コーラ消しゴムと禁断症状
2025.09.14
消しゴムと自称しながら、全然その役には立たないものが昭和のあの頃にはザラに有った。
ガチャガチャから出てくるガッカリ景品とか。(ほぼゴミ)
スーパーカーのそれとか。(タイヤ部分にアロンアルファを塗って滑りを良くして、ノック式ボールペンで弾いて飛ばす。自分はいまいち気分が乗らず遊ばなかった)
個人的に、一番気になっていたのはコーラ消しゴム!!
授業中にその匂いをかぐと、コーラが飲みたくて飲みたくてたまらなくなる、危険なシロモノだった。
我慢しきれず、ついにかじってしまったこともある。味はしなかった。
当時コーラは大人たちから「あんなものを飲んではいけない!骨がとける!」と、悪の資本主義の手先に位置づけられていた。
(これ以外にも買っちゃいけないもの、見てはいけないと言われるものは無数にあった)
それで、買っちゃいけないものだし、買わないけど・・・と思っていたら、同級生は普通に買ってゴクゴク飲んでいる。
そんな身体に悪いものを飲むなよ、って私は言いながらも、飲みたくてたまらなかった。いっぽうでは虫歯になるよなあとか思いながら、迷っていた。
意地になり、絶対飲まないとか言いながら小学校5年生ぐらいまで本当に一度も飲んだことがなかったと思う。
試しに飲んでみたら、ムムッ、結構いけるじゃないかと・・・だけど、飲んでいるところを母に見つかると大変だから、なかなか堂々と飲む機会はなかった。(大人になっても、缶コーヒーの甘いやつとか飲んでいると注意された)
それでめったに飲めなかったコーラだけに、あのコーラ消しゴムの匂いをかぐと禁断症状が出てきて苦しくなってきた。コーラくれ、コーラ・・・
あの頃、小学校で自由に飲めるのは水道水ぐらいで、水筒を持ってくるのは遠足だけだった。
水道水を飲んだって何の代わりにもなりゃしない。
まだ当時は自販機が少なく、買い食いは同級生にチクられるので、なかなか好きなものを買って飲んだり食べたりできなかった。
ガチャガチャから出てくるガッカリ景品とか。(ほぼゴミ)
スーパーカーのそれとか。(タイヤ部分にアロンアルファを塗って滑りを良くして、ノック式ボールペンで弾いて飛ばす。自分はいまいち気分が乗らず遊ばなかった)
個人的に、一番気になっていたのはコーラ消しゴム!!
授業中にその匂いをかぐと、コーラが飲みたくて飲みたくてたまらなくなる、危険なシロモノだった。
我慢しきれず、ついにかじってしまったこともある。味はしなかった。
当時コーラは大人たちから「あんなものを飲んではいけない!骨がとける!」と、悪の資本主義の手先に位置づけられていた。
(これ以外にも買っちゃいけないもの、見てはいけないと言われるものは無数にあった)
それで、買っちゃいけないものだし、買わないけど・・・と思っていたら、同級生は普通に買ってゴクゴク飲んでいる。
そんな身体に悪いものを飲むなよ、って私は言いながらも、飲みたくてたまらなかった。いっぽうでは虫歯になるよなあとか思いながら、迷っていた。
意地になり、絶対飲まないとか言いながら小学校5年生ぐらいまで本当に一度も飲んだことがなかったと思う。
試しに飲んでみたら、ムムッ、結構いけるじゃないかと・・・だけど、飲んでいるところを母に見つかると大変だから、なかなか堂々と飲む機会はなかった。(大人になっても、缶コーヒーの甘いやつとか飲んでいると注意された)
それでめったに飲めなかったコーラだけに、あのコーラ消しゴムの匂いをかぐと禁断症状が出てきて苦しくなってきた。コーラくれ、コーラ・・・
あの頃、小学校で自由に飲めるのは水道水ぐらいで、水筒を持ってくるのは遠足だけだった。
水道水を飲んだって何の代わりにもなりゃしない。
まだ当時は自販機が少なく、買い食いは同級生にチクられるので、なかなか好きなものを買って飲んだり食べたりできなかった。
においや煙を保存したい
2025.09.14
子どもの頃に執着していた事のひとつ。
