パソコン通信ごっこのプログラム
2024.10.11
当時MZのプログラム本には、電話回線で2台のMZをモデム接続して、遠くの人と(囲碁か将棋か忘れたが)通信でゲームをするプログラムが載っていた。

自分にはそれがとても贅沢に思えた。電話代がかかるのに!
そして、もし自分だったら電話代が気になってゲームに集中できないだろうと。

市内3分10円で1時間200円なら、まあまあだけど、さらにその外側のエリアだと・・・

のちにパソコン通信をやっていた頃、チャットに夢中で1時間ぐらい平気で遊んでいたが、あっという間に数千円、そして請求書はウン万円で怒られた。(市内通話ではなく遠いところとやっていた)

学生の頃は自分で回線は引けないし、そんなお金もなかった。

そこで作ったのは妄想パソコン通信ごっこプログラム。

MSXの中に、それっぽいパソコン通信のバーチャル世界を構築した、というと大げさだが・・・

オフラインで、オンライン風のメニュー表示などが出るようにしただけ。あくまでも「ごっこ」
ホストにアクセスした時のWelcomeの表示から、各メニューなどを勝手に真似して作っただけ。

この仮想的なホストに、アンダム・ラクセスという名前まで付けた。(ランダム・アクセスを捩った)

こうして、ひとりで雰囲気だけのパソコン通信を味わっていた。
将来、モデムでどこかと接続する日が来るのかもしれない、と希望を抱きながら。

その時点では全く想像もつかなかったが、まさか数年後に草の根ネットを始めることになろうとは。
パソコン通信のはじまり
2024.10.11
高校生の頃、同級生からパソコン通信のカートリッジをもらった。
THE LINKS (日本テレネット) だったと思う。
いらない、あげる、って。

これをMSXにさして、電話回線につなぐんだって。

じつはこれが初めてのパソコン通信だった。
草の根ネットじゃなくて商用ネットで、汎用のターミナルソフトではなく、このカートリッジではTHE LINKSしかつながらなかったが・・・

細かいことは忘れたが、接続中にホワンホワン鳴りながらロゴマークが回らなかったっけ。

しかし、電話代がベラボーにかかった。長崎から東京まで、そりゃあ高い。現在と違って、当時は距離に応じた課金になっていた。遠くに接続するほど10円で通話できる時間は極めて短くなる。

しかも通信速度は相当遅い。

地方は不利だと改めて感じた。

でも、お金を払わないで使っていた。本当は会員登録して、銀行振込の自動引落の手続きが必要だったみたいでそういう書類も同封されていた。

ある程度の金額までは使えて、それ以上は制限がかかったのか忘れたが・・・

それ以前に電話代がベラボーにかかるし、とても払えない。親から怒られるのは間違いなし。イヤになって早々に使うのをやめてしまった。

そのカートリッジも、通信に使わないのなら意味がなくて捨ててしまった。中を見たら8251が入っていたような記憶があり、いまなら汎用のシリアル通信、モデムカートリッジに変身させることもできたのかなと思う。
AppleII
2024.10.11
AppleII

初期のApple社を支えた製品

まずAppleIがあって、次にAppleIIがヒットした。

高校生の頃から、スティーブ・ジョブズの本などを読んでいて非常に興味をもった。とくに相棒の技術者Wozniakには興味があった。

その頃からハマっていて、ぜひAppleIIも手に入れたいと思った。

雑誌の売り買いコーナーを見ているとAppleIIコンパチボードなるものがあって、モニタやFDD、プリンタも含めて一式で売りますという事で購入を申し込んだ。

残念ながらFDDは壊れていたし、プリンタも操作を誤って焼けてしまったりした。

コンパチボードはHOGE!という名前で、いまも持っている。(だけど電源を捨ててしまったので動かしようがない)
Macintosh
2024.10.11
Macintoshはレトロマイコンといってよいのか分からないが、

初めて触れたのは高校生の頃。

建築科の先生が持っていて、教員住宅に遊びに行き、自由に触らせてもらった。
GUIなんて他になかった(知らなかった)からなあ。
将来みんなこういうふうになるんだろうかと、おぼろげながら・・・

その時の機種はMacintosh IIで、モニタ一体型ではない筐体としては初めての機種だったと思う。

自分でMacintoshを手に入れたのは、その5年後ぐらいだったか。

パソコン通信で知り合った人から、新しいMacを買うので古いのを買わないかと。
まさか、その前にオフ会で見かけた本体そのものを譲ってもらうなんて。
わざわざ佐賀からクルマで運んでもらった。
20万円を支払ったけど、当時としては思い切った額だった。でも、すごいよな。

その機種はMacintosh II vxで、RAMは20MBだったと思う。当時はそれだけでも相当な値段だったはず。

CDはキャディというケースに入れて差し込む方式。いちいち面倒だった。

このII vxは壊れてしまった。チップ電解コンデンサが腐っていたけど当時の自分ではどうしようもなかった。

のちにLC630の中古をやはり誰かから譲ってもらい、しばらく使っていた。

それから10年後ぐらいか、iBookタンジェリンが気に入って中古で買って所有していた。バッテリーはリフレッシュサービスに出して復活させた。

その後はMacintoshは所有していない。iPad初代を持っていたぐらいか。これも売ってしまった。
PC-9801初代
2024.10.11
これは親戚からもらったもので、その時点で不動品だった。

本体、モニタ、外付8インチFDD、8インチフロッピーなど揃っていたけど、まあ、ゴミをおしつけられたようなものか。

もっと新しい98があるのに、ということで使い道もなく、結局捨ててしまったと思う。

それにしても8インチはでかかった。冗談みたいにでかかった。

よくこんなの使っていたなあ、と思う。


高校の時、PC-9801Fは使ったことがある。文化祭に展示するゲームを作れというので、センサーの拡張基板と組み合わせてスロットマシンみたいなプログラムを作った。

そもそもスロットマシンがどういうものか詳しく知らなかったから、想像で適当に作ったら、同級生から「違う、そういうものではない」と指摘を受けた。

当時の自分がどんな認識だったかというと、レバーを引けば各リールは勝手にランダムに止まるものだと。

同級生が言うには、レバーを引いてスタートしたらボタンを押してそれぞれのリールを目押しするんだと。

なんだか難しいなあ、というところでやる気は半減。

絵柄も何もないよ。大きい数字がくるくる回るだけ。

一般の方にも公開していた文化祭だったから、その一般の方に遊び方を説明しなさいと言われて、ぎこちない説明をした。そんなの全く苦手。

そこで模造紙にマジックでヘタクソな字の駄文を書いて貼り付けておいた。

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