面接
2024.10.01
どうでも良い古いことばかり思い出すのですが、学生の頃に、企業へ面接に行った時のこと。
さんざん「練習」するじゃないですか。面接の練習を。ドアのノックの回数やら部屋の入り方やら挨拶の仕方やら。そりゃもう、高校の頃なんか厳しく指導されたものでした。
ところが、実際に面接へ行った時、総務部長さんが面接のご担当で、トコトコ歩いていって
空き部屋へ案内されて、ブラインドを開けながら、「あ、そのへんに座って」・・・と、いつの間にか面接が始まってしまったというわけです。
そもそも部屋の入り方もノックも何もなく、唐突に始まりました。雑談から。
志望者も少ないし、一人とか二人だったらこんな感じなのでしょう。
途中で、技術部長を呼ぼう、話をしてもらおう、ってなもんで、面接というより雑談会みたいな感じでした。
その後、筆記試験と適性試験が有り、適性は簡単な作業をするものでしたが機材の調子が悪く、やり直しをしました。
交通費は出ないと事前に聞いていたけれど、実際にはもらえたので学生の身には有り難かったものです。
後日、内定を頂き、結局そこへ就職したのでした。
さんざん「練習」するじゃないですか。面接の練習を。ドアのノックの回数やら部屋の入り方やら挨拶の仕方やら。そりゃもう、高校の頃なんか厳しく指導されたものでした。
ところが、実際に面接へ行った時、総務部長さんが面接のご担当で、トコトコ歩いていって
空き部屋へ案内されて、ブラインドを開けながら、「あ、そのへんに座って」・・・と、いつの間にか面接が始まってしまったというわけです。
そもそも部屋の入り方もノックも何もなく、唐突に始まりました。雑談から。
志望者も少ないし、一人とか二人だったらこんな感じなのでしょう。
途中で、技術部長を呼ぼう、話をしてもらおう、ってなもんで、面接というより雑談会みたいな感じでした。
その後、筆記試験と適性試験が有り、適性は簡単な作業をするものでしたが機材の調子が悪く、やり直しをしました。
交通費は出ないと事前に聞いていたけれど、実際にはもらえたので学生の身には有り難かったものです。
後日、内定を頂き、結局そこへ就職したのでした。
なんとか天ポイントカード
2024.09.29
某(全国チェーン)カレー店のレジ精算時、いつも「なんとか天ポイントカードはお持ちですか」と聞かれる。
なんとか天の名前は、病み上がりのせいか頭が冴えず、ちょっと思い出せない。寒天だったか満天だったか、飲食店なので揚天か棒天だったかもしれない。なんだっけな。
まあとにかく、その確認に答えるのは面倒くさい。ないって答えるだけですけど。(どこで手に入るのかも知らないが、興味もない)
だけど帰り道よく考えたら、毎回それを確認しなければならない店員さんのほうが、ずっと面倒だな!お気の毒だ。当たり前といえば当たり前だが、自分の側ばかり考えていたら気づかない。
次に思ったのは、なぜ確認しているのだろうということ。
その次に思ったのは、この面倒な確認をなくせないかということ。
なぜ確認: (私の想像だが)レジ精算時にポイントカード提示を忘れていて、あとからポイント追加しろと言ってくる客がいたとか?
なくせないか:
つい、この前までシン・コロコロ対策で会話は控えようとか言っていたのに。だからといって注意書きをレジ前に書いておいても見ない人は意外と多い。
過去にスマホの何とかペイで支払った時にも、ポイントカードは持っていないかと聞かれたが、それって別々のシステムなのか?(知らない)
基本的にクレジットカードで支払っているが、カードらしき物を持っているとポイントカードと思われるので、最初からクレジットで払うと言えば良い?
