パソコン通信とインターネットと電子の速さ
2025.01.04
インターネットがようやく一般に普及し始めた頃、当時私がパソコンを教えに行っていた家のおじさんから「インターネットとパソコン通信って何が違うんだよ。パソコンを使って通信するなら同じだろ~」と言われた。

いつも説明が大変な(初心者に向けて噛み砕くのが大変な)質問ばかり浴びせられるので、くたびれてしまっていた。(教えるのが上手な人がいたら代わってほしかった)

ほかに、こんな事も聞かれた。
光の速さは秒速30万キロって言うよね。パソコンは電気で動くだろ~。電気もそれくらいの速さだろ~。だったら、なんでうちのパソコンは遅いんだ~、って。もたもたしてるって。

電気やプログラムの知識などは無いという前提で話さないといけないので、どこから話してよいものやら、脳が非常に疲れてしまった。
基板の配線の上を30万キロでは移動してない、それとパソコンの処理の速度は違う次元・・・などと言えば、なんでそうなんだよ、どうして違うんだよ、とか、色々と突っ込まれる。

最も簡単に表現するにはどうしたらいいだろう。
機械的な動きをする部分(ハードディスク)があるから、もし仮に回路上を電子が30万キロで走ったとしても、そこがボトルネックになるんです、と。

たとえば人間が事務仕事をするのだって、まず書類を読んで、その読む時間がさっきの機械的な部分ですよ。ファイルを広げて、目次を見て、情報が書いてある場所を探して、時間かかりますよね。頭で考える部分、これは仮に電子の速さが基本だけど、その中でも細かい処理があるじゃないですか。数量が合っているか。その処理だって、あっち見て、こっち見て、比較して、判断して、結果を出すでしょう。これがパソコンの中で行われているから、細かい動きがいくら高速であってもやっぱり一定の時間はかかるんですよ、と。

ふ~ん、わかったようなわからなかったような。

とりあえずパソコンの処理速度はお金を出せば解決する(※)ので、新しいの買ったらいいです。

※いまのPCはクロックなど上限に達していてコアの数が増えたりするぐらいだが、当時はクロックがどんどん上がっていった時代。メモリ容量も増えていっていた。発展途上だった。

え~~~っ、これ50万も出して買ったのに、買い替えるなんて無駄だろ。元を取ってないのに。なんとかしろよ。早くならんのか。余分な物が入っていたら消してくれよ。

Windows3.1の頃は軽く動いていたのに。なんで95にするんだよ。(インターネットにつながるようにしてくれと言われたから95にしたのに)
せっかく3.1の時に操作方法をノートに書いて(それを何度も見返しながら)ようやく慣れてきたのに、95になったら画面が全然違うじゃね~か。全てが台無しだ。元に戻せ、受け入れがたい。なんとかしろ。

(もう、言いたい放題。別に怒られているわけじゃないが、わがままというか。私のせいじゃなくてマイクロソフトのせいだけど。)

こうしてエンドレスになっていたのが当時の話。
井戸に執着
2025.01.03
幼い頃から、井戸というものが不思議でならなかった。
地面を掘ったところから水が湧いてくる?

その頃は母の実家にいたが、町が供給する水道(町水と呼んでいた)と、井戸水の2つの蛇口があった。どちらか好きな方をひねれば水が出てくる。

井戸水は、冬でも暖かく、夏は冷たいという感じ。よく覚えてない。

外に電動ポンプがあって、台所の蛇口をひねると自動的に作動して水が出てくる。どうなってるんだ?電気的につながってないのに、と不思議だった。

そのポンプが壊れた時の記憶が微妙にあって、業者が来て直したけど、それよりも井戸ってどうなってるのか。それを見たかった。

よく畑の隅などに、コンクリートで円柱状のものがあってフタがしてあったり、手押しポンプがついているのを見かけていた。
あの中はどうなっているのか。のぞいてみたくてたまらなかった。

「ボーリング」をするという業者さんが来られて、当時私の脳内にはボーリングといえば玉転がししか無く、穴を掘ってその穴へ玉転がしをしている業者さんの姿を勝手に脳内妄想していた。

どれくらい穴を掘れば水が出てくるのか。水脈ってあるのか。
一時は井戸掘りにずいぶん執着したけど、生半可に穴を掘っても水は出てこないし、結局モヤモヤしたまま。

いまではYoutubeで井戸掘りをしている動画はたくさんある。

掘り抜き井戸っていうんですか、パイプを地面に突っ込んでいくような工法。
いわば、地面に注射針をさしこんでいるようなもの。

大掛かりに穴を掘るものだとしか思っていなかったから、じつに興味深かった。うちの井戸もそうやって掘られたものかもしれない。
掘りごたつ
2025.01.03
子どもの頃は掘りごたつが好きだった。足が自由に動かせるし、中に隠れることができて楽しい。

