ESP32 DEVKIT
2024.12.09
久しぶりに買ったら、化粧箱に驚き。







「ちうごく」と言ったら、あの薄っぺらいビニール袋に(静電気対策も何もなく)基板をそのまま放り込み、ピンヘッダはひん曲がり・・・が普通だと思っていた。

外側の鞘と、分厚い紙箱と、内側の枠まで、
なんだこの過剰包装は。

箱なんか、どうせ捨てるのに。(私のほうが、かつてのちうごく人に近づいたかも)
体温計(ばらしたら色々わかったぞ編)
2024.12.08
検温まではできるけど、その後のデータ転送(音波通信)が働かないので使い物にならない。思い切ってバラしてみた。



















今までに2回うっかり洗濯してしまった事は既に書いた通り。

なんでうっかり洗濯したのかについても既に書いた通り。
冬は冷えているので体温計を当てるときに冷たさを感じるのが嫌なのと、体温が低めに測定されるような気がするので、寝間着のズボンのポケットに入れて暖めてから使っていた。
ところが、他のことをやっているうちに(朝食の準備など)体温測定を忘れてしまい、洗濯しなきゃと着ていたものをそのまま洗濯機に放り込んでしまったんだな。

この機種は防水じゃないから当然、内部に水が入っていた。
まず電池の蓋をはずし、水銀体温計の使い始めの時のように良く振ったり、エアダスターを吹き込んで水分を飛ばそうとした。
電池の蓋をはずして、中身を取り出そうとしてもセンサーの線がひっかかるから、ある程度までしか引き出せない。なんとかその状態のまま、空気清浄機の空気吹き出し部分に立てかけて一晩以上放置し、風で乾かそうとした。

今朝、試しに使ってみたら、体温は測定できたけれどスマホへの転送ができなくなっていた。この機種はBluetoothではなく音で体温データを送っている。
体温測定が終わるとピポピポという音で知らせてきて、直後にジーと鳴る。この音がデータである。オムロンのアプリを起動し、「転送をはじめる」ボタンをタッチして、スマホのマイク部分に体温計を近づけると受信してくれる。

そのピポピポは鳴るけれど、その後のジーが鳴らなくなってしまった。

完全に乾かしきれないか、水分が残っている状態で通電した為に腐食など進行したりショートして壊れた可能性がある。

基板が水没しても通電していなければ復活できる可能性が高い。基板の製造工程で溶剤(炭化水素系またはアルコール、昔はフロン)でフラックスを洗うけど、水洗いもある。もちろん、洗浄後は良く乾かしている。
まずいのは濡れた状態で通電する事で、ショートによるダメージや、電気分解で金属が溶け出してあちこちに悪さをする。

音が出る回路は同じだろうと予想するが、どうしてだろう。圧電スピーカはひとつしかない。ひょっとしたらマイコンのポートが別々で、圧電スピーカの駆動部分でひとつにミックスされているのかも? そして、データ側のポートが壊れている可能性?

超音波カッターで容赦なく切り込んでいく。本体を真っ二つにしよう。タテ割りと、センサ部分は輪切りにした。

輪切りにしてわかったのは、センサへの配線は細いリード線かなと思っていたらフレキだった。
なるほど、他機種はセンサ部分が柔らかい物があるようだが、これだったら柔軟かつ曲げの耐久性もある。

あのセンサ部分はどうやって組み立てているのだろう。
自分の勝手な予想では、まず最初にセンサを含む本体部分を電池側から差し込んでいき、先端にキャップをかぶせている。
そこではんだ付けが必要なのかどうか、この後さらにキャップ部分を壊して確かめたい。
キャップは単なる差し込みではなく接着をしていると思う。

なるべく中身を活かして取り出したかったが、失敗してしまった。

取り出した中身に電池をつけて、電源ボタンに該当する金具を接触させてみたら、エラー2が表示された。
よく見るとフレキの一部を切り込んでしまっていた。先端部分を切り離すときに傷を入れてしまった。失敗。