棒天のクレジットで支払ったら、それで棒天のシステム内でポイントがつくので、別にポイントカードは不要だろうと思う。
先に現金を手に持って見せたらポイントカード云々は言われないかと思って、以前やってみたけど、どうだったっけ。忘れた。
聞かれるの面倒だと思って、やってみたんだよなあ。
まあ・・・なんというか、ポイントカードとか面倒くさいので無くても別に困らない。
ポイントを、おこづかいもらっているようなトクした気分になっている人がいたら間違いだと伝えたい。それは自分の払ったお金。勝手に貯金されたり無効になる、他店や他の経済圏で使えない囲い込み。
なんとか天の名前は、病み上がりのせいか頭が冴えず、ちょっと思い出せない。寒天だったか満天だったか、飲食店なので揚天か棒天だったかもしれない。なんだっけな。
まあとにかく、その確認に答えるのは面倒くさい。ないって答えるだけですけど。(どこで手に入るのかも知らないが、興味もない)
だけど帰り道よく考えたら、毎回それを確認しなければならない店員さんのほうが、ずっと面倒だな!お気の毒だ。当たり前といえば当たり前だが、自分の側ばかり考えていたら気づかない。
次に思ったのは、なぜ確認しているのだろうということ。
その次に思ったのは、この面倒な確認をなくせないかということ。
なぜ確認: (私の想像だが)レジ精算時にポイントカード提示を忘れていて、あとからポイント追加しろと言ってくる客がいたとか?
なくせないか:
つい、この前までシン・コロコロ対策で会話は控えようとか言っていたのに。だからといって注意書きをレジ前に書いておいても見ない人は意外と多い。
過去にスマホの何とかペイで支払った時にも、ポイントカードは持っていないかと聞かれたが、それって別々のシステムなのか?(知らない)
基本的にクレジットカードで支払っているが、カードらしき物を持っているとポイントカードと思われるので、最初からクレジットで払うと言えば良い?
棒天のクレジットで支払ったら、それで棒天のシステム内でポイントがつくので、別にポイントカードは不要だろうと思う。
先に現金を手に持って見せたらポイントカード云々は言われないかと思って、以前やってみたけど、どうだったっけ。忘れた。
聞かれるの面倒だと思って、やってみたんだよなあ。
まあ・・・なんというか、ポイントカードとか面倒くさいので無くても別に困らない。
ポイントを、おこづかいもらっているようなトクした気分になっている人がいたら間違いだと伝えたい。それは自分の払ったお金。勝手に貯金されたり無効になる、他店や他の経済圏で使えない囲い込み。
肝油
2024.09.24
小学生の頃、年1回ほど学校で「肝油」の頒布があった。希望者は学校でお金を払って買う。
肝油というのは、ビタミンDを含むソフトキャンディみたいなやつ。
のど飴のような平たい缶に入っていた。
たしか「カワイ 肝油ドロップ」という商品名だった。
一日あたりの服用量は決まっていた。それは当時の幼い頭でもわかっていたけど、やはり食べ盛りのガキンチョである。
どちらかというと薬のようなものだが、お菓子に見えて仕方がなかった。
一応、一日何個までと心に決めて、あとは引き出しにしまっていたが、やっぱり手がのびてしまう。むしゃむしゃ食ってしまい、あっという間に無くなった。
もっと幼い頃には小児用バファリン(オレンジ味)を全部食ってしまった事もあった。枕元にあったから、ついつい。
やはり、おいしい物は身近に置くと危険である。
ついでに書くと、学校で歯磨きをすることになって歯ブラシと歯磨き剤を持参する事になったが、その歯磨き剤をなめるという悪癖が流行?した。
みんな、甘さに飢えていたんだろうな。そして子供用の歯磨き剤はおいしい。いちご味とかメロン味とか。その点も危ない。
授業中でも机の下でチューブを開けて、指にとってペロペロ。誰かが毒だと言い出しても、なかなか断ち切れなかった。
そしてコーラ消しゴム!! コーラの香りが美味しそう!!
