PC-8801mkII MR?
2024.11.20
残念ながら、PC-8801は詳しくない。ほとんど使った記憶がない。

中学校の同級生が持っていたようだが一度も見たことがないという感じ。

学生の頃に、同じ下宿の後輩から数千円で買いませんかと持ちかけられたので、とりあえず手に入れておこうと。

ただ、フロッピーは1枚もなくて本体のみの時期が長く続いた。ただ保管していただけ。

機種は何だったっけ。PC-8801mkII MR ? 忘れた。

就職してから、たまたま同僚がPC-8801を持っているというのでフロッピーを借りてきて、そこで初めて動かした。

その後、いつだったか記憶にないが「ほしい」という人がいたので譲ったと思うが、ハッキリしない。
キーボードの「8」か忘れたけど、ひとつだけ変なキーが付いている個体があったら、それは私が持っていたPC-8801
初めてのカセットテープは不良品
2024.11.19
小学校に入った頃だったか、親のラジカセを自分用にして、そして新しいテープを買ってもらった。

SONYのCHFとかじゃなかったっけ。

ちょっと試しに録音してみた。録音を押し「あーあー」とマイクに向かって発声、停止。

巻き戻して再生・・・・・・あれっ、音がしない。おかしい。
壊れたか?不良品か?

それでは、他のテープを再生すると音声が聞こえる。

すでに気づいた方もおられるかもしれないが、カセットテープには先頭にリーダー部分があって、そこは磁気がないので録音されない。

こんな基本的なことも最初は知らずにあわてていた。不良品じゃなかった。


そして、こんな事もあった。

当時ビデオはスネ夫くんの家ぐらいしかないので、放送が始まったばかりの「ドラえもん」(テレ朝)をカセットに録音して、何度も聞いていた。

だけど、番組開始のタイミングに対して自分の応答が一定時間遅れるし(録音ボタンに指をかけて待っているが)、テープのリーダー部分の送りにも数秒かかるから、番組の先頭部分が録音されなかった。

リーダー部分がわかった後は、録音前に必ず指をつっこんで回し、磁気の先頭を出しておくようにしていた。指よりも鉛筆のほうが回しやすいので、鉛筆に替えた。

そして誤消去防止ツメ。
これは折っておくと録音ボタンが押せなくなる仕組みで、デッキの内側にこれを検知する出っ張りがあった。

大事な録音は、このツメを折っておくと誤って消すことがない。

だけど当時テープは何本も持ってないから、使い回しをしていた。もういいかな、これは飽きたから消して新しい録音をしよう。

普通はセロハンテープを貼るのだけど、カセットをデッキに入れっぱなしにしておくと、そのセロハンテープが押されて凹んできて、しまいには効果がなくなる。

録音すべきタイミングで、アレッ、録音ボタンが押せないぞ!!!!と、あせる。

そこでばかなりに考えたのは、紙をちぎって団子にして、ツメのあった穴に詰め込んでおく。容易に抜けないように、きつく詰め込む。(いま思えば取り除くのは大変じゃなかったか)

たまに抜け落ちてしまい、デッキの中にその紙団子がいくつも入り込んでしまった。

紙団子とセロハンテープのあわせ技もあった。これでセロハンテープの弱点である凹みは解消した。

その紙団子も面倒くさいから何とかならないか。

検知する出っ張りを指で軽く押さえながら録音ボタンを微妙に押し、カセットの蓋をしめてやれば、ツメの検知をパスできる事があった。
録音ボタンを押す時のでっぱりの状態だから、ボタンさえごまかして押してしまえば後は大丈夫。

但し、この方法はデッキの機種によっては駄目だと思う。

カセットテープひとつでもこれだけ語れる。まだ語りきれない。なんだろう、この深さは。
カセットテープへの保存
2024.11.19
MSXやMZなど、当時のマイコン(パソコン)はカセットテープにプログラムやデータをセーブしたりロードするのが主流だった。

カセットテープには音としてプログラムやデータが記録される。ピー、ガー、ギャギャギャ・・・といった音
たとえば1200Hzと2400Hzと2進数の0,1が対応する。これを1秒間に1200回や2400回送っている。

カセットテープは消耗する。録音や再生を繰り返すと傷がついたり摩耗してくるのは仕方ない。

テープレコーダの状態にも左右される。キャプスタン、ピンチローラが磁性体で汚れたりして走行が不安定になったりする。綿棒にアルコールをしませて、これらの部品をまめに清掃しておく必要があった。

貴重なマスターテープは、最初にバックアップを作っておくのが「儀式」のようなものだった。

ダブルデッキでダビングしても良いだろうけど、当時はアナログだから信号の劣化は有った。

特にテープの先頭が傷つきやすいと思う。
再生するとチリチリ・・・と不吉な音がして、あわてて止めるとテープがビローンとはみ出していて、しわくちゃになっていたりした。最悪、切れることもあった。

そこで、こうした事態や消耗を想定し、同じプログラムを(テープの長さが許す限り)続けて複数回保存したり、裏面にも同じ内容を保存した。

実際にこれで助かった経験がある。あるソフトがどうしてもロードできなくなって困ったが、裏面にもセーブされていたのでよかった。

自作や打ち込みのプログラムは、できれば5分、10分程度の短いテープに1本ずつ保存するようにしておけば、あとで探す時や整理するのに好ましいが、(後にはそのようにした)

ついついケチって、60分テープの中に何もかも続けて保存していた。そして、ズボラだから何を保存したのか、その記録もしていない。

テープのカウンタの数字をメモしておけばいいじゃないか、と思うでしょうけど、頭から追っているわけじゃないし(色々テープを入れ替えたりするし)そもそも、その発想はなかった。

いまでもその謎のテープが残っていて、どうしようもなくて何年も放置している。たぶん転写しているかカビがはえていてうまく使えないだろう。捨てればいいのに、なかなか捨てられないのが思い出。

転写というのはテープを長い間保管しておくと、重なった部分で磁気が転写されることをいう。英会話のテープを持っていたけど、全然聞かなかったのを久しぶりに再生してみたら、さっきの音声が小さい声でもう一度聞こえるという現象があった。

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