ICレールが曲がる話
2024.07.08
ICをたくさん買うと、レールに入って届く事があります。

(参考)たとえば、これです
ttps://akizukidenshi.com/catalog/g/g110137/

暑さで、そのレールがひん曲がってしまい、中のICの取り出しに苦労した、という話です。
十数年前の出来事でした。今のような猛暑ではありません。

秋月からPICを500個とか1000個買って、某宅配便で届いたのだけど、箱から出してみてビックリ。
レールが反っていて、普通ならスムーズに取り出せるはずのICが途中でひっかかっている。

これは半導体の商社の方からも同様の経験を聞きました。
営業車の中に置いたままにしていると、熱で曲がってしまうのだと。

どこでどうやって曲がったのかまではロガーを仕込んでいたわけでもないし、わかりません。
たぶん輸送中のトラックの中が相当暑かったのか。

材質は塩ビと聞いたような気がしますけど定かではありません。

捨てられたレコードが野ざらしになっていて、フニャ~ンと芸術作品みたいに曲がっているのは見た事があります。
オーバーヒート
2024.07.04
レーザー加工機の「オーバーヒート」表示



これは初めて見ました。

この時、水温表示は36℃

33℃より下がらないと再び動作しないようです。
この状態でファンがブォーーと回り続けていました。しかし、そう簡単には冷めないでしょう。

レーザー加工機を設置している部屋はキッチンの片隅で、この部屋にはエアコンがありません。窓際に置いてありますが北向きで、それほど暑くならないような感じでした。
室温は31℃でした。
バスターミナル時刻表のからくり
2024.06.29
実際に機能しなくなって久しいが、古い昭和の面影のバスターミナルにある時刻表。実働する姿を見たような見たことがないような感じ。

今ではA3ぐらいの紙に時刻表を印刷したものが貼られているだけ。

もともとは、
乗り場ごとに時刻表の大きいパネルがあって、背景は乳白色のアクリル板で、そこへ 11:21 といった時刻プレートを表面に並べて取り付けてある。

おそらく、次のバスの時刻を裏面から電球で照らして示すような仕組みだったのではなかろうか、と思う。

また、それぞれの乗り場のドア上に赤ランプが付いていた。(乗り降り口を示すため)

なんで急に興味を持ったかというと、そのパネルの一部が開いたままになっていて、中に電線の束が見えた。
あんなに配線が多いなら、電球1個ずつに配線していたんだろうか?と思った次第。
昔は、まさか事務所まで多芯ケーブルをそれぞれひっぱっていたのだろうか?

今さら、どうでもいいと言えばどうでも良いが・・・もし自分が作るとしたら、という思考をしていて、

いま作るとしたらそれぞれのパネルごとにマイコンを搭載して、シリアル通信かLANを使って、単純な配線にするだろう。まあ、それが普通の考え方。

いま作るとしたら、なんて書いたけど、いまでは大画面のモニタ(デジタルサイネージ)が有るから、それで済んでしまう。

技術的には面白くないけど、先人の苦心の跡をちょっとだけ見たような感じです。
テレビ接続図集
2024.06.27
これはテレビの回路図集です。
今では何の役にも立ちませんが、せめて当時を偲びたいと思います。



家電品のサービスマニュアル等は回路図ではなく「配線図」「接続図」と書かれている事が多い。
その由来は知らないが、個人的には、真空管や部品をシャーシに配置・配線していた頃の名残ではないだろうかと?勝手に思っています。

昭和時代のテレビには、後ろに回路図の入ったビニール袋がぶら下がっていたりしたものでした。
子どもの頃は、(内容はわからなかったけど)その配線図を穴が空くぐらい眺めていたものでした。




他に、家具調テレビなども載っており懐かしくて涙が出そうですね。

そして、東芝の傘マークが最高です。
電卓の回路図集
2024.06.27
これは結構レア物かもしれません。

何の役に立つのかって言われたら何も言えませんがね。

SANYO
電子式卓上計算機回路図集1
(サービスマニュアル)







手書きの回路図が泣かせますねえ・・・

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