ある時、これをかじりたくてどうしようもないときがあった。覚えてないが、かじってしまったかもしれない。コーラの禁断症状だったのか。危険だ。
当時はコーラが飲みたくても自由に買えなかった。そもそも、親からそんな物を飲んではいけない等と厳しく言われていて、そうやって制限されてめったに飲めないからなおさらである。
骨が溶けるだの何だの言われていたのもその頃。
肝油というのは、ビタミンDを含むソフトキャンディみたいなやつ。
のど飴のような平たい缶に入っていた。
たしか「カワイ 肝油ドロップ」という商品名だった。
一日あたりの服用量は決まっていた。それは当時の幼い頭でもわかっていたけど、やはり食べ盛りのガキンチョである。
どちらかというと薬のようなものだが、お菓子に見えて仕方がなかった。
一応、一日何個までと心に決めて、あとは引き出しにしまっていたが、やっぱり手がのびてしまう。むしゃむしゃ食ってしまい、あっという間に無くなった。
もっと幼い頃には小児用バファリン(オレンジ味)を全部食ってしまった事もあった。枕元にあったから、ついつい。
やはり、おいしい物は身近に置くと危険である。
ついでに書くと、学校で歯磨きをすることになって歯ブラシと歯磨き剤を持参する事になったが、その歯磨き剤をなめるという悪癖が流行?した。
みんな、甘さに飢えていたんだろうな。そして子供用の歯磨き剤はおいしい。いちご味とかメロン味とか。その点も危ない。
授業中でも机の下でチューブを開けて、指にとってペロペロ。誰かが毒だと言い出しても、なかなか断ち切れなかった。
そしてコーラ消しゴム!! コーラの香りが美味しそう!!
ある時、これをかじりたくてどうしようもないときがあった。覚えてないが、かじってしまったかもしれない。コーラの禁断症状だったのか。危険だ。
当時はコーラが飲みたくても自由に買えなかった。そもそも、親からそんな物を飲んではいけない等と厳しく言われていて、そうやって制限されてめったに飲めないからなおさらである。
骨が溶けるだの何だの言われていたのもその頃。
ドッジボール
2024.09.20
ネット上の記事で、「運動が苦手な人たちを追い詰める」 確かにそう思いました。ドッジボール。
ボールをぶつけられるのも嫌だったし・・・痛いじゃないですか。
当てるなら軽くポンと当てればいいのに(※)、すごい形相で叩きつけてきた同級生、熱が入りすぎていたのではないかと。
普段は鼻垂れ小僧で面白い奴なのに、ドッジボールでヒートアップして人格が変貌(笑)
バッシシシシシシシィィィィィィン!!
(※)だから「ころがし」が考案されたのか。
最初から外野に逃げる奴が多い。とくに女子。
自分は逃げ遅れて、内野にいなさいと言われる。
自分なんか、どんくさいからすぐにぶつけられて、ああ当てられた、いやーな気分で・・・何が楽しいんだと、いまだに忘れない。これで体育が嫌いになった子も多いだろう。
これは「素早く動ける奴」と「そうでない奴」を振り分けるためのゲームだったのかもしれない。
勉強ができる奴とできない奴とか、泳げる奴と泳げない奴とか、そんなふうに区別されてしまう。
鉄棒やかけっこも苦手だったが、とびばこなんか本当に勘弁してほしい。ケガが怖くて踏み込めなかった。
マットに横になったらそのまま寝てしまいそう。跳び箱の中に隠れるほうが面白そう。
そもそも集団行動自体が駄目で、
たとえば、みんなで「右向け右」、「左向け左」、「回れ右」
当初、自分は最初の位置である真正面(指示を出す先生と向かい合せ)が基準だと考えていた。誰もそんな事は言ってないんだが、自分はなぜかそのように思っていた。
それで、基準に対して右向けなら、時計で表現すると基準が12時で、右向けは3時だと思ったわけ。回れ右は時計回りに6時。
指示を聞くたびに、頭で考えて、えーと、基準がこっちだからあっちへ向くんだなと・・・それでワンテンポ遅れていたようだ。
しかも、みんなと違う、あさっての方向を向いたりしていた。
正解は現在の最新の位置を基準に右や左どっちへ向くかという事らしく、それがわかったのは先生から殴られた時。
そりゃあ40人近く並んでいる中で、ひとり違うことをしていると思いっきり目立ってしまう。
担任が近づいてきて、おいこらお前なにふざけてんだ、という。いや、言葉より先に手が出ていたと思う。いきなり叩かれて。
とんでもない、自分は全くふざけてない。指示通りにやっている。
先生と話していて、そこで自分の勘違いにようやく気づいた。
さあ、やり直そう。
ところが間もなく、また担任が近づいてきて注意された。回り方、とくに回れ右のやり方が変だ、と。
私は足を小刻みにチョコチョコってやりながら方向を変えていた。違うんだって。
片足を後ろへ引く。足を浮かせてクルッと回る。さっきの片足を元へ戻す。
ふ~~~ん、めんどくさー、というのが本心。
戦前、戦中の先生が多かったから、軍事教練みたいなものだったのだろうか。
さすがに藁人形を竹槍で・・・は、やってない。
ボールをぶつけられるのも嫌だったし・・・痛いじゃないですか。
当てるなら軽くポンと当てればいいのに(※)、すごい形相で叩きつけてきた同級生、熱が入りすぎていたのではないかと。
普段は鼻垂れ小僧で面白い奴なのに、ドッジボールでヒートアップして人格が変貌(笑)
バッシシシシシシシィィィィィィン!!
