新しいマイコンの試食
2025.09.05
新しいマイコン、というのは新製品というよりも、自分的に経験のないマイコンという意味で・・・

レトロマイコンで楽しみつつも、仕事では条件によって様々なマイコンを選ぶ必要に迫られます。
そんな時に「持ち駒」ができるだけたくさんあると助かります。

そこで、使った事のないマイコンを積極的に試しておく必要があるなと思いました。

全く使った事がないマイコンは、初めて使う時に何らかのつまずきが有ったりするものです。あとから振り返ってみれば当たり前のことだったなと思うけど、最初は全く知らずに罠にはまったりします。

何となく定番マイコンばかり使ってしまいます。慣れているものが一番だからです。

たまに、それだと性能や仕様が合わない場合があります。そこから改めて探し回ると時間がかかるので、持ち駒があったらと思うのです。

UARTがもう一組欲しいってのは有りがちですが、SPIが2組無いかという要求も実際あります。いや一組でいいでしょう、と考えますが、高速のクロックで動かす為に配線を短くして、他のデバイスを並列にしたくない(負荷が増えて波形が乱れる)という理由もあります。

開発環境にも慣れておき、できればすぐに使える状態にしておくのがベターでしょう。

自分はハードウェアもやりますから、そのマイコンに有った評価ボードを実際に設計して作る所までです。最初のお手本としては市販のボードでも良いが、いずれ製品を作るのだから自分で把握しておく必要があります。
Propellerと6502
2025.09.05
Propeller(P8X32A)と6502(W65C02)はお互いに関連はないが、
どちらも秋月で売られていて、特に6502は在庫が約600個もある。
そんなに需要があるだろうか。誰か買うんだろうかと(他人事ながら)心配になる。

Propellerは出始めの頃、話題になってちょっと盛り上がったがそれっきり。
使い方が難しいのかなあ。最初はspinという謎のアセンブラだけだったのも不利か。
その後、フリーのC言語環境でプログラミングできるようになった。

今の時代、6502のほうがPropellerよりもマニアックな感じがする。
確かに歴史が有り、往年の名機AppleIIやコモドール等のパソコン(マイコン)にたくさん使われたけれど、自作マイコンでは8080やZ80の方が多かったと思う。昔の記事を見ても6502は少数派の印象がある。
面白いマイコンではあるけれど、ワンチップではないので周辺チップ(ROM,RAM,I/O)をバス接続してやらなければならない。

Z80はZILOGで生産中止になったのに、6502はWestern Design Centerから現行で発売されているという・・・
たぶん経営者の趣味でやっているのかも?と勝手に思っている。
昔の機械の保守用で需要があるのかもしれないけど、どこにそんな需要があるだろうか。そんなにCPUなんか壊れないと思うが・・・一般のマイコン基板などの修理経験的には周辺のロジックICとくにバッファとか、そっちのほうが壊れやすい感じ。

FM-7用のZ80カードで、Z80が壊れていたという経験はあった。30年以上前、まだ未熟だった頃。
クロックは来ているし、リセットはHレベルで、他の関係する入力ピンを見ても動く条件は揃っているのに、アドレスピンが全然動いてないからZ80が壊れていると判断したと思う。それで取り替えてみたら正常に動き出したというわけで、どうして壊れたのだろう。
ワークステーション
2025.09.05
パソコンとワークステーションって、どう違うのか。
一般のパソコンよりも高性能のパソコンをワークステーションと呼んでいたみたい。
しかしワークステーションという言葉も使わなくなって久しいと思う。(以下WSと略)

メーカーはSunとかHPで、
昔の機種のCPU(MPU)はMC68020とか68030、そしてSPARC等
OSはUnix系で、SunOSとかHP-UX

いつの間にかSun Microsystemsは無くなってしまった。(Oracleに吸収)

平成初期の頃は、回路図・基板CADをWS上で使っていた。信頼性やメモリ容量、処理能力からWSのほうが優位だったのだろう。もちろんパソコン用もあった。OrCAD等。

