PC98のフロッピーが飲み込まれた
2024.11.21
古いフロッピーディスクを発掘したので、中身は何だろうと思いながらPC98に入れてみた。

フロッピー何枚組かのゲームで、ある程度読み込み終わったら「次のディスクを入れて下さい」と表示されるので、入れ替える。

いまAドライブにさしているとして、それを差し替えるのが普通だが、ためしにBに次のフロッピーを入れておくと、そちらを読んでくれるという親切な作り。

その点に感心していたら、あれっ、抜けなくなった。

ボタンを押しても出てこない。AもBも駄目。

そういえば、
VHSビデオデッキでありがちな話。えちーなビデオテープに限って、中にはいったまま出てこなくなり、電器店へ修理に出すのが恥ずかしかったと聞いたことがある。

ちなみに私は当時ビデオの修理も(某メーカーのサービスマン指導の下)やっていた。
消耗品キットというのがあって、ローラー等のゴム部品やスイッチ等の消耗品が一式入っていた。これらを全部交換してメンテナンスできた。ギヤのタイミングには注意しないといけない。

'90年代はじめのビデオデッキで、電解コンデンサの液漏れでベタベタになった機種も直した。困ったのは印刷抵抗で、腐食しているのを普通の抵抗に置き換えたいが、基板に直接印刷されているから抵抗値がわからない。腐食した状態だから測定しても正しい抵抗値はわからない。メーカーから回路図を取り寄せて、抵抗値が判明した。


またバラさにゃならんのか。めんどくさー。

このPC98は5年以上前に不動品だったのを、自分でバラしてあちこち手直しして復活させた。
勿論FDDも動かなかったので、分解して腐ったベルトを取り除き、新しいベルトと交換するなどして直した物。

つい先日も、不安定で動いたり止まったりするHDDを撤去してCF化し、快適になったばかりなのに。

ただもうひとつ問題点が残っていて、日付・時刻がめまぐるしい速度で回る。電解コンデンサの液漏れの影響と思うが、それは以前バラした時、念入りに清掃したつもりだったのだが・・・

ひょっとしたらIC自体がやられているかもしれない。かなり希少なICだったが入手できたので、いずれにしてもバラさにゃならんか。

これさえ直せば、スッキリして新年を迎えられるだろう。(気の早い話、まだ11月なのに)

----------追記
ボタンを押している間、フロッピーは浮き上がっているので、ピンセットでつまんで引っ張れば取り出す事ができた。

別のメーカーのフロッピーを試しに入れてみると、今度はボタンで正常にイジェクトできた。なぜ?微妙な違い? AもBもOK
PC-8801mkII MR?
2024.11.20
残念ながら、PC-8801は詳しくない。ほとんど使った記憶がない。

中学校の同級生が持っていたようだが一度も見たことがないという感じ。

学生の頃に、同じ下宿の後輩から数千円で買いませんかと持ちかけられたので、とりあえず手に入れておこうと。

ただ、フロッピーは1枚もなくて本体のみの時期が長く続いた。ただ保管していただけ。

機種は何だったっけ。PC-8801mkII MR ? 忘れた。

就職してから、たまたま同僚がPC-8801を持っているというのでフロッピーを借りてきて、そこで初めて動かした。

その後、いつだったか記憶にないが「ほしい」という人がいたので譲ったと思うが、ハッキリしない。
キーボードの「8」か忘れたけど、ひとつだけ変なキーが付いている個体があったら、それは私が持っていたPC-8801
初めてのカセットテープは不良品
2024.11.19
小学校に入った頃だったか、親のラジカセを自分用にして、そして新しいテープを買ってもらった。

SONYのCHFとかじゃなかったっけ。

ちょっと試しに録音してみた。録音を押し「あーあー」とマイクに向かって発声、停止。

巻き戻して再生・・・・・・あれっ、音がしない。おかしい。
壊れたか?不良品か?

それでは、他のテープを再生すると音声が聞こえる。

すでに気づいた方もおられるかもしれないが、カセットテープには先頭にリーダー部分があって、そこは磁気がないので録音されない。

こんな基本的なことも最初は知らずにあわてていた。不良品じゃなかった。


そして、こんな事もあった。

当時ビデオはスネ夫くんの家ぐらいしかないので、放送が始まったばかりの「ドラえもん」(テレ朝)をカセットに録音して、何度も聞いていた。

だけど、番組開始のタイミングに対して自分の応答が一定時間遅れるし(録音ボタンに指をかけて待っているが)、テープのリーダー部分の送りにも数秒かかるから、番組の先頭部分が録音されなかった。

リーダー部分がわかった後は、録音前に必ず指をつっこんで回し、磁気の先頭を出しておくようにしていた。指よりも鉛筆のほうが回しやすいので、鉛筆に替えた。

そして誤消去防止ツメ。
これは折っておくと録音ボタンが押せなくなる仕組みで、デッキの内側にこれを検知する出っ張りがあった。

大事な録音は、このツメを折っておくと誤って消すことがない。

だけど当時テープは何本も持ってないから、使い回しをしていた。もういいかな、これは飽きたから消して新しい録音をしよう。

普通はセロハンテープを貼るのだけど、カセットをデッキに入れっぱなしにしておくと、そのセロハンテープが押されて凹んできて、しまいには効果がなくなる。

録音すべきタイミングで、アレッ、録音ボタンが押せないぞ!!!!と、あせる。

そこでばかなりに考えたのは、紙をちぎって団子にして、ツメのあった穴に詰め込んでおく。容易に抜けないように、きつく詰め込む。(いま思えば取り除くのは大変じゃなかったか)

たまに抜け落ちてしまい、デッキの中にその紙団子がいくつも入り込んでしまった。

紙団子とセロハンテープのあわせ技もあった。これでセロハンテープの弱点である凹みは解消した。

その紙団子も面倒くさいから何とかならないか。

検知する出っ張りを指で軽く押さえながら録音ボタンを微妙に押し、カセットの蓋をしめてやれば、ツメの検知をパスできる事があった。
録音ボタンを押す時のでっぱりの状態だから、ボタンさえごまかして押してしまえば後は大丈夫。

但し、この方法はデッキの機種によっては駄目だと思う。

カセットテープひとつでもこれだけ語れる。まだ語りきれない。なんだろう、この深さは。

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