においや煙を保存したい。
袋やビンを利用して、中に閉じ込めて保存したい。
なんてつまんない事を考えていたのだろうと思うけど、技術が進歩してもなかなかできないことじゃないかと思う。
そもそも、その必要があるか?って・・・・・・
良いにおいか悪いにおいかはさておき、いまのSNSと共通点がある。みんなで共有して楽しみたかったのだろう。
たとえば、ばあちゃん、こんなにおいだったよ!って、持っていって伝えたかったんだろう。
(おならも保存したかったに違いない)
気に入ったにおいを保存しておき、何年かたってから嗅いでみると思い出に浸れるかもしれなかった。
当時やっていたこと。
蚊取り線香の煙にビニール袋をかぶせてサッと口をとじて、保存できたはずだ。
あとでソーッと開けてみると、煙は出てこない。においは微妙に有る。
煙はどこへ行った? (袋の内側に付着したんだろうな、たぶん)
そういえば、あの頃、
手紙の最後あたりに「ここは香水のかおりがします」と書いて丸く囲ったりした。(笑)
漫画の付録や学習雑誌などに
「(このへんを)つめでこすったらにおいがします。ためしてみて」という付録が無かったっけ?
それと、ポプリと呼んでいたけど芳香剤のつぶつぶ、あれが一時流行って、筆箱に入れたりお守りのような袋に仕込んだりして、時々取り出してはクンカクンカしていた。
たぶんガチャガチャの景品だったか。
においや煙を保存したい。
袋やビンを利用して、中に閉じ込めて保存したい。
なんてつまんない事を考えていたのだろうと思うけど、技術が進歩してもなかなかできないことじゃないかと思う。
そもそも、その必要があるか?って・・・・・・
良いにおいか悪いにおいかはさておき、いまのSNSと共通点がある。みんなで共有して楽しみたかったのだろう。
たとえば、ばあちゃん、こんなにおいだったよ!って、持っていって伝えたかったんだろう。
(おならも保存したかったに違いない)
気に入ったにおいを保存しておき、何年かたってから嗅いでみると思い出に浸れるかもしれなかった。
当時やっていたこと。
蚊取り線香の煙にビニール袋をかぶせてサッと口をとじて、保存できたはずだ。
あとでソーッと開けてみると、煙は出てこない。においは微妙に有る。
煙はどこへ行った? (袋の内側に付着したんだろうな、たぶん)
そういえば、あの頃、
手紙の最後あたりに「ここは香水のかおりがします」と書いて丸く囲ったりした。(笑)
漫画の付録や学習雑誌などに
「(このへんを)つめでこすったらにおいがします。ためしてみて」という付録が無かったっけ?
それと、ポプリと呼んでいたけど芳香剤のつぶつぶ、あれが一時流行って、筆箱に入れたりお守りのような袋に仕込んだりして、時々取り出してはクンカクンカしていた。
たぶんガチャガチャの景品だったか。
シンプルZ80マイコン(9)
2025.09.13
ROMを書き込む装置がない場合、
毎回、電源を入れるたびにトグルスイッチをパチパチやってプログラムを入れ直す。
バッテリーバックアップを組込み、毎回やらなくても済むように工夫する。
電池切れや暴走で消えたら仕方ない。またパチパチ入力する。
ダイオードでROMを作ってブートローダを実現する(ヤメレ)。
ROMの書込ってやつは当時の自分には敷居が高く、製作記事は見たが、
やはり地獄のトグルスイッチ方式
1バイト、1ビットたりともミスは許されない一発勝負(笑)
こんな地獄の三丁目みたいな物、ROMライタは欲しいけれど作りたくもなかった。
ROMはどうやって手に入れたかと言うと、MZ-1P07がヘッドから煙を吹いて壊れたので、そこから抜いた2764が2個
エレキットのおしゃべりさんの音声ROM、地元の嘉穂無線の店が在庫処分で安売りしていたので、その時に買い込んだ。これを消去すれば使えるだろうと。
MSXのスロットに差し込んで、BASICからの制御で書き込むものを自作したのは1992年のこと。
