電磁カウンタ
2024.07.22
あまり見かけなくなったが、電磁カウンタ(写真は検索してみて下さい)

ゲームセンターのパチスロに組み込まれているのを見たことがある。(売上の記録用)

昔(20~30年前)のコンビニのコピー機は、いまのような便利な物じゃなくて、レジで電磁カウンタを借りて使っていた。

電話交換機がクロスバーだった頃は、加入者の数だけ電磁カウンタが並んでいて、これらをカメラで撮影し、引き伸ばして数字を読み取り、電話代の請求をしていたという。
参考:
ttps://museum.ipsj.or.jp/computer/ocr/0031.html
ttps://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/206658
ttps://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/247116


そんな電磁カウンタ、液晶に置換えられたりしていったが、未だに根強い需要がありそうな気がします。
掃除機壊れる
2024.07.10
CNCの削りカスを掃除する為に使っていましたが、先日、作業中にいきなり止まってそれっきりです。
おそらくヒューズが切れたのでしょう。


ヒューズを交換すれば良いのでしょうけど、年数も経過しているのでこの機会に買い替えです。

原因は、細かい削りカス(ベーク板を削ると特に細かい粉が出る)がフィルターに目詰まりして、それでモーターが過負荷になった可能性?

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追記

供養と思って、バラして原因を調べてみました。

スイッチOK (導通問題なし)
電流ヒューズOK (切れてない)
温度ヒューズOK (切れてない)
カーボンブラシOK (2本とも20mm以上ある)

ムムッ、中身は何も問題なかったぞ。

ひょっとして電源ケーブルの断線とか、そんな原因だったかも?

温度ヒューズは正確に言うとサーモスタットのようなもので、冷えると復帰する。(メーカーのサイトで調べた)
しばらく経過してから再び電源を入れてみたけど、動かなかったのでやはり正常、無関係だったか。

消去法では、
電源ケーブルの断線だった可能性が高い。
改めて考えてみると、ちょっと細くて頼りなかったもんなあ。

経験的に多いのは、特に付け根の部分が切れやすい。

(電源ケーブルは、捨てると決めた時にブチッと切ってしまったので今さら調べられない。あせって失敗した)
ICレールが曲がる話
2024.07.08
ICをたくさん買うと、レールに入って届く事があります。

(参考)たとえば、これです
ttps://akizukidenshi.com/catalog/g/g110137/

暑さで、そのレールがひん曲がってしまい、中のICの取り出しに苦労した、という話です。
十数年前の出来事でした。今のような猛暑ではありません。

秋月からPICを500個とか1000個買って、某宅配便で届いたのだけど、箱から出してみてビックリ。
レールが反っていて、普通ならスムーズに取り出せるはずのICが途中でひっかかっている。

これは半導体の商社の方からも同様の経験を聞きました。
営業車の中に置いたままにしていると、熱で曲がってしまうのだと。

どこでどうやって曲がったのかまではロガーを仕込んでいたわけでもないし、わかりません。
たぶん輸送中のトラックの中が相当暑かったのか。

材質は塩ビと聞いたような気がしますけど定かではありません。

捨てられたレコードが野ざらしになっていて、フニャ~ンと芸術作品みたいに曲がっているのは見た事があります。
オーバーヒート
2024.07.04
レーザー加工機の「オーバーヒート」表示



これは初めて見ました。

この時、水温表示は36℃

33℃より下がらないと再び動作しないようです。
この状態でファンがブォーーと回り続けていました。しかし、そう簡単には冷めないでしょう。

レーザー加工機を設置している部屋はキッチンの片隅で、この部屋にはエアコンがありません。窓際に置いてありますが北向きで、それほど暑くならないような感じでした。
室温は31℃でした。
バスターミナル時刻表のからくり
2024.06.29
実際に機能しなくなって久しいが、古い昭和の面影のバスターミナルにある時刻表。実働する姿を見たような見たことがないような感じ。

今ではA3ぐらいの紙に時刻表を印刷したものが貼られているだけ。

もともとは、
乗り場ごとに時刻表の大きいパネルがあって、背景は乳白色のアクリル板で、そこへ 11:21 といった時刻プレートを表面に並べて取り付けてある。

おそらく、次のバスの時刻を裏面から電球で照らして示すような仕組みだったのではなかろうか、と思う。

また、それぞれの乗り場のドア上に赤ランプが付いていた。(乗り降り口を示すため)

なんで急に興味を持ったかというと、そのパネルの一部が開いたままになっていて、中に電線の束が見えた。
あんなに配線が多いなら、電球1個ずつに配線していたんだろうか?と思った次第。
昔は、まさか事務所まで多芯ケーブルをそれぞれひっぱっていたのだろうか?

今さら、どうでもいいと言えばどうでも良いが・・・もし自分が作るとしたら、という思考をしていて、

いま作るとしたらそれぞれのパネルごとにマイコンを搭載して、シリアル通信かLANを使って、単純な配線にするだろう。まあ、それが普通の考え方。

いま作るとしたら、なんて書いたけど、いまでは大画面のモニタ(デジタルサイネージ)が有るから、それで済んでしまう。

技術的には面白くないけど、先人の苦心の跡をちょっとだけ見たような感じです。

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