ジャンク屋の広告を味わう
2024.12.22
1983/11の「ラジオの製作」その広告欄


当時、こういった広告を飽きることなく眺めていました。どれもこれも興味をそそられる。だけどお金は限られている。欲しい。

ちょっとお金が貯まったら、通販で色々買ったものでした。

「ダイヤル式移動電話器」というのは要するにコードレスホンです。
自分はスーパービデオではなく、確か、セイコーエレクトロ産業から3台セットで買ったような記憶。
今のコードレスホンとはわけが違う。黒電話にアンテナが付いたようなもの。ボディは白かったけど。アンテナはラジオについているロッドアンテナと同様。
電源はニッカドが内蔵されていました。
そして本体が別にあって、木目調の箱で下半分はアルミだったと思うけど、安っぽい感じ。
実際に使ってみたけど、アナログのせいか通話時に雑音が乗っていた。一応は実用できたけど。呼び出し音はベルじゃなくてブザーが鳴っていた。

その下の無線電話機もコードレスホン。
これは最高200m届くというけど、電波法違反じゃないか。でんぱりようこちゃんが月に代わっておしおきよ!
この機種と同じか確かめようがないけど、同じような物を使っている農家がいて、自宅そばの畑で作業している時に便利だって。昔の話だけど。もっと遠くまで届くとか。
おいおい、そりゃ電波法違反ですよと指摘したが、本人は便利さのほうが優先で私の言う事など聞いてくれなかった。人間、ご都合ですよねえ。

気づいていない人は多いけど、コードレスホンの電波って合法機であっても結構遠くまで届いている。通話可能な距離とは別ですよ。
これも昔の話。受信機を回していたら、近所の人が電話している音声が丸聞こえ。ああ、あの塾だな。結構離れているのに、ここまで届いているなんて。
他人の話を聴く趣味はないのでそこで止めたけど、気をつけないといけないね。秘密の話はコードレスではやめよう。

600型電話機、601型電話機、プッシュホン電話機・・・いずれも中古で、おそらく電電公社が捨てたものを拾ってきて売っていたのではないかと勝手に想像。
私もプッシュホンを買ったことがある。

この広告じゃないけど、ホームセンター等でもハンディホンやコードレスホンが売られていて、これらは全て認定品じゃなかった。

そもそも端末の自由化は電電公社が民営化された1985年からだったから、勝手に電話機を(公社以外のものに)取り替えて使うのはいけなかったのだけど、この当時1983年。

電話用さしこみプラグ・ジャック
これは電話機のコンセントで、今のモジュラージャックとは違う。その前の世代のもの。
あちこちに電話の配線をのばしてコンセントをつけておき、黒電話を持ち運んで使えるという時代があった。
電話機をはずしたままにしておくとベルが鳴らなくて着信に気づかないから、ベルを別に付けたりしなかったっけ。

特殊イヤホーン
聴診器みたいに二又になっている部分は管になっており、その二又の中間のところに普通のイヤホンが差し込んである。確か買ったぞ、当時。

スピーカー、ネットワーク、BOX
あまりスピーカーには興味がなかった。後輩のほうが強い興味をもっており、彼なら欲しがっただろうな。

スーパービデオは確か現在は無いと思う。ミニファクスなんかも売っていた時期があり、私も送受信セットで買ったことがある。

放送局用のビデオレコーダ、これはこの広告には載ってないけど、載っている号は見覚えがあった。業務用ビデオじゃないんですよ。巨大なビデオ装置。オープンリールの!
手の届きそうな値段だったので買おうと思った事もあったけど、どうやって運ぶのかという課題もあり、そして置き場所もなかった。家に入れるのは無理だったかもしれない。

右側のページ
パーソナル無線は当時ナウかった。ナウい無線。

受令機というのはケーサツ無線を聴くための受信機。当時アナログだから、普通に聴くことができた。
私が専門学校の頃、先生から修理依頼を受けたことがある。直せるようだったら直してくれと。ちゃんと直して先生に返したら、修理代を頂いた。

ハイパスフィルター(ナサ)
ナサ(笑)

ガッチャンマイク(笑)

写ってないけど、その次のページは共立電子産業
キット色々

「清少納言は枕草子、ナウい深夜ピープルの君には [ピロースピーカー] 」
ナウい。

オーディオX-Yモニターキット
これは5x5マトリクスLEDがステレオ信号に合わせて光るというもの。
なんかLEDがチカチカしているだけでも楽しかったな、あの頃は。

カラーテレビゲーム基板 TVG-15
これは確か ******** の製品の基板だけだろう。確か買ったぞ。
ゲームだけでも結構遊べて、飽きたら改造してRGB出力のマイコンを家庭用テレビにRF接続する為に使うこともできた。
何の店かわからない店
2024.12.22
普段あまり来ない所を久しぶりに通りかかったら、新しい建物が。
名前を覚えておき、帰宅してから調べてみたら、な~んとパチンコ屋。

パチンコ屋ですか!

