エナジーハーベスト(2号機追加)
2025.03.26
本日、2号機を追加しました。1号機と並べて、一緒に耐久試験です。

2号機の特徴はBME280(温度・湿度・気圧センサー)を使用したことです。ケース内部の湿度と気圧も見たかったのです。

ちなみに1号機はLM61(温度センサー)でした。

結露のメカニズムの解明も目的のひとつで、
暖まると圧力が高まり、冷えると圧力が下がり、外部の空気と水を内部へ吸い込んでしまうのではないかと考えています。
そこで、空気は通すが水は通さない調湿弁を付けて、結露対策ができることの確認をしようとしています。そのために、湿度と気圧を見たいのです。


ところで、またひとつ面白い事に気づきました。

夕方暗くなると、1号機の方が先に休んでしまい、2号機は更に1時間後ぐらいまで頑張るのです。

総合的な消費電流の違いもあるのでしょう。2号機の方が少ない電流で動いており、日が暮れて暗くなり太陽電池の電力がなくなっても、蓄電を少しずつ使って動き続けていました。

蓄電といっても、1号機2号機ともに同じ220μFのチップ積層セラミックコンデンサです。

昼間にデータを受信しながら見ていると、1号機と2号機が交互にデータを送ってきて、まるで追いかけっこをしているようにも見えました。
どちらも同じ60秒ごとの送信ですが、同期はしていませんからそのタイミングは微妙にずれてきます。

だいたい18時半過ぎまで2号機はデータを送ってきていました。

電源電圧も同時にデータを送ってきていますから、毎回見るたびに下がっているのがわかるのです。けなげに良く働くものです。
最後まで絞りきってしまったところでお疲れ様でお休み~、明日(日の出まで)またね~という感じ。
ポリウレタン銅線(UEW)
2025.03.25
ユニバーサル基板の配線は、
最初の頃、適当なビニール線を使ってつないでいた。でも、太いからかさばってじゃまになる。

次にスズメッキ線を使ったが、裸線なので交差するような場所にはそのままでは使えない。出番は、電源の引き回しぐらい。

それからラッピング線を使い始めて、これはまあまあ良かった。


学生の頃にマイコン自作の本を買ってみたら、「ワイヤリングペン」というものが紹介されていた。

それに使われている細い線がUEWというものでポリウレタン銅線でした。

小学生の頃、電磁石の実験でおなじみだったエナメル線とは似て非なるものらしい。
エナメル線は紙やすりやマイナスドライバー(あるいはカッターナイフの背)でゴシゴシやって塗装を落とし、銅をむきだしにしてから接続していた。

一方、UEWは削っても良いが、ハンダゴテで加熱すると塗装が融けてくるので便利という。

マイコンにはバス配線が多い。たとえばデータバス。CPU、ROM、RAM、8255といった具合にデータバスを並列につなぐ必要がある。
同じ場所にビニール線を2本つけようとしても、はんだごてで加熱した時に片方のハンダが融けて浮いてしまったりする。(そこで、長めにむいてから巻き付けたりした)

UEW線の場合、接続したいピンに細い線を巻き付けていけば良い。途中で切らない。クルッと巻いて、次へ。
それからはんだごてで加熱してハンダを流すと、塗装が融けてハンダがなじんで接続される。

これがラッピング線だったら、被覆を剥いてピンにひっかけてはんだ付けして、余分を切って、次の接続箇所へ、また被覆を剥いてピンにひっかけてはんだ付け。
ワイヤーストリッパーを持ったり置いたりニッパーに持ち替えたりハンダゴテを持ち替えたりして忙しい。

本を読み、こりゃー画期的なものじゃないか、と思ってパーツ屋に行ったら売られていたわけ。それで買ってきて試した。学生時代ね。

ところが、言われているように簡単には融けない。おかしいなあ。相当加熱したら融けたけど、これじゃソケットが融けたりしないか、基板を傷めたりしないか、という感じ。
当時使っていたハンダゴテがだめだったのかもしれないけど・・・
これで接続不良が起きてトラブったらたまらんと思って、使うのをやめた。

なーんだこりゃーと放り投げて、結局その後も捨てずに持っていた(今でも有る)。


いま改めてハンダゴテを当ててみたら、いとも簡単に塗装が融けた!
やっぱり当時のハンダゴテがショボかったか。
こて先はC面(斜めカット)が良い。熱が伝わりやすい。


先日の話、たまたま手に入れたワイヤーがUEWだったのでした。

また削るのか面倒だな~と思ってハンダゴテを当ててみたら、あれっ、容易に塗装が融けるぞ!
なんだ、これくらいだったらどんどん使ったのになあと思えるぐらい。

(だけど、塗装を焼く臭いがくさい。身体に悪そうな臭いがする。部屋に染み込む臭い。換気を良くして使おう)

でも、これくらい容易に塗装が融けるなら実用性がある。だけど今さらという感じ。めったにユニバーサル基板で回路を組むことは少なくなった。残念。

なおUEWなどは本来ユニバーサル基板の配線専用じゃなくて、マグネットワイヤーといってモーターやトランスの巻線用に作られたもの。
Python
2025.03.24
近頃はプログラミング言語といったらPythonをよく耳にするように思います。

私自身は数年前の年末から年始にかけて、仕事で初めて取り組みました。
ラズパイ上でPythonのテストプログラムをいくつも作って試していました。
その時は集中的にやっていたので、ずいぶん覚えたと思ったのですが、ずっとやってないとだめですね。今ではすっかり忘れています。

ゲームセンターあらしの「こんにちはPython」本を読みながら、ああ、昭和のあの頃はBASICだったなと・・・

もうC言語ならC言語でいいのに、個人的にはCで統一したいのです。過去のプログラムの移植なんかもCで書いたものがあるからそのままひっぱって来れるじゃないかと。

これからの入門者ならともかく・・・

まあ、こんなふうに新しい事を脳が受け付けにくくなっているところが老化なのかもしれません(笑)

そう思うと悔しくなって、かえって頑張って勉強するようになるでしょう。

いずれにしても英語ベースじゃないですか。どうも欧米に支配されているような気がしてなりません。

日本語BASICみたいなものがあれば覚えやすいのに。(ぴゅう太とか)

ニイケ
ヲヨベ
マワレ カラ カンカク トジル
カケ
ジツコウ
トマレ
オワリ
モシ ナラバ
シキ
セル
アニメ
キイ

ああ、やっぱり、PRINTとかGOTOでいいや。

日本独自のプログラミング言語なんかできたら、やっぱり日本はガラパゴスだとか言われるんだろうか。

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