(※)だから「ころがし」が考案されたのか。
最初から外野に逃げる奴が多い。とくに女子。
自分は逃げ遅れて、内野にいなさいと言われる。
自分なんか、どんくさいからすぐにぶつけられて、ああ当てられた、いやーな気分で・・・何が楽しいんだと、いまだに忘れない。これで体育が嫌いになった子も多いだろう。
これは「素早く動ける奴」と「そうでない奴」を振り分けるためのゲームだったのかもしれない。
勉強ができる奴とできない奴とか、泳げる奴と泳げない奴とか、そんなふうに区別されてしまう。
鉄棒やかけっこも苦手だったが、とびばこなんか本当に勘弁してほしい。ケガが怖くて踏み込めなかった。
マットに横になったらそのまま寝てしまいそう。跳び箱の中に隠れるほうが面白そう。
そもそも集団行動自体が駄目で、
たとえば、みんなで「右向け右」、「左向け左」、「回れ右」
当初、自分は最初の位置である真正面(指示を出す先生と向かい合せ)が基準だと考えていた。誰もそんな事は言ってないんだが、自分はなぜかそのように思っていた。
それで、基準に対して右向けなら、時計で表現すると基準が12時で、右向けは3時だと思ったわけ。回れ右は時計回りに6時。
指示を聞くたびに、頭で考えて、えーと、基準がこっちだからあっちへ向くんだなと・・・それでワンテンポ遅れていたようだ。
しかも、みんなと違う、あさっての方向を向いたりしていた。
正解は現在の最新の位置を基準に右や左どっちへ向くかという事らしく、それがわかったのは先生から殴られた時。
そりゃあ40人近く並んでいる中で、ひとり違うことをしていると思いっきり目立ってしまう。
担任が近づいてきて、おいこらお前なにふざけてんだ、という。いや、言葉より先に手が出ていたと思う。いきなり叩かれて。
とんでもない、自分は全くふざけてない。指示通りにやっている。
先生と話していて、そこで自分の勘違いにようやく気づいた。
さあ、やり直そう。
ところが間もなく、また担任が近づいてきて注意された。回り方、とくに回れ右のやり方が変だ、と。
私は足を小刻みにチョコチョコってやりながら方向を変えていた。違うんだって。
片足を後ろへ引く。足を浮かせてクルッと回る。さっきの片足を元へ戻す。
ふ~~~ん、めんどくさー、というのが本心。
戦前、戦中の先生が多かったから、軍事教練みたいなものだったのだろうか。
さすがに藁人形を竹槍で・・・は、やってない。
水泳
2024.09.19
私は、いわゆる金槌とかトンカチというやつで、泳ぎは全然駄目。
小1の頃は背が低くて、プールの中に入ると水面が鼻ぐらい。アップアップ。
真ん中はもっと深い。真ん中は行きたくない。怖かった。
あの真ん中の排水口は地獄への入口だと思った。吸い込まれる。
なんでこんな事をしなければならなかったんだ、
両手にドッジボール(これも苦手)を抱えて、泳ぎきれ、と。
泣きべそで、あの地獄の穴を横目に見ながら、足をバタバタやってもちょっとずつしか進まない。
身体は冷えて唇は青くなるしガタガタ震えるし、ろくなことはなかった。
結局、現在に至るまで泳げるようにはならなかったのだが・・・。
中学にはプールがなくて良かった。ところが高校には有ったのだ。ガッカリ。
一応、飛び込むのはできた。
飛び込んで、最初はその勢いである程度は何もしなくてもスーッと進むから、ラクをしたような気分だった。大した労力なしに距離を稼いだと思った。
だけど、そのあとバタバタやって進もうとするがちっとも進まず、ただ無駄に体力を消費してるだけじゃないかと、自己分析する。
それで、25mのゴールよりずいぶん手前で力が続かなくなり、進まなくなってそこで終わり。
泳ぎ以前に基礎的な体力が足りないのだろうな。スタミナとか筋力とか。もう疲れて動けない、そんな感じ。
まあ、水中モーターでも付けたらラクができるんじゃないかと、小学生の頃に試したかどうか記憶にないが、そういう発想はたぶん有った。
でも1個じゃ無理だろうな。
高校の時は25m泳ぎきらないと落第だ!!と脅されて、いや、実際そうなんだろうけど、かなり瀬戸際な状況。
放課後に厳しい先生がついて特訓。泣きそうだった。
バタバタやっても体力を消耗するばかり。
ほんのちょっぴりの距離が、とても長く感じるし、進み方が遅くなるばかり。
日が暮れるまでやっても、全然たどり着けない。
もう仕方ない、(25mではなく)横方向へ行け!!
