今日のはてな(子供の科学)
2025.02.16
昔から有る科学雑誌「子供の科学」
ttps://www.kodomonokagaku.com/

そのサイト上の「今日のはてな」というコーナーで目からウロコ。

南極はあんなに寒いのに、息が白くならないって本当? という質問。

行ったことある人のほうが少ないから体験したことないよな。たぶん、行った人の話をどこかで聞いたか読んだのだろう。

白く見えるのは空気中の「ちり」に水蒸気がついてたくさんの小さな水滴ができるから、という答え。(そして雪は、ちりが無いとできないと書いてある。)

なんと、そうだったんだ! 単純に水蒸気が見えているものだと今まで思い込んでいた。冬に外でハーハー息を吐きながら、水蒸気だとばかり思っていた。
この年齢になって新しく覚える事もあるんだ。

外から太陽の光が差し込んでいるところでホコリが見えたりするけど、つまり、そこらじゅうチリだらけなんだ。
じゃあ、台所のガスコンロにかけているヤカンから吹き出す水蒸気が白く見えるのも、チリだらけだからか。

髪の毛一本入っていたとかいうレベルじゃないぐらいチリだらけなんだ。
うちの母は、(料理に)髪の毛が入っていたと苦情を言えば、「良いダシが出てるでしょう」と開き直る。(笑)

見えないチリに関しては気にしないし考えもしないのに、見えている物たとえば髪の毛なんかが料理に入っていれば文句を言う。
これからは見えないチリにも文句を言うかというとそうでもないな。許容範囲だろう。

そして、なぜ?と疑問に思って実際に調べた人がいるから、ちりに水蒸気が付いて白く見えるとわかったんだ。

ちりより小さい細菌などもたくさん食品に含まれているわけだが、いちいち顕微鏡で見なくても、誰かが研究してくれたから、何度で何分間加熱すれば殺菌されて大丈夫だとわかっている。

それにしても、改めて見てみると「子供の科学」は面白い。大人も読むべき。

最後に読んだのはいつだったか。中学校には常備されていたんだよな。いつも読みふけっていた。
お寺とOA化
2025.02.14
30年以上も前の話。

まだ実家にいた頃で、幼い頃に通った保育所(お寺)の住職さんが、ワープロの使い方がわからないので来てくれと。

それで行ってみると、なんと超高級そうな機種が!!
しかも上等なコピー機、リソグラフまで。

なんかよくわかんないから、業者の都合の良い機種を買わされちゃった感じ?

お寺に似合わないような、そんなオフィス感(笑)

これを打ってくれ、と原稿を渡され、その場でパパパと打ち込んだ。印刷して見てもらうと、うん、これでいいよ、ありがとねー。


もう今では保育所は辞めちゃったようですが、子どもが少なくなった影響もあるんじゃないかと思います。

我々の頃は「お泊り会」で一晩お寺に泊まったことがありました。お墓は(敷地の中には)無かったんですけどね。

風呂は住職の家の風呂だから一般家庭と同じ。一人ずつ頭を洗ってもらって・・・なんとなく覚えている。

夜は本堂に布団を敷いて寝たが、枕元に虫が来たので(あの大嫌いな)Gかと思って先生を呼んだら、鈴虫かコオロギだったという人騒がせな出来事があった事だけは覚えています。
製本(続)
2025.02.14
中学校の卒業文集は自分たちで手作りした記憶がある。(卒業文集は3年生、そのほか各年ごとに文集を作った)

当時はコピー機は使わなくて、トーシャファクスだったか、謄写版の発展型みたいな印刷機で印刷していた。

活字は和文タイプで先生が1文字ずつ打ち込み、膨大な時間と手間を要していた。まだワープロは出始めだった。放課後、先生がひとりでガシャ、ガシャ、と打っていた姿を覚えている。

トーシャファクスは、原稿用紙を読み取り、原紙に放電で穴をあけていく仕組みだったと思う。よく覚えていないけど、ドラムに原稿を巻き付けて、1ドット(1ライン)ずつスキャンしていく。同時に原紙へ針先から放電して細かい穴が開く。原稿の黒い点が穴となる。

原紙は黒い紙を重ねてあり、その黒い紙は導電性があった。原紙を作った後は不要となる。これを理科の電位差の実験で使った覚えがある。(高校の時)
その原紙の穴からインクが通るので、印刷できるという仕組みだったと思う。

小学校2年頃までは謄写版(ガリ版)で、先生たちはインクで手を汚しながらプリントを印刷していた。
ヤスリ板に鉄筆という道具があってだな・・・あの独特の書体が、ガリ版らしくて良かった。

とにかく、こうして印刷して部数分だけ作る。

ページの順番に重ねていくが、この作業を生徒がやっていた。図書室の机上に各ページごと積み上げてあった。よし、みんな1枚ずつ取って重ねていけ。間違わないように気をつけろよ!