平成初期の頃に開発部門で使っていた、あのSunのWSは何だっけ。SPARCstation IPCだったと思う。小型だったので現場に持っていったこともある。

自分も1台だけSunのWSを所有していた事がある。知人がくれるというのでもらったが、どうしてもモニタ表示できず、わからないまま捨ててしまった。確かSPARC station5
中身を見ると、外観とM/B以外は組立PCとあまり変わらない感じだった。部品を共用化してコストダウンをはかったのかもしれない。電源やHDD、FDDやCDも同じ。
これを見て、PCとの差は?と考えたものでした。(あまり変わらない感じ)

そういえばシリコングラフィックス社のワークステーション製品もありました。当時のNHK番組「新・電子立国」で紹介されたが、今ではあの技術はすでに一般化していて珍しくもなんともないのでしょうね。すでに会社も存在しません。
検温
2025.09.05
検温にひっかかって、新型コロコロ感染者扱いされて追い出されたこと・・・いまとなっては、遠い夏の日の思い出(笑)


とにかく接触を避けて、前夜の食事のお誘いを断り、ホテルでは非常階段を使って他人と会わないように行動していた。部屋に持ち込んだパンやカップ麺を食べるなど徹底したのに、なんてひどい仕打ち。

もちろんその時は感染しておらず、あとで体温をはかったら平熱。
黒い上着を着て、炎天下の駐車場で時間まで待機していたから、熱がこもっていた可能性が大。

いまでは、
あれだけあちこちに有った検温の機械は、すっかり見かけなくなりました。
まだ一部の役所の窓口には、置いてある所もあるようですけど、たぶん誰も使ってない。
アクリル板も、ビニールシートも無くなりました。

アルコールは一応置いてあるけど、隅に追いやられている。

検温なんか結構いい加減だったと思う。
同じ現場で後に設置された機器は、手首をかざして測定する方式。
32℃と表示された。へッ?体温じゃないでしょ。
私:「あのー、32℃って表示されたんですが・・・」
守衛さん:「そのとおり記入しておいてください」
テキトー(笑)

そういえば、
武漢で流行が始まった頃のニュース映像で、ちょっとソースが見つからないのが残念だけど、
車で市外から移動してきた人の体温を、非接触の温度計でチェックしているシーン。
ところが、ガラス越しに測定していた! ガラス越しでは正しく測定できないのを知らないのか。これじゃ食い止められない。
ベーシックマスターレベル3
2025.09.05
以前にも書いたベーシックマスター

こんな機種(参考記事)
ttps://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/column/retrohard/1602811.html

当時の職場の先輩から、これいらないか?家まで持っていってあげるから・・・というので単純に頂いた物。本体とモニターのセット。

結局捨てたのだが、
時々思い出しては、とっておけばよかったなぁと後悔する。(置き場所がなかったけどな)

モニターはMZ-2000に使えたのに、と後から気づいて、頭の回らなすぎる自分に凹む。

そのMZ-2000だって、モニタ接続端子が無い。
いや、もともと有るんだが、別の用事でDINコネクタが欲しい時に取り外して使い、あとで戻せば良いだろと思いながらそのまま。その部分に穴があいたまま。

ベーシックマスターの内部の電源ユニットは何かに使えるかもしれないと思って、保存しておいたような気もするが、どこへ行ったのやら不明。

ところで上記の記事を見ていると、当時の「電卓ペン」や「電卓ライター」に興味をひかれた。ワクワクするじゃないですか。

そんな、電卓なんてどこでもあるでしょー、スマホのアプリで・・・ なんていう夢のない時代になったが、当時だったら絶対ほしかったな。夢があったんだよ。あの頃は。

ついでに、ほかの記事を見ると「5インチ光学ドライブは今後入手困難に?」

ははぁ、5インチのMOドライブだろ。NeXTに付いてなかったっけ。まだあんなの有ったんだ。3.5インチMOも既に無いし、どこで使っていたんだろう? ・・・と思ったら、頭の古い自分、違う!!

CDとかDVDも古いけれど、BDも終わりなのか。BDなんか一度も使ったことがないまま終わりか。

仕事で設計完了時の書類一式をCD-Rで納品してきたけど、今後は「読み込める環境がないので」と断られる可能性もあるのか!

データ納品用にUSBメモリを買うか・・・じゃなくて、世の中はクラウドとか、そんな時代なんだよと。

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