昭和50年代まで、親の実家でも炭火を使っていた。よく火事にならなかったと思うが、当時はそれなりに気をつけて使っていた。こたつ布団には焦げ目があったりしたけど・・・。

炭火だから自動的に調整してくれるわけはなく、常に人間が管理しなければならなかった。火が強すぎたり、弱くなったり消えてしまったり。時々様子を見て、炭を足したりした。
どうしても人が関与しないといけないから、かえって安全だったのかもしれない。

まず朝は、炭火を起こすところから。
鍋みたいな器具(火おこし器)があって、そこへ炭を入れてガスコンロにかけると炭に着火する。良い火加減のところでコタツや火鉢へ炭を移す。朝早くから祖母が作業していた様子をなんとなく覚えている。

コタツを長時間離れる時は火を消すのは勿論のこと。
水をかけて消すんじゃなくて、炭を灰の中に埋めたり、金属のフタをかぶせて酸素を遮断して消したような感じだけど、どうやっていたのかは忘れた。

中に隠れたりして遊んでいたのは電気式に変えてから。(炭火だと酸欠や一酸化炭素中毒の危険)
いつだったか、炭火は危ないから電気に変えようって。ユニットを買ってきて取り付けた。

今でも、飲食店などで(掘りごたつじゃないけど)テーブルの下がそんなふうになっているところをみると微妙にワクワクする。
カセットテープ
2025.01.03
色々な記録メディアの変遷を見てきたが、今の若い人にとっては記録メディア自体が物理的に存在しないのだろう。
だけどその一方で、カセットテープに注目が集まっているとも聞きます。

記録メディアはオープンリールテープ、レコード、カセットテープ、CD、DAT、MD、SDやUSB等・・・

オープンリールは一応持っていて、たまに動かしてみる。ずいぶん昔に中古屋で買ったもの。
テープには、誰が録音したかわからない寂しげな曲が録音されていた。

レコードは、意外なことに現在でもプレーヤーが有ったり針も新品で入手できたりする。
プレーヤーを2種類買って実家に持っていったが、使ってるのかどうか。

自分たちの世代は子どもの頃からカセットがメインで、ドラえもん(テレ朝)が始まった頃はビデオなんか持ってないから(スネ夫君の家ぐらいしかなかった)、テレビの前にマイクを置いて録音し、何度も聞いていた。(映像は脳内想像)

マイク内蔵ラジカセは当初持っていなくて、線をのばすタイプのマイクをテレビのスピーカーにテープで貼り付けていた。(剥がれていきなりボトッと落ちたりする)

マイクで録音しているから周囲の話し声も入ってしまう。静かに!と言っても、それなりに雑音が入ってしまった。

そこでイヤホンジャックから直接録音する事を覚えて、線を買ってきて試したが、イヤホンジャックに差し込んでいるとテレビのスピーカーから音が出ない。
代替としてラジカセのスピーカーからモニターで鳴らしてみたら、聞こえ方が変だから元に戻せと苦情。

イヤホン端子からMIC端子入力に接続すると音が割れるから、AUX INに入れたりとか、試行錯誤もあった。

テレビの出力端子も色々あって、幸いLINE OUTなんてのが別にあってそこから取り出した。これだったらスピーカーは切れない。何も影響ない。
最初はプラグがなかったので電線をむいて巻き付けたり差し込んでセロハンテープでペタペタペタ。実験的であった。

ドラえもん等の歌をテレビから録音して、何度も聞いて楽しんでいた。

一方で、市販のアニメソングのテープも有り、買ってきて聞いてみると違和感。
なんだろ。歌ってる人が違う。声や歌い方が正規のものと違うから、おかしくて笑い転げた。
海賊版だったかもしれない(笑)

どこかの知らないおじさん、おばさんが歌っていたのか。ドラえもんが大人気だからドラえもんの歌でも吹き込んでおけば売れるだろうと、そんなところか。
確定申告
2025.01.02
確定申告(確定深刻ともいう)の準備でバタバタし始めました。

元日より書類整理
普段から整理しておけば後で苦しまなくて済むのにと分かっていながら、ついつい・・・

数字が合わないとか、その原因調べとか、

あの書類がない、どこへやったとか(全然関係ない所に混ざっていたり)、

税理士に頼んでいるとは言え、自分でやらなければならない事も色々出てきます。


無い、間違って捨てた?まさか、とか言いながらあせって探しても見当たらず、よく調べたら元々PDFで紙書類は無かったというオチも。

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