内容を読みたくなるよな。でも、出来上がってから読むのを楽しみにしておけ。いまは目の前の作業に集中しろ。

B4で印刷して半分に折り、重ねて一冊にしたものを製本業者に出すんじゃなかったかな。

中3の時の担任は何でもとっておくのが好きで、「資料のはらわた」と我々は呼んでいた。
こんなプリントまで綴じる必要はないだろうという物まで漏らさず入っていた。
製本
2025.02.14
個人的には何でもペーパーレス化したい(狭いから)。
設計の妄想をふくらませる時などは今でも紙に描くのが一番で、そういった紙がどんどん出てくる。最終的にはスキャナにかけてPDF化、紙はまとめて溶解処理に出す。
以前はどうしようもなくて、ひたすら積み上げていたが膨大な量があった。これを少しずつスキャンして全部片付けた。

でも、紙の本も良い。画面で読むのはどうも目が疲れる。電子書籍やデータは持ち運びが楽だったり、拡大して見たりできるという利点は有るが・・・

そこで自作本の製本という話になるが、

世の中には製本機というものがあって、これに製本したい紙を挟んで加熱すればきれいな本の出来上がり。

ガキの頃は自分の研究論文?(ロケットの設計など)なんかは、ノートをひきちぎった紙になぐり書きしてホチキス止め、背表紙は適当にガムテープを貼り付けるというワイルドな製本だったが。

製本機の仕組みは、専用カバーの背表紙にホットボンドのようなものが塗ってある。これを製本機のヒーターで融かして、紙を糊付けして固定するというもの。

その専用カバーは綴じる枚数ごとに用意されていて、ひとつで何でも使い回せるようにはなっていない。予定で何枚だからこれを買おうということになる。10枚セットで2000円前後。

製本機の応用として、トラ技をバラすのにも使える。あの背表紙は熱をかけると糊が柔らかくなって取り外しやすくなる。アイロンで加熱していた人もいるだろう。

製本機にトラ技をつっこんでしばらくたつと糊が柔らかくなる。熱くて柔らかいうちにバラしていく。
結構薄くなったとは言え、あの枚数を一度に裁断できる裁断機を持っていないから、適当な枚数ごとに分割する必要があった。
以前は背表紙を切るというか破って切り離していたが、たまに変な破れ方をして失敗することもあり、この背表紙の糊を融かして剥がすやり方が安全と思う。

製本の話に戻るが、

キンコーズ、利用した事はないけどそういったお店へデータを持ち込めば製本まで出来るようである。さすがに遠いので利用することは最初から考えなかった。近所の印刷屋でもできるところがあるかもしれない。
線がつながっていないのに鳴るスピーカー
2025.02.13
高校入学前年、高校の文化祭を見に行った時の記憶。

特に電子科の展示には興味があったけど、今でもナゾなのは、
線がつながっていないのに鳴るスピーカー

確かに何もつながっていない。そのスピーカーの周囲には線は無い。

スピーカーは立てた状態で板に固定してあり、確か透明アクリル板じゃなかったかな。
コーン紙を見ると確かに振動していて音が出ていた。

立ち止まって近づいて良く見てみた記憶。
裏側も見て、極細の線などでつながっていない事は確かめたと思う。

結局わからないまま、現在に至る。(種明かしは無し)

あれはひょっとしたら電磁誘導で鳴っていたのかもしれない。近くに別のコイルがあって、それに反応していたとか?違うかな。

スピーカーの周囲を囲うようにコイルが埋め込んであったとか?

何だったんだろう。今でも時々思い出して考えてしまう。
夢とか妄想じゃなくて本当の話。

線がつながっていないのに鳴るスピーカー。どうやって作るか考えてみると面白そう。

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