クロスバ交換機の回路図集
2024.07.13
これは秘蔵のお宝だが・・・
クロスバ交換機C400(一部C460)の回路図





A4サイズのファイルで8冊に分かれている。
図面そのものは大判のものが折りたたまれて綴じてある。

古くてカビのはえた汚いファイルだが、電話マニアにとってはタマランお宝。
いまさらイエデンワ
2023.12.19
PHSとしては新規契約できないようですが、固定電話回線に接続して使用可能です。


契約できるなら、持ち歩いてみたかったものです。

中身はご覧の通り・・・


電源はUSB方式の電源アダプタか、単3電池4本です。
磁石式電話機(携帯用)
2023.09.18
これは磁石式電話機の中でも、携帯用のものです。


この現物は放送局で使われていたようですが、一般には鉄道の保線とか、工事現場などで活用されていたそうです。
わりと新しい製品で、'90年代に製造されたものです。

手回しハンドルは発電機で、回すとAC80ボルト程度の電圧が出ます。もちろん触ると感電しますが、わざわざ触らなくて良いです。
現行の電話機のベル電圧とほぼ同じです。

磁石式、というのは発電機のことを示していて、自転車のダイナモを思い出して頂ければ良いのですが、磁石とコイルのどちらかを回せば発電するというわけです。自転車の場合は磁石を回し、電話機の場合はコイルを回しています。

昔の磁石式電話機の使い方(交換台が有った時代の話)
ハンドルを回すと手動交換台の表示機がジーッと鳴り、フタがパタッと開いて交換手に知らせます。
交換手が応答し、何番につなぐかを尋ねます。かけてきた人のジャックと、相手のジャックをパッチケーブルで接続し、通話開始します。
通話が終わったら受話器を置いて、またハンドルを回して「終話」の合図を交換手に送ります。交換台の終話表示機が開いて交換手に知らせ、パッチケーブルを抜いて収納します。

さすがに現代では手動交換台はないので、電話機同士を直結する使い方になります。
現場で使う時は、銅線だけ引っ張れば良いのです。

この電話機を複数つないで、一方のハンドルを回すと、相手のベルが鳴ります。この機種はベルじゃなくて電子音がピロピロと鳴ります。

相手の電話機は、昔の磁石式41号M形であっても構いません。

通話用の電源は電池です。手回しは呼び出し信号だけです。
電池を内蔵しており、この機種は単2を3本だったと思います。

余談・・・
語りだすと長くなりますが、41号M形も改良されて、NTT時代にも601形として作られていました。
わりと最近までNTTでは「磁石式電話機のレンタル提供」が有ったようです。
https://www.ntt-west.co.jp/info/support/oshirase20171002.html
一体どこで使っていたのか、さっぱりわかりません。
疑似交換機
2023.07.05



これは疑似交換機といいまして、2台の電話機やモデム同士で発信・着信ができるようにする装置です。
機器の開発や実験時には、実際の電話回線が使えませんので、こういった機器を用います。もちろん、電話代はかかりません。

仕事上、必要に迫られて購入したものです。結構高いです。(ナンバーディスプレイにも対応しています)

その代用として、ISDNのTA(NECのIT55DSUとか)や、三角電伝などが有れば安価で擬似交換機として使えます。私も昔は持っていたが壊れてしまいました。(やはり雷で!!)
懐かしのモデム
2023.07.05



これは当時持っていた物と同じ機種で、目の前で雷にやられて昇天した思い出があります。

雷が鳴り出した →ヤバイな、電話線を抜こう →席から立ち上がってモデムのところへ →ドカーーーーン!!(激しい落雷) →ジジッ(モデム) →煙(モデム) →昇天(モデム) →唖然(自分)

- CafeLog -