セキュリティの罠
2024.10.24
小学生の頃、自分で掘った落とし穴に落ちた話は以前書いたけど、そんな話は大人になってからも有る。

ネット銀行の口座には様々なセキュリティが設定できるようになっていて、たとえばATMで引き出せる上限金額を一日あたりいくらまでとか、振込の限度額、ATMの時間帯など色々設定できる。

念の為にと思って、万一のことがあっても最低限の被害で済むように設定していた。ガチガチにかためていた。

2007年に関東へ出張した時の出来事なんだが、
出先で現金が必要になったのでコンビニATMに行ってみた。

すると、受け付けられない。はて?・・・・・・アッしまった!セキュリティ設定か!!

利用可能なATMを、特定の銀行のみ、自分が住んでいる県内、そして上限2万円としていた。「県内」で既に駄目。
出かける前に設定変更を忘れていた。そこまで気が回らなかった。
スライドスイッチ
2024.10.23
スライドスイッチを悪者呼ばわりするみたいだが、経験的には、接触が悪くなっている事が多い。
もちろん他のスイッチも不良になっていた経験はある。

応急処置としては、何度もON/OFF操作を繰り返す。数十回繰り返してみて、それで直れば・・・

ダメなヤツもある。

新品に交換するのがベストだけど、同じか同じような部品が手に入るとは限らない。古くて売ってなかったりする。

そんな時は分解清掃で復活させる。(実際そうやって復活させている)

開けてみると納得する。接点が酸化あるいは硫化して黒くなっている。ああ、これじゃあ駄目だと。

抵抗をはかってみると、概ね1Ω未満なら良品の目安。
でも安心してはいけない。操作部をゆすってみて抵抗値が変動しないか。接触が悪いと抵抗値が大きくばらつく。
リレー接点についても同様で、接点の抵抗をはかりながら、外部からコツコツと軽く叩いてみる。ダメな奴は抵抗値が大幅にパラパラ変化する。
言うまでもないけど、端子をクリップでつかむのではなく直接ハンダ付けしないと、その部分の接触抵抗をみていることになる。

スイッチやリレーなんてON/OFFだけ、ゼロΩか無限大Ωしかないだろ、って単純に考えてしまいがちだが、実際に抵抗値をはかってみると、けっこう危なげな状態で動いている事がわかって、考え方が変わる。

接触不良じゃないけど、タクトスイッチでゴム接点(導電)の物を使った時の失敗談がある。
ボタンを押してもマイコンがLレベルを認識しない。プルアップなので押してない時はHレベル。押したらボタンを通してGNDだからLレベルのはず。

じつは押しボタンのON抵抗が数百Ωあって、それでLレベルと判定される電圧まで下がらなかったというのが原因。押しボタンなんてゼロΩだとそれまで思い込んでいた。
プルアップ抵抗の抵抗値を上げて対応したと思う。
微妙な電話
2024.10.22
電話がかかってきた。
番号は国際電話ではない。未登録の取引先かもしれないので、とりあえず出てみる。

こちらは声を出さずに相手の声を待つ。録音ボタンを押す。

またも機械音声。「選挙のアンケート調査」らしい。

本物かどうかわからないし、そうだとしても答える気がないので切断。

電話番号を検索してみると、050-3098-XXXX は選挙情勢調査と書いてある。

ご参考:
ttps://www.nikkei-r.co.jp/pollsurvey/method.html

そのほか「オートコールサービス」というものが、こういう電話をかけてくるやつらしい。

- CafeLog -