。それで、どうだった?と聞いてみたりとか。いまいちはっきりしませんでした。
親に、あの近くまで行ってみたいと言ったことがあるかもしれないけど、なにをわざわざという反応で、結局行ってない。

あれはマイクロ波の回線の中継をしているもので、NTTとは限らず・・・というか、現在NTTはマイクロ波はほぼ廃止してしまったようです。光ファイバーに置き換わったそうです。

今も有る中継所は電力会社か、国土交通省か、鉄道会社ではないかという認識です。これらは独自の回線網を持って維持しています。災害時にも備えたものです。

その近くまで行ってみようと思っても、無理です。立ち入り禁止です。
たいていは細い道が国道までつながっていますが、その入口は鎖で封鎖されています。

国道沿いで普通に見える中継所も有って、ストリートビューで見たりしましたが、看板が何もなくてどこの機関に所属するものかわかりませんでした。
フェンスは二重になっているし、じつに怪しいです。やっぱり謎の組織と関係があるのかもしれません・・・・・・
合法CB機
2025.10.05
自分は無線に深入りしなかったので、学研のトランシーバーの一番安い奴ぐらいしか扱ったことがありません。そもそも買えなかったから深入りできなかった。

学研トランシーバーといっても一種類ではなく、当時見た広告では何機種だったか、一番安いのから高いのまでズラリ並んでいました。
一番高いのはスネオくんが買ってもらって自慢するのでしょう。

小学生の頃にアマチュア無線の本を読んでみたけれど、免許を取るまでの敷居の高さ、たとえば試験会場までの距離、かかる費用とか、試験勉強。
そして開局にかかる手続きと、無線機などの値段を知って、こりゃ無理だと思いました。

免許なしでお手軽に遊べたのは、学研トランシーバーに代表されるおもちゃのトランシーバー。

キャンプの時なんかに持っていって、どこまで届くか試してみたりしたもんですが、電波がギリギリ届く距離まで離れても相手が見えているぐらいでした。

おもちゃのトランシーバーは微弱電波なので技適対象外だったのでしょうけど、100mW以上出る機種も当時有って技適取得済みだったようです。

SONYや松下から売られていた合法CB機は8ch、500mWで、実物を見たことがあるような無いような、という感じです。

もっと遠くまで飛ばしたかったらアマチュア無線しかありませんでした。

そんなCB機でも工夫次第で遠くと交信できるそうです。

まずアマチュア無線にも共通しますけど、高いところから運用する。山の頂上とか。これは基本です。

次に、季節などで変わるけどEスポ。これは自分ではどうしようもないので、その発生を待ち構える。

最近になって知ったのは、じつは電子工作マガジンの最新号なんですけど、自動車の屋根の上に載せて運用する。ボディがアースとして効果があるんですね。それと反射板を利用する。アルミ断熱材で・・・まさかそんなことは思いつきませんでした。

本体は一切改造できないし、アースは付けられない、アンテナは本体内蔵しか使えないという制約だらけの合法CB機ですが、
合法の範囲でどこまでやれるかという、創意工夫があったのですね。
知っている人から言わせればそんなの当たり前なんでしょうけど、自分は全く入れ込んでいませんから、思いつきもしませんでした。

小学生の頃に、試みにロングワイヤーアンテナを学研トランシーバーのアンテナにつないでみた事はありました。
もともと出力が小さいのに、そんなアンテナを付けたところで大して飛びませんよ。
違法CB機
2025.10.05
これも昭和の頃のお話

「ラ製」の広告を見ていると、22ch、5W(だったと思う、記憶あいまい)のCB無線機が載っていて、その頃の未熟な自分でも「違法」じゃないかとすぐに分かりました。(日本国内での使用は違法)

その半年後ぐらい、もうちょっと後だったかもしれませんが、
CB無線のQ&Aコーナーに、「あの広告に載っているCB無線機は違法ではないでしょうか」という読者からのご質問。

確かに違法です。これは米国への輸出仕様のCB無線機で、なんらかの事情で国内に出回ってしまったんじゃないでしょうか。
アマチュア無線28MHz用に改造して使う建前で売られており、販売自体は違法ではない為、売られているのでしょう。 ・・・といった回答だったと思います。

誌上で上記のようなやりとりがあった後も、相変わらず広告には同じ無線機が載っていたと思います。売り買いは違法ではないからです。

但し、国内使用は違法。車に積んでいるだけでもグレーゾーンでしょう。アンテナも付けていたらアウトです。そもそも日本ではCB無線に外部アンテナは許可されていません。


あの頃は、友達と学研トランシーバーで遊ぼうとしても、あの違法CB無線(トラック運転手の交信)が被ってきて、ずっと交信できない時がありました。

これじゃ遊べないじゃないか。

むかついて、トランシーバーに向かって「ば*~*ほ~」「う*こ、し*こ、ち*ち*」とか叫んでいた小学生でした。
電波が弱いから、相手に届くわけがありません。まさに無駄な抵抗です。
電波を出しているトラックは大出力で、ずっと遠くを走っているはずです。

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