2年かかった
2025.05.27
カナダからの郵便が届くのに2年かかった話

おそらく自分史上最長記録だろう。
届かなかった事は何度もあるけど、2年かかって届くなんて。一体どこをほっつき歩いていたのだろう。

今日の昼に郵便配達。
ポストに入らないんで。確かにこんな段ボールは無理だな。
見慣れない荷物。
なんだろう。何も届く予定はないはずだが、宛名は合ってる。

2023 05 と書いてある。

ああ、海外オークションで落札したPCのボードだ・・・まさか今頃届くなんて。今頃というか今さら届いても、もういらないよと。

確か・・・待っても届かないから出品者に連絡したんじゃなかったっけ。ちゃんと送ったというけど、あいにく追跡可能便じゃないからわからない。
あーあー、お金を損したとあきらめていた。

どうする? いまさら? 出品者を詐欺師と疑ってしまったのも確かだ。もうどうしようもない。

----------追記

追跡番号はちゃんと付いてる。出品者が連絡してくれなかっただけ。
それで見てみると、昨年12月にコロンビア。南米じゃないか。
その間は何も変化なし、4月になって動きがあり・・・うちに届くまでの途中は何も表示されず。
なんで南米に行くのだろう。ちゃんとJapanと書いてあるのに。

----------追記 (郵便追跡)
ブレッドボードで失敗
2025.05.27
学生の頃、お金がなかったけどようやくブレッドボードを買った。サンハヤトのやつ。

しかしジャンパー線まで買う余裕はなかった。
たくさん必要になるだろうけど、次々に買い足していくとお金がかかってしまう。

買うまでもなく、自分で線を切って剥いて使えば節約になるだろうと、単心の線を適当な長さに切って使っていた。(たまたま手元にあった赤い線ばかり使っていた)

ところが、線が細い為か、接触が良くなかったんだろうと思う。動いたり動かなかったり、というトラブルが時々あった。

原因はケチった自分にあったのだが、なぜかブレッドボード不信に陥ってしまい、最初からはんだ付けで作ることが多かった。

最初からまともな物を買っておけば良かったのかなあ、と今さらながら振り返ってみた。


それにしても、ターミナル端子が4個とか並んでいるのは一体なんだろうと当時から思っていた。
電源パターンに(内部的に)接続されているのかと思ったが、よく見ても何もつながっていないし、テスターであたってもやはり電気的にはつながっていない。

これの使い道がいまいちわかっていなかった。たぶん、ジャンパー線の一端をターミナル端子に挟み、電源から来たバナナプラグを上から差し込んで接続するのだろうと思う。

あと、オペアンプの実験をするのに±の電源が欲しい時があるけど、学生の頃は9V電池を2個組み合わせていたと思う。
DC-DCコンバータを使っても良いが、当時は高くて手が届かなかった。
今だったら、ブレッドボード用に便利なモジュールが市販されている。(あの頃に有ればよかったのにと無茶を言う)

そういえば、ブレッドボードはブロックごとに分かれているけど、それぞれの電源パターン同士をひとつひとつ接続しなければならないなんて、最初の最初は知らなかった。
中でつながっているものと勝手に思っていた。
全く、いま思えばバカみたいな話で、おかしいな動かない。まさかと思って導通をあたったら、やっぱり来てないのか、と。

なんだかんだ言って、やっぱりはんだ付けのヤニの臭いが無いと物足りないのかもしれない。
発明ノート(らくがき帳)
2025.05.26
今でも売っていると思うけど「らくがき帳」
あるいはチラシの裏に、自由に描いていたと思う。ツルツルした紙だと書きにくいので少しざらついた紙のほうが好きだった。

それと、どういうわけかコンピューターの出力用紙を大量にもらってきていて、使い放題だった。両側にスプロケットの穴があいているやつ。
今だったら個人情報云々でうるさいだろうなと。(個人情報が書いてあった)

高校生になっても「キテレツ大百科」と称して、らくがき帳というか何と言うか、そんなノート、後にファイルになったけど続けていた。


最初の頃は、発電所から自宅までの送電の経路を勝手に想像しながら描いていた。

ページをまたぐ所では、紙の断面もしっかり塗るのである。そうしないと電気が通らない。(笑)
そんな細かいところに、異常に執着していた。

ドラえもんを見るようになってから、ひみつ道具の仕組みに興味をもった。ちょうど「ドラえもん」のひみつ道具大百科といった本があって、それに図解が載っていた。その本をとっても気に入っていた。

まだ何にもわかってない頃だから、適当に書き写したりしていたと思う。

ややこしい仕掛けは、とりあえず箱を描いて「コンピュータ」と書いていた。当時コンピュータがどういうものかも知らない。SFか漫画の世界しか知らない。
たぶん万能の物だろうぐらいの認識。

自分なりに考えた物も描いたりしていたが、ひとつ覚えているのは万能電池

1.5Vの単3電池をいくつも直列につないで、その接続点からタップを引き出しているから、1.5V刻みの好きな電圧が使えるというもの。

色々ツッコミたくなるだろう。わかる。

途中の電池だけ使い切ってしまったら全体が使えなくなるじゃないか、とか。
直流電源装置があるだろ、とか。

なんにも知らない頃だから、それが発明だと自信満々だったのだ。

そんな時に、大人からネガティブな反応が来ると自信を失ってしまう。ここは大事なところだと思う。
良く考えたね、すごいね。

乾電池にモーターとプロペラをつけて、空き缶に組み込んだら、近所のおばさんから「あんた器用だね」「よく作れるね」とか言われて、
その頃は、まだ幼いから「器用」という言葉の意味もよくわかってなくて、家に帰ってから親に聞くぐらいだったが・・・

「飛び道具」にもこだわっていた。
単5電池で走るモーター式のミニカーがあって、そのモーターにプロペラをつけたら飛ぶんじゃないかと思いついたわけ。
それには電池が軽くないといけない。単5電池だよな、やっぱり。
単にモーターにプロペラをくっつけただけじゃ、そこらへんでバタバタやるだけで飛ぶわけがない。
プロペラを上に向けて固定するようなフレーム、安定させる仕掛けがいるわけだ。バランスをとったりして。

これが今のドローンに通じるのだろうけど、当時はそこまで思いつかない。ちょっと竹とんぼのように飛んでくれるだけでも嬉しかっただろう。
結局、何かが足りなくて作れなかった、作らなかったと思う。

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