PC-98LT
2024.10.11
PC-98LTは、知ってる人だと「ああー、あれね」

一言で言えば中途半端なPCだった。
他のPC98との互換性がない部分がある。特に画面まわり。

液晶画面はバックライトなかったけど見やすかったけどね。

確かトラ技の広告を見て、ジャンク屋で\6,000だったか\8,000だったかで売られていたのでついつい買ってしまった。

他のPC98と互換性のないPC98LTだったが、WTERMのLT版もあるのでパソコン通信に使えた。

モデムも内蔵されていた。
モデムといってもV.25bisという特殊なやつだったけど、やはりWTERMが対応していたので助かった。
但し通信速度は1200bpsでトロトロだった。

MS-DOSはROMで内蔵されており、FDDは1基だったが、ちょっとした作業には十分使えた。

テキストエディタは京都コンピュータ学院のフリーソフトのSE3を使っていた。LT版があって助かった。

あとはアセンブラとかCコンパイラはDOS汎用なので使えたし、

文章を打ったり、プログラムのソースを打ち込んだりと、便利に持ち運んで使っていた。

得意になって持ち歩いていたよなあ。

最初からFDDの調子が悪いときがあり、おかしい時はバンバン叩いてやると正常にアクセスできた。
PC-9801UV11
2024.10.11
PC-9801UV11は初めて自分が所有したPC98だった。

'90年代前半のこと。
小学校からの付き合いの後輩が、本体とモニタ付きでいりませんかというので、彼の社員寮までお金を持って受け取りに行った。

これでCバスの拡張ボードを自作してROMライタを作ろうとしたり、パソコン通信の初めの頃にはホスト用にも使っていた。

HDDは最初の頃、持っていなかった。あとでロジテックの240MBのやつを買った。

職場でUVとか言うとバカにされた。それV30で遅いだろとか、PC98でUのつく機種は問題が多いんだよなとか、うるさい連中だった。最初から話さなければよかった。(面倒なマニアが多かった)

さすがに遅いのは自分でもわかっていた。DOSでDIRを打って、ディレクトリが表示されてプロンプトが出るまでちょっとタイムラグがあった。

最初これで自分の草の根ネットのホストを運営していたが、会員から、とくにうるさい会員たちから「遅い」、「文字化けする」といった苦情が何度も来て、

ある日突然、その会員が来て「今から博多へ行く」といって拉致され、博多でPC-486SE2を買って帰ってきたのであった。思わぬ出費だった。

帰宅してからホストを入れ替えると、うるさい会員連中は一応の満足をしたようだが、まもなく・・・ODPを入れようとか、モデムを速いやつに変えろだの、HDD容量を増やせ、回線を増やせだの色々、あのねー、誰がお金を払うと思ってるの。

深夜早朝問わずSYSOP呼び出しで遠慮なくピッピッピと呼び出して起こされるし、もう、めちゃくちゃ。

なんか、そんな思い出のある機種でした。
IBM 5550
2024.10.11
これは専門学校に有ったPCで、オレンジ色のブラウン管モニタだったと思う。

IBMマシンなんて触れたのはその時が初めて。

確か、パソコンの操作技術の検定か何かがあって、BASICでプログラムを打ち込んだような。

FDDが3口並んでいたのが特徴的だった。

単音ながらメロディも鳴らす事ができたけど、もともとそういう方面を目的として設計されたものではないだろう。あくまでも事務用のPCだった。

触ったのは一時期だけで、あとはPC-9801を主に使っていた。
N5200
2024.10.11
これはレトロマイコンに含むのかどうか。ちょっと特殊か。一般人向けではない。
N5200なんか知っている方が珍しいかも。

パソコン通信で知り合った学校の先生たちから一式もらった。

あとで振り返ってみれば、うちは都合の良いゴミ捨て場みたいなものであった。あの人なら喜んでもらってくれる。しかも処理代がかからない。

当時の自分は、来るものは拒まずだったから、なんでもウェルカムだった。(だけど結局捨てるしかなかった)

8インチのフロッピーもたくさんあったけど、使いようがなかった。

ちょろっと通電して起動して試したぐらいで、何に使うわけでもなく、やはり持て余してしまった。

結局ゴミ。

欲しいというヤツがいたので一式ゆずったが、やっぱりゴミはゴミ。
PC-8801なんとか
2024.10.11
これは33年前のことですっかり忘れてしまったが、一時、PC-8801なんとか(後の型番は忘れた)も所有していた。
しかし、本体しかなかった時期が長く、あとでPC98を手に入れてからモニタにつないでみた、という程度。
ソフトのフロッピーも全然持ってなかったし、大して使うこともなく、欲しい人に譲ってしまったという具合。

確か同じ下宿の後輩から買ったんだっけ。

そもそも、ある日の出来事。
朝から学校へ向かって歩いていた。すると、何やら見覚えのある模様の紙切れが道に落ちていた。

ワオッ、これは1万円じゃないかと!

学校に着いてから、1万円拾ったよと周囲の連中に言ったら、飯おごれとか大騒ぎ。そりゃーいかんだろ。

昼休みに近くの交番へ持っていき、落とし物の届け出をした。

半年後、浦上警察署から連絡があり、落とし主があらわれなかったのであなたの物になります、と。

半分喜び、半分不安で警察署へ向かった。警察なんて行く用事ないし。緊張した。
道中、去年まで下宿で一緒だった仲間と偶然会ったのは覚えている。

警察署に到着し、1Fの窓口で訪ねたら、2Fへ行って下さいというので手続きをして、その1万円を受け取った。

さあ何に使おうか。いざとなれば迷ってしまうのである。困ったものである。当時はケチケチ節約生活をしていたから、お金を使うという感覚がなかったというか。

どんな流れだったか忘れたけど、後輩のやつがPC-8801いりませんかというので、なんとなく、ヨシ、買った。
結果的には持て余してしまったけどなあ。なんか無駄遣いだったね。

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