しんくうかん
2024.09.03
長年ほったらかしの、カビのはえた段ボールがあって、中には真空管(ST管)が詰まっている。

中におさまりきれなくて、蓋は浮いたまま、ガラスで壊れやすいし、なんとかしたいなーと思いながら何年ほったらかしだろう。

ようやく片付ける気になって、真空管を1本ずつプチプチで包みながら新しい箱に移した。

使うのか? たぶん使わないだろうな。

使えるのか? 使えるかどうかはわからない。だから売りに出すのもなかなか難しい。わからないならジャンク扱いしかない、安く売るしかない。

もともと、ガキの頃にゴミ捨て場にあった真空管ラジオから引き抜いたやつだからなあ。
あの当時は真空管ラジオなんかゴミだから、よく捨ててあった。
いまオークションで高値で取引しているのなんか、見ていてバカバカしくなるぐらい、当時はたくさんあった。
保存しておけばよかったのに、と後で思ってもどうにもならん。



これはUZ42といって、アンプの出力段に使うやつじゃなかったっけ。5球スーパーに使ってみたら、良い音が出た。
耳の悪い自分でもはっきりわかるぐらい、差し替えたらその違いを感じることができた。
タイマーIC 555の計算
2024.08.22
何かと重宝な555

発振器やタイマーとして色々と応用ができる。

この555の定数計算はWeb上で、
抵抗値とコンデンサ容量を入力すれば、発振回路として使う時の周波数やデューティが計算できるサイトがある。
昔はBASICで計算プログラムを作ったものだが・・・ポケコンに入れておくと便利だった。

まあそれは良いとして、

実務的には、希望する周波数を出力するための抵抗値とコンデンサ容量値を知りたい、という流れになると思う。
この計算ができるなら便利なのに、今まで見かけたことがない。

実例が本などに載っていれば参考にすれば良いけれど、なかなか希望するものが見つからない場合は計算する必要がある。

図はデータシートからの引用だが、
このグラフを参照しながら、希望する周波数に対して狙いをつけたりする。


計算サイトで、だいたいの抵抗値などを入力しながら少しずつ変えてみて周波数を合わせるというのは良くやる手かなと。(必要に応じてデューティも気にしながら)

でもそのやり方は、あまりスマートではない。要は「周波数を入力すれば、そこから逆算して抵抗値とコンデンサ容量値を求められる」ようにできないか。

かつ、その値はE12とか24等の系列に従ったもの(できるだけ近いもの)であること。その系列の中から選択するか、2個並列や直列にすれば実現できる事を示すようにできたら。

流行りのAIでやれって言われそう。でも、AIを使わなくてもできると思う。なんでもかんでもAIじゃないんですよね。
ごみぶひん
2024.08.01
現在では入手難の廃止部品
それを海外オークションで落札してみたが・・・





なんじゃこりゃ、ヒビが入っている。肉眼で気づいた。

これが手元に届くまで3週間ぐらいかかったが、全てが無駄だった。

売る方も売る方で、よくこんな物を売るよなあ、と思う。
通り越して、あきれてしまった。

出品者は米国で、発送元も米国だから、某ちうごくよりはマシな物が届くかという淡い期待があったけれど・・・だめだこりゃ。
電磁カウンタ
2024.07.22
あまり見かけなくなったが、電磁カウンタ(写真は検索してみて下さい)

ゲームセンターのパチスロに組み込まれているのを見たことがある。(売上の記録用)

昔(20~30年前)のコンビニのコピー機は、いまのような便利な物じゃなくて、レジで電磁カウンタを借りて使っていた。

電話交換機がクロスバーだった頃は、加入者の数だけ電磁カウンタが並んでいて、これらをカメラで撮影し、引き伸ばして数字を読み取り、電話代の請求をしていたという。
参考:
ttps://museum.ipsj.or.jp/computer/ocr/0031.html
ttps://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/206658
ttps://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/247116


そんな電磁カウンタ、液晶に置換えられたりしていったが、未だに根強い需要がありそうな気がします。
掃除機壊れる
2024.07.10
CNCの削りカスを掃除する為に使っていましたが、先日、作業中にいきなり止まってそれっきりです。
おそらくヒューズが切れたのでしょう。


ヒューズを交換すれば良いのでしょうけど、年数も経過しているのでこの機会に買い替えです。

原因は、細かい削りカス(ベーク板を削ると特に細かい粉が出る)がフィルターに目詰まりして、それでモーターが過負荷になった可能性?

------------------------------------
追記

供養と思って、バラして原因を調べてみました。

スイッチOK (導通問題なし)
電流ヒューズOK (切れてない)
温度ヒューズOK (切れてない)
カーボンブラシOK (2本とも20mm以上ある)

ムムッ、中身は何も問題なかったぞ。

ひょっとして電源ケーブルの断線とか、そんな原因だったかも?

温度ヒューズは正確に言うとサーモスタットのようなもので、冷えると復帰する。(メーカーのサイトで調べた)
しばらく経過してから再び電源を入れてみたけど、動かなかったのでやはり正常、無関係だったか。

消去法では、
電源ケーブルの断線だった可能性が高い。
改めて考えてみると、ちょっと細くて頼りなかったもんなあ。

経験的に多いのは、特に付け根の部分が切れやすい。

(電源ケーブルは、捨てると決めた時にブチッと切ってしまったので今さら調べられない。あせって失敗した)

- CafeLog -