どんな泳法でもいい。犬かきでも、漂ってでもいいから、足さえ底につけなければ良し。
そんな「お情け」をかけて頂いて、どうにかこうにかギリギリで及第したのでありました。
そんな母校は近年、全体的に建て替えが行われ、あのプールは消滅したのでありました。
以前こんな夢を見ました。
古い校舎の玄関前で、足を動かしているのに全然前へ進まない。このままじゃ遅刻だよ。必死に足を動かす。微妙に進むが、あまりにも細かく、遅すぎる。
たぶん、泳ぎがうまくできなかった事の反映なのかもしれない。バタバタやるわりには効率的に進めなかったし、間もなくバタバタやって疲れて終わっていたから。
小1の頃は背が低くて、プールの中に入ると水面が鼻ぐらい。アップアップ。
真ん中はもっと深い。真ん中は行きたくない。怖かった。
あの真ん中の排水口は地獄への入口だと思った。吸い込まれる。
なんでこんな事をしなければならなかったんだ、
両手にドッジボール(これも苦手)を抱えて、泳ぎきれ、と。
泣きべそで、あの地獄の穴を横目に見ながら、足をバタバタやってもちょっとずつしか進まない。
身体は冷えて唇は青くなるしガタガタ震えるし、ろくなことはなかった。
結局、現在に至るまで泳げるようにはならなかったのだが・・・。
中学にはプールがなくて良かった。ところが高校には有ったのだ。ガッカリ。
一応、飛び込むのはできた。
飛び込んで、最初はその勢いである程度は何もしなくてもスーッと進むから、ラクをしたような気分だった。大した労力なしに距離を稼いだと思った。
だけど、そのあとバタバタやって進もうとするがちっとも進まず、ただ無駄に体力を消費してるだけじゃないかと、自己分析する。
それで、25mのゴールよりずいぶん手前で力が続かなくなり、進まなくなってそこで終わり。
泳ぎ以前に基礎的な体力が足りないのだろうな。スタミナとか筋力とか。もう疲れて動けない、そんな感じ。
まあ、水中モーターでも付けたらラクができるんじゃないかと、小学生の頃に試したかどうか記憶にないが、そういう発想はたぶん有った。
でも1個じゃ無理だろうな。
高校の時は25m泳ぎきらないと落第だ!!と脅されて、いや、実際そうなんだろうけど、かなり瀬戸際な状況。
放課後に厳しい先生がついて特訓。泣きそうだった。
バタバタやっても体力を消耗するばかり。
ほんのちょっぴりの距離が、とても長く感じるし、進み方が遅くなるばかり。
日が暮れるまでやっても、全然たどり着けない。
もう仕方ない、(25mではなく)横方向へ行け!!
どんな泳法でもいい。犬かきでも、漂ってでもいいから、足さえ底につけなければ良し。
そんな「お情け」をかけて頂いて、どうにかこうにかギリギリで及第したのでありました。
そんな母校は近年、全体的に建て替えが行われ、あのプールは消滅したのでありました。
以前こんな夢を見ました。
古い校舎の玄関前で、足を動かしているのに全然前へ進まない。このままじゃ遅刻だよ。必死に足を動かす。微妙に進むが、あまりにも細かく、遅すぎる。
たぶん、泳ぎがうまくできなかった事の反映なのかもしれない。バタバタやるわりには効率的に進めなかったし、間もなくバタバタやって疲れて終わっていたから。