道具は貸してはいけないという話
2025.07.04
特にニッパーやワイヤーストリッパーは、他人に貸したらダメだという経験を何度もしました。

決して他人にあずけない。切れ味が命ですから。

切ってはいけないもの、たとえば鉄線とか、あるいはニッパーでナットをつかんで回したり、予想できない事をされます。



このワイヤーストリッパー(旧)なんか、見るたびに思い出して凹みます。

ずいぶん昔のことでした。
現場で、ちょっと貸してくれというので貸したら「使いやすいね」「そうでしょう」といったやりとり。
「気に入った」というので、ズボンの後ろポケットに差したまま、ずっと作業していた様子。

バタバタしていたせいか、片付けに気を取られたか、返してもらうのを忘れてしまって・・・送ってくださいと伝えて、後日届きました。
見ると・・・ありゃ! 刃こぼれしてるじゃないかと。もう~~~困るよ!

ニッパーでも同様で、また別の人に貸した時だったけど、気がついたらそれでナットをつかんで回していたわけ。ああーっ!!ヤメレー
時すでに遅し、刃こぼれしていました。

その人は開き直るタイプで、ほら普通に切れるでしょうって・・・これを説明するのは難しい。微妙な感触とも言えるから。弁償してって言っても使えるだろって逃げちゃった。

だから、絶対に道具は他人に貸さないこと。

そのワイヤーストリッパー、秋葉原の千石電商で買った事まで覚えているけど、気づいてみれば買ってから25年以上たっているし、
せっかくなので同じメーカーの後継品を買いました。これでちょっとは気分が晴れるでしょう。やはり切れ味は良いです。
aitendoの福ボックス
2025.07.03
ちょうど通販を利用する機会があり、ついでに福ボックス(2種類あり)をどちらも買ってみました。
内容はお楽しみなので書きませんが、在庫処分と書いてある通りで、あまり売れなかった物が多いのかな。
何か使えそうだな、と思うけれど・・・それが物を増やす原因(笑)
活用しようと思うなら管理しておき、必要な時にすぐ取り出せるようにしておかないとな。

ひとつだけ書きます。
7セグLEDが入っていました。たぶん調理器具用でしょう。中国語の文字が入っていました。
(日本語だと、予約時間、調理時間)
型番 YHA2681HRK
20円で売ってるやつ。
中国語の文字が気になるかもしれませんけど、スモークアクリルを重ねれば目立たなくなるかも。

今回はお姉さんの髪の毛は入っていませんでした。
電話関係のアース
2025.06.25
雷や高電圧対策の為の保安器についているアースは、地面につながっています。これは、放電管やバリスターを通して高圧電流が流れるだけで、通常は接続されていないのと同じと考えられます。

それとは別に、
電話交換機自体の電源は、プラス側がアースにつながっています。
今の時代もそうなっているか確かめていませんが、伝統的には、プラスをアースにしています。

なぜそうしたか、というのは文献をあたると、あちこちに書いてありました。

電気分解を防ぐ為です。

もしマイナスをアースにした場合、
リレー接点が開いている時に、コイルの巻線は常にプラスに接続されていることになる。
そのコイルの巻線と、鉄芯との間に湿気があると、それが電解質となって電気分解が起こり、巻線が腐食されて断線の原因となる。

これを防止する為に、プラス側をアースにしたということです。

なんだか分かりにくいのですが、おそらく電話交換機の最初の頃に失敗したのかもしれません。その原因を調べてつきとめて、以後そのようになったと理解しました。

上記のリレーは昔のリレーラックに直接取り付けられたむき出しのリレーで、今は基板に載っているどころか、半導体化されているならあまり関係なさそうです。
ほかの部分で何か問題になることがあるかもしれませんけど。

いまの時代、サーバーラックは48V給電だったりするんでしょうね。これも電話交換機からの伝統なのかなと勝手に思っています。

アース線の色
2025.06.25
アース線の色は緑に決まっているじゃないかと。

ところが、そうとも言えなくなってきました。
緑と黄色のストライプを見かけます。
白もあります。(エアコンのアース配線で見かけた)

でも、一般的には緑で間違いないと考えています。

白は、たまたま線が足りなくて代わりに使った可能性もあります。

緑は良いとして、どうして緑に決まったか。

アースはEARTHで地球

緑の地球を守るため~♫と、どこかで聞いた歌で決まったのではないでしょうけれど。(ゴレンジャー)


強電(電気工事、屋内配線)の世界では、白:接地側、黒:非接地側です。

白は接地とは言っても、直接アースにつなぐわけではありません。

柱上トランスの二次側の中性点から、電柱の下のアースへつながっています。これは一次側から万一、高電圧が漏れてきた時に対地電圧を・・・おっと、忘れた。保安用の目的でした。

黒がプラスとか言ったりしますが、交流なのでプラスもマイナスも決まっていません。便宜上です。

直流回路では、赤:プラス、黒:マイナスなので、黒の用途が交流と直流で違った感覚でしょう。

単相3線式の場合は、赤・白・黒の3本です。この場合、白は中性線です。
赤・白の2本、黒・白の2本をとった場合は100V、赤・黒の2本をとった場合は200Vです。

ゴムキャブタイヤケーブルを器具に取り付けた時、たまたま買ったケーブルの色分けは赤・白・黒でした。
これは電気工事業者さんとの間で少々トラブルになりまして、どれがアースなんだと。
赤がアースは変だろう、って。
しかし、これしか売ってないんですよと。(その時点ではそう思い込んでいた)

ところが、代理店に相談してみると、白・黒・緑も有りますよという話で、以後はその色分けを使うことにしました。
コンセント穴埋めくん ひかるくん
2025.06.19
絶対ブザーじゃないとだめか。
やはり大音響は威嚇効果があるから。

まぶしい光でビカビカするのも効果がありそう。

いまは高輝度LEDなんか普通に手に入る。
強烈な真っ赤な光がビカビカすれば、パトカーのあれを思い出して、びびって逃げそう。


盗電対策以外に応用できないか。

たとえば停電時に光るなら、非常灯の代わりになる。
まあ、でも、これはすでに先行例があると思う。新規性は無い。

停電を検知したいという用途があれば。

冷蔵庫や冷凍庫の電源が切れたことを知らせるとか。

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