見た感じ、ショッピングセンターとかレジャー施設っぽいなあ、と思った。でも、店の名前やロゴマークだけ見ても何なのかよくわからない。

パチンコなんか斜陽産業だと思っていた。
まさかの新規開店。しかも他県のチェーン店。

自分も何十年前に遊技業界と関わっていたけど、その後の業界は縮小する一方だった印象。
まさかのメーカー廃業、倒産も有った。

自分はパチンコもパチスロも全くやらないけど(※)、たまにトイレを借りる程度。

最近久しぶりに入ってみたら、昔と違う。その店だけかもしれないけど、タバコくさくない。以前は店に入って滞在しただけで服がタバコくさくなってしまったもんだが、まるで臭いがしない。ほとんどにおわない。
タバコを吸う人が減ったり、電子タバコの普及も関係有るかも。消臭装置なんかも有るかもしれない。

そういえば、この業界にはつきものの怪しげな景品交換、というか換金。
場所がわからないので、周囲の人にどこですかって聞いたら、横断歩道をわたって向こうの八百屋さんと何とか屋さんの間の路地に入ってとか、そんな感じ(笑)
そうすると薄暗い所に窓口があって、人が並んでいる。窓口からボールペンの束などを入れるとお金が出てくるという仕組み。

(※)学生時代に付き合いでパチンコを打っていた時期もあったが、アルバイト代を全部吸い込まれた体験から、もう二度とやらないと決めた。自分がばかだったんですけどね。勉強代ということで。
乾電池しぼり器の製作
2024.12.22
1983/11の「ラジオの製作」から。


要するに、古い乾電池に残った電力を集めてニッカドに充電し、さらに使い尽くそうというもの。

いま改めて考えてみると、ニッカドは自己放電もあるし、ロスも結構あると思うが・・・結局ささやかな節約に終わるだろうから、電器店のおじさんに謝るほどでもない。

それに、今ではもっと良いアイデアも検討できる。
俗に言うジュール・シーフという回路があって、一種のDC-DCコンバータだが、古い乾電池からギリギリまで絞り出してLEDを点灯できる。(昔、実際に作った)

あの頃には無かったエナジー・ハーベスティングもある。

ニッカドを充電するといっても充・放電でのロス(損失)もあって、必ずしも良いアイデアとは言えないかも。

汎用性を重視して、一旦ニッカドに蓄えようというのが製作記事の目的だったのだろう。

機器側にDC-DCコンバータを内蔵して、電池が消耗してもかなりのところまで使えるようにするのが今では一般的かもしれない。
たとえばワイヤレスマウス。これは電池1本で動作するけど、内部の回路は1.5Vそのままでは動かない部分も多いはず。おそらく昇圧しているはず。
そして、動かなくなった時に電池電圧をはかってみると、かなり下がった所まで使えていたのがわかる。さっき交換して古いのは捨ててしまったけど、電圧を記録するのを忘れてしまった。

買った時には乾電池が付属しているけど、それを使い切った後はエネループに入れ替えて使っている。
洞窟探検で息が詰まりそう
2024.12.22
先日、海外のどこだったか忘れたが洞窟探検の動画を見ていました。世界一深いとか言ってなかったっけ。忘れた。
そんな深い場所の生物の調査などを兼ねて1週間ほど地下で過ごすという。

もちろん、天然の洞窟ですから通りやすい場所だけではありません。狭いところをくぐっていったり、サイフォンというんですか、水の溜まっている穴の中を抜けていく。
見ていると息が詰まりそうになりました。

そんなに息苦しいなら見るなよと言われそうですが、好奇心は抑えられません。

水の溜まっている穴の中、おそろしいです。抜けるのも命がけ。そして帰りに再び通らなければならない。

そんな探検を終えて地上に戻ったときの感動。普通に過ごしていたら普通のことなのでなんとも思わないことだが、太陽の光や空気。そのありがたさ。

ほかにも、国内で廃鉱などを探検している動画を以前見ていた事がありました。やっぱり怖いですね。閉じ込められたりしないだろうかと。生還したから動画が上がってるんでしょうけど。

あの懐かしの川口浩探検隊シリーズでも洞窟探検は有りましたが、あんな狭いところを進んだりして、戻ってこれるのかなと心配でした。

カメラマンのほうが大変そうですね。先に行かないといけないし。

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