最初は50msパルスで2764を書いていた。
書き込むのは良いが消去できないと、書き直しや再利用で困る。
いわゆるイレーサーが必要。紫外線ランプを利用する。
日本の端っこの田舎だったから、紫外線ランプなんかどこで売っているのか見当もつかない。
蛍光管の一種で、一般の蛍光管は白いけど、紫外線蛍光管は透明で内部に水銀の粒が見える。
4W程度のものが使いやすい。直接見ないように、必ず、箱に入れて照射する。
イレーサーを持っていなかった学生時代、床屋の息子に頼んで、殺菌灯で消してきてくれと帰省時にROMを預けたものである。
イレーサーは上司から使い古しの物を譲り受けて最初の頃使っていた。
タイマーが無いから、自分で時間を管理する必要あり。
引き出しがついていて、そこに2716だったら3個、2764は横向きに1個入るかなという物だった。もともと24ピン用の引き出しなんだな。
ROMライタは自作もしたが、就職先がROMライタの会社だったので、私用で使うのはまずいだろうけれど上司に申し出てみたら別に構わないんじゃないと、当時は緩かった。
会社で借りることはできたが、やはり手元にないと、すぐ使いたい時に不便だ。それで購入を検討しながら、ボーナスで買うなら現物支給で良いなと・・・
半分本気+半分冗談で、今度のボーナスは現物支給でいいです(ROMライタ)と言ったら本気にされて、営業部の人が来て、どの機種が良い?オプションどれにする?と聞かれた(笑)
毎回、電源を入れるたびにトグルスイッチをパチパチやってプログラムを入れ直す。
バッテリーバックアップを組込み、毎回やらなくても済むように工夫する。
電池切れや暴走で消えたら仕方ない。またパチパチ入力する。
ダイオードでROMを作ってブートローダを実現する(ヤメレ)。
ROMの書込ってやつは当時の自分には敷居が高く、製作記事は見たが、
やはり地獄のトグルスイッチ方式
1バイト、1ビットたりともミスは許されない一発勝負(笑)
こんな地獄の三丁目みたいな物、ROMライタは欲しいけれど作りたくもなかった。
ROMはどうやって手に入れたかと言うと、MZ-1P07がヘッドから煙を吹いて壊れたので、そこから抜いた2764が2個
エレキットのおしゃべりさんの音声ROM、地元の嘉穂無線の店が在庫処分で安売りしていたので、その時に買い込んだ。これを消去すれば使えるだろうと。
MSXのスロットに差し込んで、BASICからの制御で書き込むものを自作したのは1992年のこと。
最初は50msパルスで2764を書いていた。
書き込むのは良いが消去できないと、書き直しや再利用で困る。
いわゆるイレーサーが必要。紫外線ランプを利用する。
日本の端っこの田舎だったから、紫外線ランプなんかどこで売っているのか見当もつかない。
蛍光管の一種で、一般の蛍光管は白いけど、紫外線蛍光管は透明で内部に水銀の粒が見える。
4W程度のものが使いやすい。直接見ないように、必ず、箱に入れて照射する。
イレーサーを持っていなかった学生時代、床屋の息子に頼んで、殺菌灯で消してきてくれと帰省時にROMを預けたものである。
イレーサーは上司から使い古しの物を譲り受けて最初の頃使っていた。
タイマーが無いから、自分で時間を管理する必要あり。
引き出しがついていて、そこに2716だったら3個、2764は横向きに1個入るかなという物だった。もともと24ピン用の引き出しなんだな。
ROMライタは自作もしたが、就職先がROMライタの会社だったので、私用で使うのはまずいだろうけれど上司に申し出てみたら別に構わないんじゃないと、当時は緩かった。
会社で借りることはできたが、やはり手元にないと、すぐ使いたい時に不便だ。それで購入を検討しながら、ボーナスで買うなら現物支給で良いなと・・・
半分本気+半分冗談で、今度のボーナスは現物支給でいいです(ROMライタ)と言ったら本気にされて、営業部の人が来て、どの機種が良い?オプションどれにする?と聞かれた(笑)