固定電話料金
2024.11.21
なんと!現在の固定電話の通話料は「全国一律」です。

このことは、意外と話題になってないような印象です。それだけ固定電話には世間の関心が薄いのでしょう。

みかかは、赤字垂れ流しでオワコンな固定電話で利益を上げるのはあきらめたんじゃないかと思います。あとは銅線を巻き取って売るぐらいでしょうか。悲しい限りです。

昔、地方では交換手さんたちが手動で電話を接続していました。市外通話には申込みが必要だったそうです。申し込んでから実際に通話できるようになるまで何時間もかかったとか。そこで、電車などで直接行って話したほうが早かった、などと言われた事もあったようです。

そして、ようやく昭和54年に全国自動即時化!! 全国どこでもダイヤルでつながるようになった。こうして盛り上がったのに、いまは「固定電話いらなくね?」ですよ。ガッカリじゃないですか。
テレトピアだの高度情報化社会だのINSだの、バラ色の未来を信じていたのに。妄想だったのだろうか?

それはともかく、パソコン通信を経験した我々にとっては、「あの頃に」「全国一律料金」になっていたらな~~~、という思い(というか叫び)があります。

たとえば長崎から東京のネットにつなぐなんて、とんでもない料金がかかりました。

本当に、相当な金額を「みかか」に貢いだものでした。

商用ネットはAP(アクセスポイント)までの通話料に加えて、時間あたりの課金がありました。

ダイヤルQ2のように課金する手段もあったが、あくまでも通話料のみで、運営に関しては私が全て負担するのを最後まで貫きました。


パソコン通信と、そしてインターネットを使い始めた初期の頃は、ダイヤルアップ接続でした。アナログモデムでピーガーです。

当然、固定電話での通話と同じ通話料がかかりました。

市内3分10円でしたが、距離に応じて10円で通話可能な時間は短くなっていました。つまり、遠くと通話するほど割高になる仕組み。

ずいぶん後になって「テレホーダイ」といってPM11から翌AM8迄の時間限定でしたか、指定した電話番号3つまで月額固定料金(つなぎ放題)が出来ました。

人によって違うでしょうけれどPM11からというのはなかなか辛かったような気がします。

そこでタイマーによってオートパイロットを起動し、オフラインでゆっくり読んだり返信を返したりする使い方をしていました。
オートパイロットは昼間に使っても短時間で済むので、通話料の節約になりました。

あとは早朝から起きて、出勤前にちょっとつないでみるとか、そんな感じでした。自分は。
それと自分のBBSの「リンクボード」の転送も早朝に自動で行っていました。
赤いヤツ
2024.09.29
久々にこんな物を入手





こりないねぇ、と自分で自分に言う。

赤いやつといえば男ならすぐガンダムの・・・を思い出すらしいが私はほとんど見てなくてわからない。

これは41号MR磁石式電話機で、用途としては公衆電話用らしい。
MとMRとMPの違いがあり、特にRとPは間違いやすい感じがする。RとPで中身はまるで違う。

MとMRは中身的には同一と考えられる。(コイルのラベル色が違うか)

MPは共同電話用で、もっとぎっしり中身が詰まっている。リレーなどが追加されている。

昔の文献を調べてみたことがある。

12番甲と12番乙というふうにひとつの12番を二軒の加入者で共用する方式があった。
もちろん、二軒同時には使えないし、使おうとしても使えないように対策されていた。
電話がかかってきた場合、どちらのベルを鳴らすか、一方を選べるようになっていた。
一方が通話中、もう一方の受話器をはずしても傍受できない仕組みもあった。

二軒はお互いに近い場所にある事が条件だったようだ。電気的な都合だったかと。

一方がハンドルを回して交換台を呼び出そうとしても、もう一方が通話中だと発信できない旨をネオンランプ点灯で示す。

二軒共同なんて不便極まりないとしか思えないが、どうしてこんな苦し紛れのような仕組みを考えたのだろう。苦し紛れというのは自分の主観だが。

高度経済成長期、電話は申し込んでもすぐ取り付けできないような状態が続いており、容易に電話線を増設することもできなかったのだろう。それで限られた電話線を利用する為に工夫したのか。

もちろん、あまり通話頻度の高くない加入者向けだったようだが、自分の地元の電話帳を調べてみるとひとつは商店だった。(今も存続している商店)
なにかと通話が多かったのではと思うが・・・。

なお、電話線は磁石式の時代でも2本が基本だったけど、共同電話の場合は2本に加えてアースも利用した。地面に打ち込むアースである。
屋外線引留具
2024.08.27
これはどこかで見たことがあるような・・・



電話線を住宅などに引き込むところに付いているものです。なんという名前かと調べたら、屋外線引留具だって。

欲しい人はほとんどいないだろうけど、普通に一般人でも買えます。

比較対象がないのでわからないが、意外と安いです。業者向けだと単価44円と書いてあるサイトもありました。(但し10個単位)

もうちょっと高くなるが、モノタロウでも売っています。

色はグレーだけかと思ったら、黒もありました。多くはグレーだと思います。昔からグレーしか見たことがない。色分けの意味は不明。

BCLマニアは活用できないだろうか?
集合住宅だと考えられないけど、ロングワイヤーアンテナが張れる(広い場所にお住まいの)環境の方は、これをガイシ代わりに使っても良いかも?

小学生の頃、道に落ちていたのを拾って、実際にそんな使い方をしていました。

電話工事の人たちは置き土産というか、わざと捨てていくのかわからないが、工事後に何か落ちている事がありました。いろいろな物を拾った覚えがあります。

うちの電話工事後、電工ペンチが落ちていたので拾った。(でも刃こぼれしていた。捨てていくなよ)
そのほか、電話ケーブルの切れ端とか、端子箱の中で接続するための端子(スコッチ)とか、引留具も。
クロスバ交換機の回路図集
2024.07.13
これは秘蔵のお宝だが・・・
クロスバ交換機C400(一部C460)の回路図





A4サイズのファイルで8冊に分かれている。
図面そのものは大判のものが折りたたまれて綴じてある。

古くてカビのはえた汚いファイルだが、電話マニアにとってはタマランお宝。
いまさらイエデンワ
2023.12.19
PHSとしては新規契約できないようですが、固定電話回線に接続して使用可能です。


契約できるなら、持ち歩いてみたかったものです。

中身はご覧の通り・・・


電源はUSB方式の電源アダプタか、単3電池4本です。

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