ウィスカ(Whisker)
2024.06.23
故障した装置を調べていて気付いたのは、LEDライトで照らすと、筐体の金属部から細かいヒゲのようなものがたくさん生えていること。
おそらく亜鉛ウィスカだろうと思います。

基板はスペーサで浮かせて取り付けてあります。その下の鉄板(亜鉛メッキ)の表面は細かいヒゲだらけです。

詳しくは検索してほしいのですが、Whiskerとは要するに金属の結晶が成長してヒゲのようになるものです。当然、導電性がありますから、基板などに接触すればショートとなります。

Whiskerは、見えない程度の成長、見えるほどに成長したものなど色々あります。
光をうまく当てないと、そして注意深く見ないとなかなか気づきません。

これが故障の原因かどうかは現時点で何とも言えませんが、可能性のひとつとしてはあります。
思わぬ「魔の手」が基板に忍び寄っていた、という事になるかもしれません。

とにかく清掃して、今後の対策として何が良いだろう。塗装したらWhiskerは生えてこないのかどうか。あるいは簡単に絶縁シートを基板との間に挟むだけで済まないか。

このヒゲが剥がれて空中を舞うと、どこにくっつくかわからないので、発生源を対策しないと意味がないですね。
カチッとなる歯ブラシ
2024.06.21
これは歯科で教えてもらって初めて知りました。



歯磨きをする時に歯ブラシを押し当てる力、これは適正な力加減があるわけですが、重量で言うとだいたい100~200gのようです。しかし、自分の手の加減ではなかなか数値的に掴めません。

それどころか、きれいに磨こうと思ってか、無意識に力が入ってしまっています。強く押し付けてしまうと、かえって毛先が逃げてしまって、磨けてない場合もありそうです。

そこでこの歯ブラシ。

要するに、「トルクレンチ」みたいなものです。トルクレンチとは、ボルトを一定の力で締めるための工具で、一定の力になるとカクンと曲がります。または電子式ならピピーと鳴ります。

この歯ブラシは適正な力加減を超えると、ネック部分がカチッと音をたてて曲がる仕組みです。

お値段は・・・普通の歯ブラシよりは高いですね。
歯科
2024.06.21
別の歯科に初めて行ってみた。

この前からの顎の痛み。
ついでに、歯科検診を兼ねて(虫歯の検査、歯石取り)

行く前に念入りな歯磨き。
それも一度や二度ではなく三度でしかもフロスを丁寧にやる。

いつも手抜きして歯磨きしているのが露呈しないように。

染め出しをすると一発でバレる。


さて出発だ。

受付が済んで、まだ予約時間まで10分前後あった。

レントゲンを撮られて、
口の中の写真を撮られて、
一通り、口の中を診て、

顎の痛みは先週からだったが、だんだん痛みは収まってきた。
今日の時点ではそれほど気にならない。
口の開閉で痛みはないが、上顎・下顎を互い違いにした時だけ、左に少し痛みを感じる。

歯科医師の説明を受けたが、結局、積極的な治療は無い。
痛みが強ければ鎮痛剤が出るぐらい。
いくつかの原因があって、その原因を改善していくという事になる。

今回の直接原因は、ドライフルーツをむさぼり食って、その細かい種が気になっていつまでもすりつぶしていたせいだろう。

あとは虫歯と歯周病の検査。

虫歯ゼロだって。

歯周ポケットの深さを調べるやつ。先端の尖ったやつを歯と歯茎の隙間に差し込んで深さをはかる。

次に、歯がグラグラしていないか調べる。全部OK

歯ブラシの使い方の指導。これは他院でも過去に何度も経験。
普段どんなふうに使っていますか。

細かい動きができてるじゃないですかあ!(そういえばアニメ声だった。ドキドキ)

実際は結構手抜きしてる。

歯磨きは1日3回3分間以上やっていますか? NO
夜の1回だけ。
但し、朝起きたら口の中が不快なので水で簡単にうがいを長年続けている。

歯石取り。今回は下半分

歯の隙間をフロスで清掃し、歯磨き

合計1時間ちょっとで終了。


フロスは奥歯に詰まって取れなくなって往生したので、そこは気をつけて下さいと事前に伝えた。
過去に、自分でフロスをやっていたら詰まって取れなくなり、他院で取ってもらおうとしたがなかなか取れず先生も苦労してあれこれ試した挙げ句、ようやく取れた経験が。

「歯にものが挟まったような」という言葉があるけど、リアルに歯に物が挟まっていると気持ちが悪い。この不快感伝わるかな。

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