基板を観察する。エプソンのワンチップマイコン?が使用されている。
17V14101 G2410238 JAPAN という刻印

もうひとつ小さい方は8ピンのTSSOPか、たぶんSII社の製品のような気がする。刻印はメモしてない。

基板はフラ金(フラッシュ金メッキ)で、すぐ金を取りたいとか言い出す奴が出そうだけど、これっぽっちではどうにもならない。色が付いているぐらいの微妙な量しかない。

基板を固定しているカシメを壊して、基板の裏面を見てみる。もう元に戻せない。

液晶の裏面と基板に白っぽい汚れ。これは水分が残っていた事を示している。特に、濡れている状態で通電すると、電気分解でこうなる。
この部分は基板とほぼ密着しているから、水分が抜けにくいと思う。かしめを壊さない限り、この部分まで完全に乾燥させるのは難しい。

新しい体温計(同じ機種)を手配したので、それが届いたら音波信号を分析してみたい。そして、別のマイコン等で信号を作り、スマホのアプリをだましてみよう。

オシロで信号を調べて、データ内容の詳細がわかったら、ありえない温度たとえば57℃とかマイナス10℃といった温度を出力させてみてどうなるか遊んでみたい。
体温計だめ
2024.12.08
よく乾かしてから組み立てて、電源を入れてみた。
電源が入り、表示も出るし測定もできた。

この体温計は測定終了でピポピポと鳴って、その後スマホを受信状態にしてマイク部分に載せてやると「ジー」と鳴りデータ転送される。

ところが、ピポピポは鳴るけどその後の「ジー」(データ)が鳴らない。
同じ圧電スピーカーから音を出していると思うが、ピポピポが鳴るならジーも鳴ってよさそうなもの。
ジーが鳴らない。普通の(データ転送のない)体温計になってしまった。

昨日から、開けられる所まで開けて風を当て続けたが、まだ水分が残っているところがあるかもしれない。エアダスターを吹き込んだりもしてみた。

たぶんセンサーの線と思うが、中身を引っ張り出そうとしてもひっかかりがあって、無理にひっぱったら壊れるだろうと思う。
どんな仕組みなのかわからない。勉強のために今回壊してみるのも有りか。

センサーは検温部(先端)の中にどんなふうに付いているのか。
たぶん、こうじゃないか。
基板の先端に細い線を付けてから本体に差し込むと、体温計の先端から細い線が出てきて、それをセンサーにはんだ付けする。それから接着剤を塗って、キャップをかぶせる。(あくまでも予想)
体温計を洗う
2024.12.07
別に体温計なんか洗う必要はない。
汚れていたらアルコール等で拭き取るぐらい。

洗濯機で洗ったという話。

しかも何度目だよというわけ。

なんでズボンのポケットに入れるのか? 冬季は体温計も当然冷えていて、そのまま脇に入れると冷たいし、どうも体温が低めに表示されるような気がする。
そこで検温前にポケットで暖めて、それから検温している。

別に病気でも何でも無いが、新型コロコロの検温でひっかかって以来(このときは感染してなかった)、毎日検温するという妙な習慣になった。
まあ健康管理の一環としても良いだろうと。

それで、まあ、ポケットに入れたままなのを忘れて洗濯機に放り込んでいたんだな。洗濯機を動かしてしばらくたってから、ハッと気づいた。

残念ながら防水にはなってない。とにかく蓋を開けて電池を取り出し、水銀体温計みたいに強く振って水分を飛ばした。
あとは空気清浄機の上に置いて、風で乾かそうというわけ。

これで二度目か三度目か。幸いまだ壊れていない。

----------追記
中身を取り出したほうが確実に乾かせるだろうけど、とりあえずここまでしか抜けない。




何かひっかかっているので無理に引っ張らないようにした。センサの線がつながっているのだと思う。どのように組み立てられているのだろう。

一応、この状態で風を吹き込み続けて乾かしてみる。
祝・電話回線復活
2024.12.06
10数年ぶりに固定電話を復活させました。(ひかり電話です)

サラリーマンだった頃には家より会社にいる時間のほうが長かったような時期もあり、留守が多いので固定電話は無駄だと思って解約してしまったんです。
解約というよりも正確に言うと休止。
間違いFAXも時々来ていたし迷惑セールス電話ぐらいしかかかってこないし、いっそのことなくしてしまえというわけ。
深夜にFAXがいきなり動き出して、寿司屋からの食材の注文だなんて、勘弁してくれよと。

今回の電話番号は非公開にしています。

非公開だけれど、迷惑電話は番号を順番にローラー作戦でかけてくるだろうから、そのうちかかってくるでしょう。

モデムでもつないで放置しておこうかと思います。ピーガーヒョロロー

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